今、磯田道史先生の『徳川家康 弱者の戦略』を読んでいますが、最初の方に面白い記述がありました。
実は徳川家康は寅年でなく、卯年だったというのです。
山岡荘八の『徳川家康』では、寅年、寅の刻に生まれたというのですが、それは戦国時代という背景にした作り話だということです。
戦国の世でウサギでは狩られてしまう方で、家臣の手前、狩る方の虎にしたというのですね。そういえば豊臣秀吉も元旦生まれということになってますが、実際これも作り話みたいだしね。
考えてみれば徳川家康公、虎ってイメージじゃないよね。
戦上手だったそうだけど、ウサギのイメージの方がぴったり来ます。
大河ドラマの『どうする家康』では、岡田くん演じる信長が「オレの白ウサギ」というセリフがあるけど、その点を鑑みたものかもしれません。知らんけどな(笑)。
今年の干支は卯年ですが、関係あるのかな。
私のまわりはウサギ年の人がけっこうおりまして、親父も卯年だったし、弟もウサギです。花風社の浅見社長も卯年というわけで、今年の個展にはウサギを出してみようかな。
▼こちら、親父をモデルにした作品。ねえ、お父さん。もっとお話聞かせてよです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます