職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

音の無い透明な爆発

2007年11月18日 | ヤスさん日記
ナガさん、大壁画の進行状況はいかがでしょうか?
岡本太郎の明日への神話のような
どでかくて透明な爆発したような
そんなものもいいなー
と思う今日この頃です。

語り合いの中での
新しい自分の発見
それはコトバのチカラ
こんなことを思っていると
知った時の自分が切なく愛おし
また輝き。
とか、
そんなんじゃないと思いながら
話し続けている時の
滑稽さ、
ちょっと立ち止まって
考えてみれば良いのに
とか。

最近口をついて出ることが
自分がどんな方向に向いているのかの
試しごとだとの認識で
そんな機会をもっと作ろうと。
バーンとした時の
その透き通った音の無い爆発
そんなのがやはりいい。

そしてそれについて
考える切っ掛けをくれる
大切な人たち
が、ありがたいことです。
明後日の方向から
今へ連れ返してくれる人
何気ないことを
大切なことへ変換してくれる人
全てが弁証法的に
新しい次元に導いてくれます。

地獄への道は
善意で舗装されているらしいですが
本物の道は茨の道
光を伴った足で進むには
自分も信じてあげなければ
であります。

さて、冬の匂いが広がり
この引き締まった空気が
明日への希望を
持ち運んでくる訳ですよ
それをいっぱいに吸い込んで
ゆっくりと眠りたいな
と思う職人なのでした。
コメント
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