小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

殺人の品格

2007-01-12 14:40:28 | Weblog
年明け早々、世間のあちこちでバラバラ殺人の話を聞く。聞くだにユーウツになりそうな事件だが、何だか慣れてしまって「ああ、またか」という感じになってしまったのも困ったものだ。
個人的には歯科医・次男の妹殺しにもびっくりだが、年末に歌舞伎町で見つかった胴体殺人の犯人には、さらにびっくりだった。何が驚いたって、場所柄、ヤクザが見せしめにやった犯行かと思っていたのに、犯人が普通の主婦で、しかも被害者の妻だったことにである。さらに被害者がモルガン○スタ○ンレーだかの証券マンだったというんだから、念が入った話ではないか。
いや冗談ではなく、骨付きの鶏を出刃包丁で切るのさえ大変なのに、人間・・・しかも、家族を殺してバラバラにするとはフィジカルなエネルギーはもちろんだが、そのサイコエネルギーは大変なもの。きけば被害者の亭主はDV夫だったらしく、殺されて気の毒ではあるものの、本人にまったく非がなかったというわけでもなさそうだ。それにしても簡単に女性の鼻だか頬骨を陥没させたり、やられた方も簡単に殺してバラバラにしたりと、行動に歯止めがなさすぎる。
この世の中の傾向、多分行くところまで行くんだろうが、10年20年前から留まる気配どころか、ますます加速していきそうな雰囲気だ。ちょっと前は、普通の主婦がバラバラ殺人の犯人なんて考えられなかったのに・・・よくわからん。
コメント (4)
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