安倍元総理が奈良で凶弾に倒れてまだ10日あまり。
未だに信じられない気持ちですが、まだ四十九日も過ぎない中で死者を鞭打つ信じられない記事が、あの大手新聞社から出されました。
あまりに酷いと大炎上しているそうですが、一方でこれらの川柳を喜んだり共感している人も一部いるのが何とも残念な気分です。
こうした人たちが事あることに取り上げるのが、「安倍元総理のモリ・カケ問題が国葬に値するのか?」ということですが…いやはや、何を言ってるのでしょう?
安倍さんも夫人もまったく関与していないことは、司法でハッキリ結果が出ています。
無実が証明された「モリ・カケ」をウソだと言って憚らない人たちは「必殺シリーズ」の仕事人や仕置人になったつもりなのでしょうか。
まあ実際に「安倍を叩き斬ってやる!」と言った大学教授もいたけどね(苦笑)。
必殺シリーズは、ドラマの中で悪人たちの所業が明らかにされているので、退治される場面に見る人は満足します。しかし、無実が証明されたモリ・カケを「実は有罪だ」と言うのは、これはもう妄想の世界でありファンタジーです。
司法が無実と判決したのに、「疑いを持っている」だけで有罪を主張するのは、気にくわないものを抹殺するファシズムの思想と何ら変わりありません。
▲生きていれば避けられないトラブル。
そこから脱け出す知恵がこの本には詰まっています
実はわたくし…スケールは遥かに小さくはあれど、そんな疑惑をかけられる経験を致しました。
私は先月末までマンションの理事長を4年間やってきたのですが、ここ1年ほどで大変な目に遭いました。
1年前に新しく理事になった人から、まとまった金額が動く懸案に関して「理事長は業者や関係者たちとつながっているでしょう」というメールを、事あるごとに送りつけらてきたのです。
しかも弁護士を雇ってメールを書かせていたのですから、困ったものです。
もちろん何をどう突いても、何も出てくるはずないのですが、当の本人は私が何を言おうと「疑わしい」というだけで有罪を決めつけ、長文のメールを送りつけてきます。
マンションの理事長など小さな権限しかありません。まわりの理事とも協調していかないと何事も動きません。
おかげで下水道のトラブルなど、火急の決定をしないといけない事項にも、ほとんど妨害に近い横槍が入り、多くのことが1ミリも進まない有様でした。
これは、マンション内の懸案について意見が合わなかったことが始りでした。
私の意見が正しいか、その人の意見が正しいか、どちらかはわかりません。
ただ彼は自分なりの「正義」があって、どうやら私を「業者や関係者と繋がった悪の存在」と確定していたようです。
よっぽど私のことが好きだったのかねえ(笑)。
自分の立場と比べるのも何ですが、最初から「有罪ありき」と決めつけられる点は、川柳を喜ぶ人たちに似てると思った次第です。4年間務めた理事長は6月で無事退任、新しい理事の方々は問題なくやってくれそうで良かったです。
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