浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

いつか読む

2006-03-23 20:58:58 | 
よく言われるのが「そんなに本を買って読まない本とかないの?」ということ。
あります、もちろん。
読まなかった本は基本的にはなかったことにしてしまいますが。
途中まで読んで「なんだこりゃ?」と思って止めた本もあるけど、
中には「本当に面白いんだろうけどどうも読めない」という本もあります。

先日本棚を整理して(正確には本のおける場所を増やした。下駄箱の上に…)
出てきた「読みたいけど挫折している本」

吸血コウモリは恩を忘れない

面白そうじゃないですか?


何も考えていないように見える、あるいは非常に利己的に
自分の遺伝子を残すことしか考えていないように見える
動物も実は「恩」というルールに則って行動している。
目的はそれが自分の生存のためにもっとも効率的だから、
という話なんだけど。
面白そうでしょ?
でも読めないんだなこれが。
下の「気前のいい人類」といいコンビになっていて、
二冊とも毎回「ああ、面白そうだな」と思って本棚の前のほうに置いたり、
枕元においておいたりする。
そして事あるごとにチャレンジするんだけど、
なぜか途中で挫折する。
なぜ??

気前の良い人類 「良い人」だけが生きのびることをめぐる科学



これまたそそられるよね。
セブン&Yの紹介文。

なぜ、雄のクジャクは長い尾を持っているのか?他者への寛大なる行為が、結果的には自己利益につながることをダーウィン進化論、遺伝子学、ゲーム理論を元に解き明かす画期的な人類論。

ああ面白そうだなぁ。でも読めない。。。
しかも今ネットで調べたら絶版なんですね。
貴重だなぁ。読まないとなぁ。

カラマーゾフの兄弟



いや、長いのが駄目ってわけじゃないんですよ。
長いのだったら京極夏彦だって十分長い。
ロシア語がだめなのかなぁ。


遠別少年



まず装丁がきれいでしょ?
遠別、というのは北海道の町の名前。
僕も行ったことないけど。
「遠別」と「少年」というだけでグッと来る。
遠別を舞台にした少年の話。
いいんだけどなー、なんとなく進まないんですよね。。。



全部いつか読みたいなぁ。