浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

GW突入

2006-04-29 18:18:31 | 日記
世の中はGWですな。僕は今日は仕事です。GWの予定は今日以外はほぼ暦どおりで、明日は休み、1、2出て、3、4、5、6、7日と休みです。予定は特にないっす。実家に帰る予定だけありますが。運動しようっと。

昼下がりのそば屋でカツ丼。うまいです。カツ丼を考えた人は偉いなぁ。半熟の卵、ところどころサクサクとするカツ。だし。味噌汁。漬物。みつば。これ以上何を望もう?

(ちなみに向かいに見えているのは僕のそばじゃなくて人が食べているもの。さすがの僕もカツ丼&そばセットは食べません。)

あなたのゴールデン・ウィークが光り輝きますように。

グラスホッパー

2006-04-29 11:44:11 | 
引き続き伊坂幸太郎。

グラスホッパー


<妻を組織のボスに殺されて、その復讐のためにその組織に入った男>、<依頼を受けて人を殺す自殺させ屋><ナイフを使う殺し屋> 彼らが別の目的で「押し屋」と呼ばれる人の背中を押して交通事故に見せかけ殺す、殺し屋を追う。

最近、伊坂幸太郎作品の特徴がわかってきた。かなり考えられてかかれているので、さまざまな伏線、趣向が凝らされている。そのうえ読みやすい。ので、さくさくと読み進められてしまって、読み終わった後は「うーん、読みやすくてよかったけどなんかさらっとしているな」と思ってしまう。けど、なんとなく「本当に僕が感じているようなことがすべてなのかな?」と思ってもう一回読み返すと「ああ、そうかそうか」と思ってくる、ということが多い。そういう作品を書けるのはすごいな。

この本は殺し屋が主人公の作品ですので、ま、多少残酷なところがあったりしますんでそういうのが苦手な人はつらいだろうけど。

読んで損なし三ツ星★★★☆☆