昨日はコワいクライアントさんの目を盗んで、昼間家を抜け出して目黒までやってきました(笑)。
マヤ・バザールで切れてしまったカレーの材料を購入するのと、しばらくぶりの訪問で目黒マーダルのパロタランチを頂くのが目的です。
注文したのはバターチキンとほうれん草のカレーという、インネパ料理の王道でしたが、前の記事を見てもわかるように、さらにクオリティが上がっていたなあ。
巷に数多あるインネパ料理と目黒マーダルの大きな違いは、日本人スタッフによるインド&ネパール料理だということです。
多くのインネパ料理店の多くは、文字通りネパール人スタッフによるものが多く、凡庸な店はインド料理からタイ料理まで揃えているんだけど、何がやりたいのか、よくわからないところが多いものです。
一方で、プルジャ・ダイニングのようにプルジャ姉さんの突出した才能によって支えられているお店とか、閉店してしまいましたが、大塚のダルバートのような本格的ネパール料理ではない。丁度良い塩梅の、かゆいところに手が届く日本人によるインド&ネパール料理とでも言いましょうか。
目黒マーダルのイチオシはやさしい味付けのカレーはもちろん、何と言ってもアツアツで出されてくる絶品のパロタ(写真真ん中)でしょう。パイ生地状のインドのパンですが、これがカレーとの相性抜群です。
ほとんどのインド人が食べないナンを出すのではなく、パロタを極めるその心意気や良し!
合わせるカレーは、ネパール料理というより、ベンガル料理に似たマイルドでほっとする家庭的なお味で、パロタにどっぷり絡めて食べるのは何とも絶妙なバランスです。
辛味が足りない人には、特製の辛味調味料もついてくるのが嬉しいところ。
やはり20年続く店というのは、日々の精進が違うものと感じた次第です。
店内は靴を脱いで入るというのも、日本人にとって嬉しい居心地良さでしょう。
次回は夜にチベットのギャコック鍋でも頂きたいもの。
さーて、リフレッシュしたからには、原稿の仕上げを………今やってます、今やってます(笑)。カリカリカリカリカリカリカリカリ(ペンを走らせる音)♪