浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

缶の中のプラスティック球

2006-04-28 23:28:34 | 食べ物
好きなビールは「モルツプレミアム」と書いたけどギネスも好きです。よくバーで飲む。

こないだローソンに行ったら「ギネス三本にグラスがついてくる」というパックが売っていてついつい買ってしまった。「おまけ」に弱いんもんで。このグラスはいいですね。350mlがきっちり入る。なかなかそういうグラスってない。


ギネスを缶で飲むのはたぶん初めてなんだけどなんと言ってもきっちり泡が立つ、しかも「しゅわしゅわ」と下から立ち上っていくのを見ているだけで楽しい。初めて気づいたんだけど缶の中にプラスティックの球が入っているんですね。

ギネスのホームページ見たらこう書いてあった。


※ オリジナル・ドラフト・システムとは?
「フローティングウィジェット(Floating Widget)」というプラスティック製の球型のカプセルが缶内に浮かんでおり、タブを引くと缶内の圧力が一気に解放され、サージング(泡立 ち)を起こす。


へー。

2006-04-28 22:47:35 | 
甲府駅の駅ビルの本屋で沢木耕太郎の新しい文庫が出ていたので購入。(ついでに伊坂幸太郎の「グラスホッパー」も購入したけどまだ読み終えていない)

杯 -緑の海へ- 沢木耕太郎


沢木耕太郎は僕の好きな作家の確実にベスト5には入る。なかなか新刊が出ない人なので出ているとうれしい。沢木耕太郎が2002年日韓ワールドカップを観戦した記録のノンフィクション。なんだかお祭り騒ぎのような時期だったけど、沢木耕太郎らしく冷静に観戦している。本当にこの人の真骨頂はスポーツノンフィクションだね。…と思いつつ、あ、違うな、と思った。この人の本当の真骨頂は「市井の人のノンフィクション」だ。「人の砂漠」とか「彼らの流儀」とか良かったもんな。

しかし読みながら「うーん、これ読んだことあるなぁ」と思いつつ読んでいた。単行本を買った覚えもないんだけど、鹿島のタクシー運転手の話とか確実に記憶にある気がするんだよな。

この本を読んで改めて思ったのは当時の日本代表チームの「歪み」 トゥルシエは明らかに小心者で、子供で(もちろんすばらしいところもたくさんあるよ)それに振り回される「子供で大人」の選手たち。うーん、もっとみんな上手くやれなかったものか…。一言で言ってしまえばみんな「人間」 ピッチではすばらしい技術を見せていてもやっぱり。

そしてすばらしいのが筆者が出会った韓国の人々。そして美味しそうな韓国料理(よく焼肉が出てくる) おなか減ってくるな。

そしてまたあの「杯を巡るお祭り、そして戦い」が今年あるんですね。それがなによりうれしい。

人間がやるからスポーツは面白い、三ツ星★★★☆☆


ついでに甲府駅前の武田信玄。

来年の大河ドラマは風林火山だそうで。

古い友人に会うこと

2006-04-28 22:37:35 | 日記
「友、遠方より来る、また楽しからずや」という言葉を出すまでもなく、久々に会う友人は楽しいですね。昨日は仙台で2年ぶりくらいの友人(と言ってもかなり年上ですが)と会って来ました。もともと札幌にいたときの仕事関係の会社で部長をされていた人で、当時は同じ事業をやっていて結構色々話をしたもんです。東京に転勤になるときに最後に酒を飲んで以来。

いまその人はもといた会社を辞めていて仙台で社長をしています。久々に会って仙台の国分町(歌舞伎町みたいなもんでしょうね)に連れてってもらいました。

「太助」という店で山盛りの牛タンを食べ(ここは一応割り勘。ということで1,500円ルールはアウトでしたが 涙) その後、その人の誘いでキャバクラへ。

言い訳するわけじゃないけど僕あまりキャバクラ好きじゃないです。一応、キャバクラって何?ということを説明しておくと、単に女性が隣に座って話したり、お酒作ってくれたりするだけです。いやらしいことはあまりない(と思う、多分) なぜ好きじゃないかと言うと、単に高いお金払って隣に女性いてお酒飲んでるなら友達の女性と美味しいもの食べたり飲んだりしているほうがいいもの。

とはいえ、その友人とだらだらと仕事の話とかしながらとりあえずお酒飲む。その友人が「2年後くらいには会社に余裕出ると思うんでその頃、一緒にビジネスやろう」と言ってくれたのはうれしかったなぁ。がんばろう。

という楽しい夜。当たり前の話だけど人とのつながりって大事。

終わってポケットの中にはたくさんの名刺。キャバクラでは女性が入れ替わり立ち替り来るけどそのたびに名刺渡されるから。うーん、なんか再利用できないもんかね。って出来ないか。