相変わらず給湯器が届かないわが家…昨日は私の誕生日でしたが、少し離れたところにあるお風呂屋さんに行き、帰りに食材を買って帰るコースで、ささやかなお祝いをすることにしました。
東京周辺の湯は黒い鉱泉が多いのですが、ここの湯もそれで有名。
どんな感じか楽しみにしながら、たまたま3時半の開店時間にお目当の銭湯に到着しましたが、風呂屋の前は開店を待つ高齢者のみなさんでいっぱいです。
港区だか東京都からは、高齢者に銭湯無料のチケットを配布するのです。
…むむ、こ、これは。
ちょっとイヤな予感がしましたが、風呂のない我が家に選択権はありません。
すると、原チャリに乗ってきた丸坊主高齢の男性が…
「何だよ、オレが普段停めてるトコに勝手に、バイク停めやがったヤツがいるよな。
ふざけんなってよ」
と言いながら、並んでる私たちの前を横入りしていくではありませんか。
はは〜ん。これがいわゆる風呂ボス、悪名高き銭湯の常連だな〜と思い、普段なら注意するところをスルー。
脱衣所に入ると、その風呂ボス。
自分が割り込んできたのに、私のことを睨みつけてくるではありませんか。
関わってはマズイと思い、すぐに視線をそらし、ゆっくり服を脱ぎ中に入ると、狭い湯船はすでに常連の高齢者でいっぱいです。
(ななな、なんだ、この人たち? 身体洗わないで湯船に入るんだ)
注意すると面倒なので、まずゆっくり体を洗い、湯船が空いたのを見計らって入ると、そこの丸坊主の風呂ボスが…。
入らずにいても面倒なので、「失礼します」と一礼して湯船に入ると、風呂ボスは「おう、ここ空いたよ」と場所を作ってくれました。
まさか、「別にアナタの湯船じゃないですけど」とは言えず。
「ありがとうございます」と言って入ると、ちょっと機嫌よさげでした。
風呂の中では、大声で先日札幌で転落した歌姫の話。
あとで、その銭湯のレビューを見たら「湯も従業員さんも素晴らしいのに、常連の高齢者さんが残念」という声でいっぱいでした。
でも3年前のレビューは、もっとひどかったようで、それでも改善されたようでした。
贔屓の引き倒しじゃないけど、70過ぎの高齢者の方々に残念な人が多ずぎると思った1日でした(苦笑)。
こちら、妻が誕生日プレゼントに買ってくれた生ハムです。
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