週末の金曜に義母が拙宅にお泊りに来ました。
妻と義母は長いこと母娘二人で暮らしていたということもあり、仲良し親子。
お嫁に行ったのは嬉しいことでもあるようですが、やはりお年を召した方の一人暮らしはさびしいようで、たまのタイミングでお呼びすることにしています。
義母はまったくと言って良いほど邪心のない、天然なお方です。
張り合うところがないので、私の実母ともうまく行っているのですが、天然すぎて何を言っているかわからないことも、しばしばです。
この日は会話の中で、よく高齢者が名前を失念する場面に遭遇。
「誰だったっけ、あの人。マライヤ・キャリーじゃくて…」
「お母さん、もしかしてアンジェリーナ・ジョリー?」
「違う、違う。そうじゃなくって…」
と、よくよく聞いてみると、なぜかキーワードになった人の名が横山大観です。
「まさか、お母さん。岡倉天心?」
「そうそう、その岡倉天心!」
どういう思考回路で、マライヤ・キャリーと岡倉天心が結びつくのかわかりませんが、義母的にはどこかでつながっていたのでしょう。
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