浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

東西文化比較論

2006-03-13 23:21:46 | 日記
という大げさなもんでもないんですが。

ジューススタンドといい、さくらもちといい、関東圏と関西圏の違いというのは多いですね。

食べ物でいうと、ちらし寿司。
皆さんはちらし寿司というとどんなビジュアルをイメージしますか?

僕は関東の人間なのでこれは迷い無く、
「酢飯の上に刺身、桜でんぶ、錦糸玉子なんかが乗っけてあるもの」
をイメージします。
(それと「ち~らし~…」と歌う北島三郎)

こういうのです。

でも関西は違うんですよね。
「酢飯に刺身を混ぜる

これはもうコンセプトが違ってしまってて面白いんですが。
関東は「乗せる」、関西は「混ぜる」

それから「エスカレータの並び」
エスカレータに乗るとき、急いでいる人のために
道を空けますよね?
一生懸命登らない人(つまり立ち止まっている人)は
どちらに並ぶか?
東京だと左ですね。(つまり右を空ける)
これが大阪だと逆。左を空けます。
大阪駅についてエスカレータに乗って
ふと立ち止まっているとどうも違和感があって、
「あ、そうそう右だ」と思ってよけることがあります。

ところで名古屋ではエスカレータはどちらに並ぶか?
昔ジョークで「真ん中」というのがありましたが。。。
正解は「決まっていない」です。
本当です。
だから名古屋駅のエスカレータなんかは、
東京出身の人は左に並び、大阪出身の人が右に並んでます。
当然のことながら急いでいる人にとっては迷惑です。

この辺に名古屋の「第三都市としての宿命」と「自主性の発揮」が
垣間見えるような気がします。
「東京のいうことは聞きたくない、
かと言って大阪の言うことも聞きたくないがや」
と思って決めてないんでしょうね。
(えー、名古屋のこととなるとどうも偏見が混ざりますが…。スイマセン)

情報量が過剰

2006-03-13 22:23:35 | 
仙台駅の書店で「うちの一押し」という手書きPOPがあったので、
新幹線の時間も迫っていたので「えーい」と買ってしまった。
古代エジプトうんちく図鑑


買う前はエジプトに関するコミックエッセイなのかな、と思ったけど、
なんのなんの開いてみたらすごい情報量。
僕は結構読むのが早いほうなんだけど、情報量が
多すぎて途中で疲れてしまった。
面白いんだけど。

最初がエジプト神話について。
初めて知ったんですがエジプト神話ってめちゃくちゃですね。
同じ神の名前でも見た目が違ったり、近親相姦があったり、
理屈が通らなかったり。

次にエジプトの研究者たち。
中でも興味深かったのはシャンポリオンという言語学者。
ロゼッタストーンなどからヒエログリフ
(例の古代エジプトの象形文字みたいなやつ)
を解読した人。いやー天才ですな。

と言った漢字でイラストとたっぷりの文でエジプトを紹介している。

エジプト文明、というのは文系の人なら一度は興味を持つんじゃないかな。
僕もそうです。
ツタンカーメンの呪い、ピラミッドの秘密なんかは子供の頃に
心躍らせました。

こういう古の文明には何かしらロマンがあるよね。

じっくり楽しめる四つ星★★★★☆