浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

おもいついた

2006-04-01 16:52:27 | 日記
友人と飲み屋で馬鹿話をしていてたまに
「こんな店あったらいいよね!やるか!」とかという
新しいビジネスの話になることがあります。

たいていはまぁくだらないんだけど。

その中でいくつかアイディアを。

メイドスーパー
新しいビジネスとか考えていて、一つ僕が思っている理論は、
女性の「美」を求める気持ちと男性の「エロ」を求める気持ちは
無くならない、ということ。
どんなに不況になってもそれはそれでこの二つの商売と言うのは
成功するんじゃないか、と思っている。
で、考えたのがいま流行の「メイド」を打ち出したスーパーマーケット。
きっかけはある友人が、
「近くのコンビニのレジの子がかわいい。しかもおつりを渡すときに、
 両手で手を包むように渡してくれる。
 家から近いコンビニも別にあるけど、ちょっと遠くてもそっちに
 行きたくなる」
と言っていたこと。
ならば、メイドがいるコンビニなら、ちょっと商品が高くても
来るマニアはいるんじゃないだろうか?
それを発展させてスーパーにしてしまおう。
まずスーパーに入るとメイドがお出迎えしてくれる。
そして籠を持ちながら「今日は何が食べたいですか?鍋にしますか?」とか
言いつつ買い物を手伝ってくれる。
 →こういうのにあこがれる成年男子いると思う、絶対。
「野菜も食べないとダメですよ」なんて言って勝手に籠に入れたりしてね。
とうぜんのことながら商品はちょい高め。

どう?儲かりそうじゃないですか?

ガンプラ喫茶
男は大体プラモが好きです。
「ガンプラ」というのは「ガンダムのプラモデル」のこと。
大人になって金がちょっとあると「ああ、子供の頃買えなかったプラモを
思いっきり作りたいなぁ」なんて思うんですよね。
しかしながらプラモデルっていざ作ろうと思うと道具が必要だし、
(ニッパーとか絵の具とかね)
家の中でやると彼女からはちょっといい印象を受けないかもしれない。
そういう人のために「ガンプラ喫茶」。
漫画喫茶と同じシステムで1時間500円くらいで入る。
入るとその中でプラモデルがまず買える。
そして一人1スペースが使えて思い切りプラモデルを作れる。
絵の具なんかは使い放題。
うまく出来たプラモデルは特別に棚に飾ってもらえたりね。
「男の世界」になりそうだなぁ。

マイマガ
「マイ・マガジン」のことです。
漫画雑誌にせよ普通の雑誌にせよ読みたい記事とまぁ読まない記事がある
じゃないですか。
それぞれの雑誌から面白い記事、漫画をセレクトして、
自分だけの雑誌を作れる。
ネットで選んで、という感じかな。


大金持ちの誰か実現してくれませんか?

寄り道

2006-04-01 16:15:48 | 
鉄腕アトムの「地上最大のロボット」を元にした
浦沢直樹の「PLUTO」の三巻が出てます。



「MONSTER」あたりから
「脇役の人生に焦点をあてることによって作品に重厚感を出す」
ということがこの人の作風になっている気がするんですが、
あまりにも寄り道しすぎじゃないかと思うこともなくはない。
「MONSTER」も後半は単行本一巻分抜かしてもストーリー上
なにも問題ない、というくらいまで寄り道していたし、
「20世紀少年」もそうなりつつある。

この「PLUTO」も未だにプルートゥはまともに出てきてない。
ゲジヒトがたまにみるフラッシュバックすら解決されていない。
いつまで続くんだろうなぁ。

といいつつ読んでるんですが。

黒澤明と「七人の侍」

2006-04-01 16:03:49 | 
「いい小説」という定義は色々とあると思いますが、
僕は「読んだ人に行動を起こさせる」という
ことがその定義の一つにあげられるんじゃないかな、と思う。

たとえ村上春樹の本なんか読んでると「ああ、ビールのみたいな」と
思うことがある。そして実際飲んだりする。
本ではなくて映画の話だけど、たとえばブルース・リーの映画を
見た後に「ヌンチャクを振り回してみる」とか、
極道映画を見た後に肩をいからせて歩くとか、そういう
観客の行動を変える、ということが出来るものというのは「いい」
物だと思うのだ。

本屋でぶらぶらとしていて、この本を見つけた。


日本映画史に残る「七人の侍」がその企画段階から含めて、
どのように出来、どのように撮影されたのか、というノンフィクション。
よく言われるけど黒澤明のこだわり具合はすごい。

そして、この本を読むと「ああ、もう一度七人の侍みたいな」と思う。
だから、いい本だと思う。
ところどころ挿入されている当時の写真も興味深い。
私服姿の三船敏郎って抜群にかっこいいですね。

映画っていいもんですね、の四つ星★★★★☆

レックス・ムンディ

2006-04-01 15:56:52 | 
レックス・ムンディ 荒俣宏



発掘者青山がある宗教教団から依頼を受け、
フランスにあるものを発掘に向かう。
その「あるもの」とは?

聖杯伝説からレイラインまで絡まってる。

ダヴィンチコードの解説を荒俣宏が書いていて、
その中にこの本が紹介されていたので読んで見た。

これまた話が壮大ですごいですね。
ダヴィンチコードよりももっとSFチックではあるので、
好みが分かれるところかも知れませんが。

大風呂敷もこれだけ大きく広げられると爽快。

大風呂敷の三つ星★★★☆☆