昨日は安倍総理の70年談話。
村山談話を継承しつつも、「おわび」は過去形にして直接の謝罪は避けるという内容は評価できるのではないでしょうか。
各党で賛否両論あるというのも、ここまで与党野党で話がこじれている中、全員の意見が一致するというのも変な話ですから、それもまた良しです。
さて、今日の”おはよう日本”では「駅の子」という、終戦直後ストリートチュルドレンになっていた人の話でした。当方、「インドのアチャールくん」の著者であるという関係もあって、つい見入ってしまったのですが、「どんなことがあっても戦争はいかん」のセリフに興ざめ。
やっぱりそこを言わせたいのかと。
元「駅の子」であるこの方がご自分の経験からそう思うのは当然だし、それはその通りなのですが、そこに局側の意図を盛り込まれているのが、なんともあざとい。
はっきり申し上げて「どんなことがあっても戦争はいかん」では戦争は止められんのです。
戦争があればどんな悲惨なことになるか、被害者がどんな目にあっているか。
それを知ることは大切だけど、チベットやウイグルの人たちが、どんな目に遭っているのかを見ればわかるように、 侵略する側にとって、被害者がどんな目に遭おうと知ったことではなく攻め込んでくる。
戦争が起る原因というのは、大きく分けると2つしかなく、それはエネルギーの争奪と宗教です。日本の場合、後者は島原の乱くらいで、これからも宗教が原因の戦争は起りにくい。
尖閣や竹島、北方領土などは前者のエネルギー争奪が関わってくるわけで、話は争いの原因からはじめるべきなのに、感情論ばかりに終止しているのが何とも残念です。
続きはまた後日。
明日は「顔は心の鏡」の続きです。
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