浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

速読とかフォトリーディングとか

2006-03-22 01:03:54 | 日記
最近、よく聞きますが。
よく人から「本読むの早いですね」と言われる。
特に速読とかそういう「訓練」をした経験はなくて、
単に本を読むのが慣れているだけ。

大体、文庫本一冊だと2時間くらいかな。

正直言ってこれ以上早くならなくていいや、と思っているんだよね。
たとえば「本を読む」という行為は内容を理解する、という
ためだけではなくて、その2時間なら2時間を楽しむため
のものだと思っているので。
早けりゃいいってもんでもないよね。
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姑獲鳥の夏 on DVD

2006-03-21 02:48:22 | DVD、映画
遅ればせながらDVDを見ました。

ふと思ってこのブログで京極夏彦のことを書いたことがあるかな、
と調べてみたんだけど、ないね。
つまりこの2年くらい新作を出していないんだな。。。
まだかな、邪魅の雫…。

京極夏彦を知らない人はまぁネットを検索してください。
ミステリの世界では有名な人だから。

彼のデビュー作が映画になりました。


「あんなのどうやって映画化するんだ?」と思っていたけど、
全体的な雰囲気はマッチしているし、配役もそんなに不満はない。
(木場修がなぁ…)
まぁ一生懸命映画化した、という感じですね。

ひとつだけ大きな不満がある。
DVDをPCに入れるとまず予告編が流れる。
これが飛ばせない(早送りは出来るけど)
これが面倒。
なんでこんなことするんだろうね…。
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新宿スワン

2006-03-21 00:01:26 | 
こないだヤングマガジンの「センゴク」を読みたくて。
いつもは立ち読みをしているんだけど、
新幹線の時間に間に合わそうだったので、
「えーい」とヤンマガをかった。
まぁ新幹線の暇つぶしになるしね。
ヤンマガって基本的にはあまり買わないんだけど、
だらだらと読んでいたら「うーむこれは。」と思う
漫画を見つけた。

「新宿スワン」
その後本屋で見たら3巻まで出てるとのことで一気に買ってしまった。。。

新宿歌舞伎町に生きるスカウトマン
(=歩いている女性をスカウトして水商売の店に紹介する仕事)
の話。

そういうアンダーグラウンドな感じがヤンマガっぽいといえば
ヤンマガっぽい。
でもそれだけじゃなくて、組織における男の話だったり、
受けた仕事を理解し、それをどうこなすか、ということも書いてある。

男って基本的にめんどくさい。

でも面白い。
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続・逆境ナイン

2006-03-20 23:39:40 | 
続き。
昨日は古本屋で2~5巻ゲットでしたが、今日は
本屋で1巻と6巻ゲット。
これで全部そろいました。
うーむ、この本は一家に全巻
きっちり揃えておくべき漫画ですね。



六巻から一番好きな台詞を。


井の中の蛙、大海を知らず…
確かに蛙は大海を知らなかったかもしれない。
だが…、
“通用しなかった”とは言ってない!!


どうですか、このポジティブさ。
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逆境ナイン

2006-03-19 22:18:19 | 
大昔に好きで、去年くらいに映画にもなりましたね。
買おう買おうと思っていたんだけど、買いそびれていた。
今日古本屋に行ったら再販されたものが2~5巻まであったので、
えーいと購入。

家に帰るまで待ちきれないので隣のモスバーガーで
カツカレーバーガーを食べながら読み終えてしまった。
(余談ですがカツカレーバーガーはどうもカレー感が足りませんね…)



北海道の生んだ偉大なる漫画家、島本和彦の代表作。
まぁ野球漫画なんですが熱い熱い。
どのくらい逆境が続くかというと、
・9回裏自分たちの攻撃で相手との点差が100点。
・明日試合だと言うのに9人のチームのうち6人が出場できず。
  (しかもその理由が赤点のための補講)

作品にあふれる名言はかなりグッと来ます。

「ここに二枚の板がある!!
『すすむ』
『にげる』
どっちかを選べ!!
そして選んだほうはおれからのプレゼントとする!!
明日の試合がおわるまではもっていてもらおう
いや……
一生もっていてもいいぞ!!」
(一生逃げるのはいやだが、一生すすむのもつらい…)
「逃げるが勝ちという言葉もあるよな…な?」
「じゃあ逃げろ!」

「いやだぁ!」


「所詮男は一人!」

「たかが100点差、形の上だって勝ちます!!」

「まぐれが100回続けばもう誰もまぐれとは呼ばん!
 それは実力と呼ぶのだ!」


うーん、どうも伝わらない。。。
読んでください、ぜひ。

ちなみに僕、以前作者の島本和彦氏と会ったことあります。
握手してもらって、「突撃ウルフが好きでした!」というと、
「いやいやあれは…」とかなり照れてました。
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新幹線の中で

2006-03-19 19:57:20 | 
金曜に郡山、仙台、八戸と回り、八戸に泊まる。
土曜日の午後に八戸から東京に戻ってくる。

これだけ新幹線に乗っていると何より本を読む時間がたっぷりある。

「これだけは、村上さんに言っておこう」

以前、インターネットで村上春樹がやっていたホームページの
中の質問なんかをまとめたもの。
リアルタイムでみていたし、まとめられたCD-ROM版ももっているん
だけど、まぁ出たんで買うか、という感じ購入。

コールドゲーム

先日の、「噂」に引き続き荻原浩の本。
高校生の主人公が中学時代の同級生が何者かから襲われたり、
いやがらせを受けたりすることを調査することから始まる
ミステリー(というよりホラーかな)
いじめという重い話題を扱っているけど
ストーリーや結末はある程度さわやかに収まっていて、
いやーな感じはしない。

「噂」のときもそうだったけど、小説になる中学生や高校生の
会話ってどうも「さむく」なることが多い。
でもこの人の書き方はそうならずに済んでいることが多いと思う。
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ダヴィンチ・コード

2006-03-19 19:53:29 | 
最近、どこの本屋に行っても平積みになっていますね。


読もうかな、と思っていたけどどうも翻訳物のミステリは
フィットしないこと多くて二の足を踏んでいた。
文庫本になったので、「もしつまらなかったら続きを買わなければいいか」
と思って八戸から上野への新幹線の中で上巻だけ読んでみた。

これがまた…おもしろい!

上野についてすぐ中巻と下巻を買って、
一気に読み終わってしまった。

のっけから話ががんがん進んで行き、途中途中に
「え?ほんとう??」と思うような歴史の謎解きがある。
「最後の晩餐」というダヴィンチの絵に大きな謎があったり
するけど、そもそも「最後の晩餐」という絵なんてまともに
みたことなかったし。

これはすごいね。

書かれている内容が全部本当だとは思わないけど、
一つの歴史ミステリとしては白眉。

このシリーズが第二作らしくて、第一作目は
すでに出版済み、第三作目は4月に出るらしいけど、
そちらはどうなんでしょうね?

読んでみようかな。


最高のエンターテイメントの四つ星★★★★☆
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焼きたてパン

2006-03-18 00:21:13 | 日記
東北に行くときには上野駅から新幹線ですが、
10分でも時間があったら上野駅の本屋に行く。
中央改札の方。
行ったことがある人はわかると思うけど、
途中にシュークリームのお店があっていつもいい匂いがしている。
ちょうど昼時だったので、シュークリーム…ではなくて、
アンデルセン、というパン屋さんでパンを買う。
ちょうど「焼きたてがあがりました~」という声と共に
抹茶の食パンみたいのが出てきたので即ゲット。
新幹線の中でコーヒーと一緒に食べる。



ちぎるのが申し訳ないくらいにやわらかい。
入っていた袋の内側にしずくがつくくらいの焼きたて。
窓の外は青空。
風は強いけど新幹線の中には関係ない。

うーん、いいね。
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イタリア独学日記18

2006-03-17 08:17:45 | イタリア語

【イタリア音楽】

ビートルズとQueenで英語を学んだ身としては
(あとロバート・デ・ニーロの映画ね)
イタリア語も音楽や映画で学びたい。
生きた言い回しとかアクセントとかって
やっぱり耳が大事。

僕のiPodにはあまりイタリア語の音楽って
入っていない。

辛うじて入っているものといえば、
昔、従姉妹に進められたAndrea Boccelliくらいかな。
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/andrea_bocelli/
この人はかなり好きです。
昔サラ・ブライトマンと「Time to say goodbye」を歌っていた人。
僕の好みの歌は「Vivo per Lei」
Vivoは「Vivere=生きる」の一人称単数形、
perは「まで」
Leiは「あなた」
良くわからないけど、「あなたのために生きる」かな。

今まではこの曲聞いてもなんのこっちゃ、
と思っていたけど、最近はちょっとだけ
リスニングが出来る。
ほんとにちょっとだけど。

「あ、いまQuestaって言った。あ、こんどはGiornaって言った」というレベル。

そうそう、荒川静香で有名になったトゥーランドットの
「Nessun Dorma」もなんかきいたことあるな、
と思ってたら結構前から僕のiPodに入っていた。
パヴァロッティとアンドレアのデュエットで。
ちなみにNessunは「誰も~ない」、
DormaはDormire(寝る)の二人称単数。
ということで「誰も寝てはならぬ」
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ビル・ゲイツの面接試験 富士山をどう動かしますか?

2006-03-17 00:03:34 | 
…と聞かれたらそりゃ興味を持ちませんか?
マイクロソフトや他の企業で面接に使用されている、問題などの解説。

そもそも答えなどないものもあるけども、
要は相手がどのような発想をするか、ということが
試されている。

最近、ちょっと数学パズルとかゲーム理論とか好きなので、
楽しめました。
頭の体操にもなるしね。

新しいことの興味を持ち出すと(数学、イタリア語)
何がいいって本当に世界が加速度的に広がっていく。
この本も、もともとは「暗号解読」という本を探して
書店の検索PCを使ったら数学のコーナーにあると
言われてそのコーナーに行ってみたから。
いままでだったら数学、理系のコーナーなんて一切
立ち寄らなかったのに。
いつも見慣れた書店の戸棚も行ったことないコーナーに行ったら
面白い本がざくざくとある。
楽しいなぁ。
…と言って本屋に居る時間が更に長くなる。

脳みそ柔らかくするための二つ星★★☆☆☆
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「噂」 荻原浩・著

2006-03-16 23:55:02 | 
どうも「噂」「都市伝説」というのに惹かれる。
なぜ広がるのか?広がったときの社会の騒動とか。
アメリカの都市伝説を集めた「消えるヒッチハイカー」のシリーズとか
好きだし、最近では「流言とデマの社会学」というのも読んだ。

(関係ないけど「消えるヒッチハイカー」は絶版なんですね。
 面白いのに)

「みんなが言っている」でもその「みんな」が誰かは
誰もわからない、という話は興味深い(恐ろしくもあるけど)

今日、本屋に行って「噂」という本を見つけて、即購入。


ある会社が商品プロモーションのために作り出した
「噂」が真実味を帯びてきて殺人が起こる、という話。
もう一気に読ませてくれて十分楽しめました。
ちょっと登場人物がとちゅう良くわからなくなったんだけど。
帯に「衝撃のラスト」と書いてあるけどこれに偽りなし。
大どんでん返しがあります。

なんとなく雰囲気が殊能将之の「ハサミ男」に似てます。雰囲気だけね。

楽しめる三ツ星★★★☆☆
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ランチの充実

2006-03-16 00:11:42 | 食べ物
最近、会社の周りのランチ事情が充実してきました。
まず、歩いてすぐのところに陳麻家が出来た。
美味しい。
この陳麻家については前も書いたけど、はまるんです。
1週間に1回は食べてるかな。

そしてそのちょい先に「アプニ館」というカレー屋が出来た。


バングラデシュ風カレーらしいですが、僕としては、
カレー粉が使ってあってご飯があれば何でもいいので
ありがたい。



カレー二種類選んでご飯、というセットで900円。
(これに食後のお茶とアイスがつく)

この店は結構賛否両論で、
「うまい」という人と「だめ」という人両極端。
どうやらカレーの種類によってばらつきがある様子。
オススメは上の写真の「キーマカレー」と「チキンカレー」
あまりオススメしないのは「玉子カレー」と「野菜カレー」
それらはどうも味がぼやけてる。

僕としてはカレーが食べたくなったら雷門通りの
浅草カリー亭まで歩いていっていたのでこの店が出来て
便利になった。

うちの会社の近辺(銀座線田原町)のランチでは、
名前忘れた喫茶店のオニオンポーク(今度写真撮ってきます。旨い)
陳麻家の陳麻飯(マーボー丼)と坦々麺ハーフ
ここのカレー。
蕎麦屋のむじなつきあつもり
が四天王です。

と言ってもここでランチを食べるのは地元の人くらいでしょうけどね。
みんな浅草のほうに行くだろうし。
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イン・ザ・プール

2006-03-14 11:15:12 | 
こちらも仙台駅の本屋で購入。

イン・ザ・プール



文庫化される前から気にはなってたんだけど、
毎回「まぁいいか…」と思って買ってなかった。
筋は…(直木賞も取ったし映画・ドラマにもなったので不要かも知れないけど)
型破りな精神科医のところにいろいろな病を抱えた患者が来て、
精神科医が型破りな対処をしているうちに治っていく、という話。
面白いし、さらっと読めるけど「だから何なんだろう」と思う
ところもないではない。
現代人は多くの病を抱えている、ということ?

とりあえず読んでおいた星二つ★★☆☆☆
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たまらんたん

2006-03-14 00:45:20 | 食べ物
仕事で東北に行くようになって何が楽しみって食べ物です。
いや、どこに行っても食べているんですが。

父親の実家が岩手でどうも東北系の食べ物、味に慣れているせいか、
東北の食べ物がやっぱり美味しい。

今日は仙台の牛タン定食。
うーんたまらないですね。

BSEでずいぶん打撃を受けたと聞いていたけど、そうでもないのかな?
やっぱり美味しい。
僕が仙台でよく行く牛タン屋は「利休」という店。
昼は定食が食べられるし、夜は居酒屋として飲める。
牛タンが厚いのにさくさくと歯で噛み千切れる。
美味しい♪

それから、先日八戸駅の出てすぐのすし屋で食べた寿司。
これで1,500円くらい。

八戸ではもう魚が食べられればどうでもいいや。
ちなみに酒の肴に頼んだ塩辛も絶品でした。
イカが有名な土地ですからね。
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東西文化比較論

2006-03-13 23:21:46 | 日記
という大げさなもんでもないんですが。

ジューススタンドといい、さくらもちといい、関東圏と関西圏の違いというのは多いですね。

食べ物でいうと、ちらし寿司。
皆さんはちらし寿司というとどんなビジュアルをイメージしますか?

僕は関東の人間なのでこれは迷い無く、
「酢飯の上に刺身、桜でんぶ、錦糸玉子なんかが乗っけてあるもの」
をイメージします。
(それと「ち~らし~…」と歌う北島三郎)

こういうのです。

でも関西は違うんですよね。
「酢飯に刺身を混ぜる

これはもうコンセプトが違ってしまってて面白いんですが。
関東は「乗せる」、関西は「混ぜる」

それから「エスカレータの並び」
エスカレータに乗るとき、急いでいる人のために
道を空けますよね?
一生懸命登らない人(つまり立ち止まっている人)は
どちらに並ぶか?
東京だと左ですね。(つまり右を空ける)
これが大阪だと逆。左を空けます。
大阪駅についてエスカレータに乗って
ふと立ち止まっているとどうも違和感があって、
「あ、そうそう右だ」と思ってよけることがあります。

ところで名古屋ではエスカレータはどちらに並ぶか?
昔ジョークで「真ん中」というのがありましたが。。。
正解は「決まっていない」です。
本当です。
だから名古屋駅のエスカレータなんかは、
東京出身の人は左に並び、大阪出身の人が右に並んでます。
当然のことながら急いでいる人にとっては迷惑です。

この辺に名古屋の「第三都市としての宿命」と「自主性の発揮」が
垣間見えるような気がします。
「東京のいうことは聞きたくない、
かと言って大阪の言うことも聞きたくないがや」
と思って決めてないんでしょうね。
(えー、名古屋のこととなるとどうも偏見が混ざりますが…。スイマセン)
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