稀勢の里、横綱昇進は満場一致
長かった、お疲れ様でした。
それにしても満場一致で横綱昇進とは、横審もさすがです。
世間では「初優勝で横綱とは」「二場所連続でないのに」という声もありますが、日馬富士や鶴竜の横綱昇進を思い出してください。
たしかにあの二横綱は、二場所連続優勝して綱をつかみましたが、見方を変えればたまたま二場所連続優勝したと言えなくもありません。
今場所の休場や前後の成績を見ても、あの連続優勝以外に目覚ましい成績があったかといえば、そうとも言えません。
冗談で「稀勢の里は何度、準優勝すれば気が済むんだ」なんてことも言われましたが、昨年は勝ち星の最多勝をあげているなど、地力の面で他の力士の追従を許さないのは見ての通りです。
それにしても「綱は一気につかむもの」とは、日馬富士や鶴竜の昇進に当てはまるものであり、ある意味地道な努力を顧みない言葉かもしれません。
ところでみなさま。
平幕力士の地位でも三場所連続で優勝すれば横綱になれるというのはご存知でしょうか?
お若い方はもちろん、年配の方でも知らなくて当然。
それをなしえた力士はかの双葉山以外にいないのです。
あの伝説の69連勝はその時、横綱に昇進した時の記録。
白鵬も稀勢の里にその記録を阻止されたわけですが、今場所千秋楽の相撲を見る限り、あの相撲をまた振り返る次第。
ともかくも綱を締める横綱稀勢の里の土俵入りを早く見たいものです♪
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます