昨日は好天の中、お彼岸の間は行くヒマがなかったこともあって、遅い墓参りに行きました。母と妻、弟、私の4人です。
うちは早稲田と本駒込の2箇所に墓があり、早稲田は父方の墓。
毎回、ここの墓参りには楽しませていただいているのですが、 妻はこのお寺はデビューになります。
妻には副住職のご母堂の話は何度か聞かせていたのですが、実物を目の当たりにしてだいぶ驚いたみたい。
先ず妻は、ここで出されるお茶を一口飲んで絶句!
飲めば飲むほど喉が渇くというお茶で、この日、副住職のご母堂は一度入れたお茶にお湯を注ぐという不思議な行為をいたしました。
驚く妻に、それを知っている私たちは暖かく微笑む次第。
即座になぜ誰もお茶に手をつけないのか理解したようです(逆にお湯と変わらなく薄い時もあるのですが)♪
副住職のご母堂、前の嫁のことはまるで覚えていないのか、弟とわたしをしげしげ眺め、「どちらがご長男でしたっけ?」という始末。
毎年、お彼岸とお盆には行ってるんだから、いい加減覚えろよなって感じですが、その分、こちらは気楽でしたがね〜(苦笑)
母が護持費 とお塔婆代を収めようとした時、金額を見た副住職のご母堂は
「ああ、お塔婆代は一番小さくて安いやつでいいのですね?」と、いつもの平常運転です。
さすがわが母は慣れたもので、
悠然と「ええ、一番小さいものでけっこうです」と応えました。母に一本!
さて、墓参りにいつものお線香(その様子はこちらのマンガ参照)。
ご母堂はお線香を渡すとき、必ず火のついてる方を人に向けて渡すのですが、それを知らない妻にお線香を任せることはできません。
私が線香を受け取ろうとしましたが、なぜか火のついた方をあくまで向けてくるので、一度手を止めてもらって線香の根元を持つことに成功!(と言う程のものではありませんが)。
早稲田から本駒込に向かうタクシーの中では、ご母堂の話題で持ちきり。
まあ、今回はその実力の半分も見せていませんが、最近は慣れてきてネタになってきてはおりますが(笑)。
写真はすべて、本駒込の吉祥寺。毎年、お盆とお彼岸しか行かないので、しだれ桜の咲いているお寺は新鮮に映りました。
ここでお墓の前でパチリ!
写真は公開できませんが、母の嬉しそうな表情にこちらも幸せになりました。
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