年が明けてしまいましたが、絵画と関係ない話でムダに長続きしている「フィリピン絵画制作記」ですが、今回は13回目になります。
クライアントの奥さまがカトリックということもあるので、「13」で終わるのは余り好ましくありません。本日は正月二日ということもあるので、人畜無害なフィリピンの外食についてUPしたいと思います。
↑↓ 上下のものはマニラの「頤和園(Emerald Garden)」の豆腐と白身魚の炒め物と、ゴーヤーと牛肉の炒め物。中華料理店ですが、完全に甘酸っぱい味付けのフィリピン料理です(笑)。
熱帯なのに辛みはもちろん、香辛料をほとんど使わないのがフィリピンスタイル。
お子さま向けの味と言えるかもしれません。
アメリカの植民地だったことが大きく、そのためファストフード店がいっぱいです。
↓ こちらは滞在中、唯一食べた日本料理店「東京東京(TOKYO TOKYO)」。
テリヤキ定食をいただきましたが、食べて一口「ウフッ」と笑ってしまう、ジャパニーズ・フィリピン料理。
ネーミングを見ても、経営者が日本人でないことはわかりますが、社長は日本の飲食店で働いていて、帰国して立ち上げた店が大成功したようです。
日本人が食べてるのは見たことありませんが、フィリピンでは大人気です(笑)。
一方、こちらはフィリピン滞在中一番美味しいと感じたファストフード店「MAX’S」。
見ての通り、フライドチキンがウリのファストフード店ですが、鶏の肉質といい、フライの揚げ加減といい、昨日今日で完成された味ではありません。
見れば「50 years Anniversary 」というポスターが店にあり、名前はスペイン系、顔は華僑の創業者が立ち上げて50年めとのこと。
ケンタッキーより油っこくなく、バナナ・ケチャップという奇妙な調味料と不思議なマッチングですが、それが不思議と旨い♪
トッピングがみな中華で、チャイニーズのメニューが多いから、やっぱり華僑の経営者かな。ちなみにフィリピンの財閥のほとんどは華僑が握っています。
でも、中国と仲が良いってワケじゃないのだから、一枚岩じゃないんでしょうね。
考えてみれば、中国共産党が嫌いで華僑になった人たちは多いだろうから、不思議じゃないですが。
↓ こちらは一番多く行った中華「Hang Chow」。
Facebookで公開したら、「杭州」という意味だろうというコメントをもらったので、杭州出身の華僑なのかもしれません。
手頃な値段と(1ペソも払ってませんけど♪)、野菜の多いメニュー。
それに見合う”適度に美味しい味”。クライアント宅から近いこともあって、1日おきか、2日おきくらいに行きました。
明日も来客があるので、まとめの最終回は難しいかも。
連続で続いてる「フィリピン絵画制作記」の間に何かはさみたくないこともあるので、また「食」の続きになるかもしれません。
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