翌日の日曜、サントリー美術館で開催中の「吹きガラス 妙なるかたち、技の妙」展を見に行きました。
いやいや、サントリー美術館の企画にハズレなし。
今回の展覧会も面白かったですね。
ローマ時代の古いガラス工芸から、ベネチアングラスなどヨーロッパのガラス工芸、日本のガラス工芸など、古今東西の吹きガラスを一堂に集めた見応えのある展覧会でした。
さすが飲料会社のサントリー、各種グラスの妙なるかたちは看板にいつわりなしです。
工芸品としてのガラスの面白さはもちろんですが、展覧会ではどうやってガラスを加工して、そのかたちにしたのか?…親切な解説を絵図と一緒に展示していたところが良かったです。
私もガラスは完全に専門外ですので、実際に見てもどうやって作っているのか、まったく見当がつかなかったのですが、どうやら飴細工に近いプロセスで作っているのが面白い。
ガラスの歴史として面白かったのが、最初の段階ではケイ素に不純物が入るとガラスに色がつくわけですが、それを透明ガラスにしていったという過程がちょっとした驚きでした。
私たちはガラスといえば、透明なものだと思っていましたが、古代においてはそうでなかったのですね。
「吹きガラス 妙なるかたち、技の妙」展は6月25日まで開催。
後半の展示も見に行く予定です!
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