ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

ルネがイメージ・キャラの広告

2007年10月31日 | ルネの活動記録
 今日は先週土曜日のイベントの振替休日なので、週半ばで記事をアップしています。

 現在、当ブログの目標は開設3周年目を迎えることです。それまでに228記事を達成したい私は、今月の目標10記事アップを達成するために、この記事を書いている次第です。この所いつも、仕事や家事の合間に考えていることといえばルネとブログ記事のこと(笑)。季節感や過去ログからの流れ等を加味しながら記事構成するのは、楽しくもあり、苦しくもあり・・・・。何と言っても、ブログを開設した当時には自分自身でも予想していなかった、ルネ、オンリーのブログに成長してしまった当ブログ(爆)。もちろん、今さらルネ以外の話題を記事にする気は毛頭ありませんが、30年以上前のことを記事にするには記憶力の悪い(でも余計なことはよく覚えていたりする)私。資料を引っかき回して書いているので時間がかかります。主人からは、「よくそんなに書くことがあるな。その分家事をしたら、どんなに家の中が片づくか・・・・。インターネットを始めたのは失敗だった★」と言われています(苦笑)。そのため、今日は家族がまだ眠っている早朝の記事アップです(笑)。

     ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 掲示板「ルネ・シマール日記」でも紹介いたしましたが、mixiにルネのコミュニティーが出来ました。管理人さんは、当時ルネに恋していた男の子hanahanaさんで、『ミドリ色の屋根のルネ・シマール』といいます。私も参加させていただいています。

 そのルネのコミュで話題になっていたことは、ルネが出演していたCMのことでした。当ブログでも、ロッテの『ロンドン』(キャンディ)については、過去ログ「虹をあげよう」(カテゴリ『ルネの歌』)で話題にしました。
※過去ログ「虹をあげよう」はこちらからどうぞ
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/129.html

 そこで今回は、以前から画像をアップしようと準備していた、ルネがイメージ・キャラクターだった広告を取り上げようと思います。

         ♪トンボ学生服♪

ぼくたち、イキイキ仲間。
ルネ、学生服きたことある?
セイゴは毎日きているの?


 ルネ君とセイゴ君のふたりは、いまトンボ学生服のコマーシャル(広告)で撮影のあき時間。はなしは学生服について……ワイワイおしゃべり。
(もちろん通訳がついてなので~す。)
ル:男らしいよ、セイゴ
セ:らい年は中学生だもの
ル:ううーん、そのユニフォームのことさ
セ:いったな! ルネもきてみないか?
ル:ウイ! (フランス語でイエスの意味)
セ:カッコイイ! ルネもいつも学生服きたら!
ル:カナダに帰ったら家のものなんていうかな
セ:それはきまってるよ。オマエもようやくまじめに勉強する気になったのかね、っていうさ!
ル:コラ!セイゴ…………
スタジオ中おおわらい。友だちに国境はないカンジ。


 この広告記事は、『中一時代臨時増刊号』に掲載されていたものです。ちなみに、左下のポスターは応募者1000名にプレゼントされたもの。私は学生時代の級友からいただいて持っています。弟さんが応募して当たったそうですが、ずっとトイレのドアに貼ってあったと・・・・(汗)★サイズは72㎝×72㎝という特大のポスターです♪

 この記事の内容だと、ルネも学生服を着たことになっています。小さくても良いからルネの学生服姿を載せて欲しかったですね!!
 ちらみに、セーラー服バージョンの広告もあり、ルネの身の回りの世話をしていたバチョー姉妹の著書の中で紹介されていたものが、しゃむねこさんのコミュニティサイトにナタリー・ファンのジョゼフ君から投稿されています。

※『中一時代臨時増刊』でお分かりのとおり、4月号からのメイン・キャラクターはルネと山口百恵で、定期購読の予約をするとルネのサイン入りボールペン『ルネ・シルバー』がもらえました。


   ♪旺文社の参考書と問題集♪

 多分現在はありませんね。旺文社の『ぐんぐん力のつく問題集 中学ばらの問題集』と『やさしい内容で、ムリなく力がのばせる参考書 中学ばらシリーズ』です。何故『ばら』なのか?(笑) ちなみに裏面はカラーで山口百恵がイメージ・キャラの『中学 よくわかるシリーズ』でした。
 緑の一色刷りで見づらいのですが、ルネが学生帽をかぶっているのが分かるでしょうか?


 こちらは広告が記事の下に付いているだけですが、『学研ニューコース』。雪の中でスノーモービルに乗るルネと、パパと一緒にパイ(記事にはピザと書かれていますが、多分リンゴか洋梨)を切り分けてもらっているルネ。

13歳のルネは元気な男の子。カナダの寒い冬もへっちゃらだ。

(下)見てください。この大きなピザ。旺盛な食欲はルネのすばらしい歌唱力をささえています。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルネの家と青い鳥とモントリオール讃歌

2007年10月28日 | ルネ・シマール
 今日は台風一過で蒸し暑いぐらいの気温になり、秋の空が広がる予報です。激務でヘロヘロだった私も、昨日の職場のイベントが無事終わってちょっと一息。

 タイトルにある『ルネの家』と『青い鳥』と『モントリオール讃歌』は、過去ログで取り上げましたが、またいろいろと情報が入ってきてしまった(笑)ので、追記したいと思います。


♪ルネの家♪

 紹介する画像は多分『中二時代』に掲載された記事だと思いますが、『ルネの家』と何の関係があるのだろうと疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。この記事の最後の方で、「いままででいちばんうれしかったことは、ママの故郷のモントリオールに新しい家を買ってあげられたこと。ことしの春、そこに引っ越したんだ」とあるのです。ますます『ルネの家』の謎が深まってしまいました(爆★)。ちなみに、現在のルネの家はモントリオール市にあります明石家さんまの『明石家多国籍軍』で紹介されていましたが、カナダではプライベートな部分なので公開はされていないようです。

※『ルネの家①~⑥』については過去ログでどうぞ。
http://green.ap.teacup.com/applet/rene_simard/msgcate13/archive


♪東京音楽祭 グランプリ受賞に涙とほほえみが・・・

 今年の東京音楽祭で、なみいる大人の参加者たちをおさえてグランプリに輝き、注目のシナトラ賞まで獲得したのは、カナダの小さなスーパースター、ルネ・シマール。「ミドリ色の屋根」を歌い上げる13歳のルネの姿が、大きな感動をよんだ。
   構成・山中正光   写真 PMC・ユニフォトプレス


 「歌うことが大好き」というルネは、ケベックし州のチクーティミ生まれ、ブラウンの美しい髪をした少年である。10歳のとき聖歌隊員だった彼は、オルガンの伴奏にあわせて讃美歌を歌っているところを、現在のマネージャーのクルティエにスカウトされた。そしてデビュー曲「鳥」が大ヒットし、ルネの美しい歌声がカナダじゅうの人々の心をとらえたのだった。
 その後、数々のテレビ番組で活躍し、レコードもたて続けにヒットを重ねて、ルネの生活をとったドキュメンタリー映画も、のべ60万人という驚異的な動員数を獲得している。「いままででいちばんうれしかったことは、ママの故郷のモントリオールに新しい家を買ってあげられたこと。ことしの春、そこに引っ越したんだ」とほほえみかけるルネは、これから日本のファンにもステキな歌声をきかしてくれるだろう。




♪ミュージカル映画『青い鳥』♪

 ルネの『青い鳥』出演は、エリザベス・テーラーがルネとの共演を強く望んだため即決で決まったことでした。しかし、チルチル役は、変声期が迫っていたルネからトッド・ルッキンランド(公開当時10歳、ルネは15歳)に配役が変更されてしまいました。

 ルネは、「この映画に出演しなくて良かった」と、カナダのルネ・ファン、ローラさんに語ったことは過去ログでも紹介いたしました。それは、この映画が一年半という長い撮影期間を要し、当時冷戦中だった米ソ初の合作映画ということで、豪華な出演者で構成されながら、製作者が期待したほどヒットしなかったからでした。

 この映画について、当ブログのゲスト様のmomoさんから、日本公開当時、映画雑誌『ロードショー』等で紹介され、宣伝もされていたという情報をいただきました。テレビでも放映され、「これがルネが出演するはずの映画だったのか」と感慨深くご覧になられたそうです。そして、原作に忠実に作られたとしたら、ルネでは年齢、身長等の条件が合わなかったんだなと納得されたということでした。
 作品自体は普通のできばえだったそうですが、過去ログで紹介した画像も、『エリザベス・テーラー』で検索して出てくるのがやっとでした。「その画像を見ても全く記憶に無いから、相当不発だったんだね。」と、やんばるさんが語っていたことを考えると、日本でも大ヒットというわけにはいかなかったのでしょう。実際、私がスクラップしていた新聞記事以上の情報が書かれているサイトはありませんでした。

 また、個人的な見解で言えば、大女優エリザベス・テーラーの一人四役にはちょっと無理が・・・・★ まず、化粧が濃いので(笑)母親役が意地悪な継母に見えてしまうし、髪が黒いから光の精っていう感じじゃない(光の精って明るい金髪のイメージじゃありませんか?)。

 そして、ヒットしなかった一番の原因は、ファンタジー映画やミュージカル映画がうけない時代だったからだと思います。当時流行していたのは、空手やカンフー、派手なカーチェイスなど、迫力のあるアクション映画でした。今でこそ、高度なCGを使ったファンタジー映画がヒットしていますが、当時ファンタジーや童話は子ども向けという認識が主流でした。ミュージカル映画も、外すととっても悲惨です(カトリーヌ・ドヌーブの『シェルブールの雨傘』はいただけなかった★)。そして、画期的な企画だったとしても、米ソの冷戦中ということが少なからず影響していたのではないでしょうか。

 ルネのチルチルはきっと魅力的だったと思います。でも、総合的に考えて、ルネがこの映画に出演しなくて良かったのだと私は思っています。

※過去ログ『ミュージカル映画”青い鳥”』
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/185.html



♪モントリオール讃歌♪

 実は、前回の記事は熱が入りすぎて規定の字数を超えてしまい、内容を一部カットしました。その部分というのは、カナダの歴史に関係する部分でした。

 現在のカナダは多民族国家になっていますが、建国の歴史では、現在のケベック州から最初に上陸し開拓したフランス人と、イギリス人の戦いの歴史があります。戦いに敗れたフランス人が居住を許されたケベック州には州旗があり、車のナンバー・プレートにも『我々は忘れない』という仏語の文字が入っています。この当時は特にケベコワ、ケベコワーズ(仏語で『ケベック人』の意)意識が高く、ケベックの独立運動が盛んな時代でした。現在では、若者はケベックにこだわらず、むしろケベックから出ることを望んでいる者も多いということをNHKの特集番組で観たことがあります。しかし、独立運動まっただ中に開催されたモントリオール・オリンピックで、『モントリオール』と『オリンピック』を強調した歌詞のテーマ曲『モントリオール讃歌』が、イギリス系住民に不評だったのは想像がつきます。『あまりにも商業主義でつまらない内容』と言われたのは、そんな背景があってのことだったのだと思います。

 カナダのルネ・ファンのコミュニティ・サイトでも、仏系と英系の方たちが仲良く協力して活動しています。ルネ・ファンの世代にとって、フランスとイギリスが戦った歴史や、仏系と英系がいがみ合っていたということは過去のことです。もしかすると、カナダのファンの方たちは、ボイコットのことを知らないのではなく、語りたくないのかも知れないと感じてしまった私です。

※過去ログ『モントリオール讃歌①~⑦』
http://green.ap.teacup.com/applet/rene_simard/msgcate12/archive



♪最新情報♪
 ダイアナ・シールズさんの情報から、mixiにルネのコミュニティが出来ていました。管理人さんはhanahanaさん(男性)で『ミドリ色の屋根のルネ・シマール』といいます。mixiにサイトをお持ちの方は是非のぞいてみてくださいね。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルネは機関車模型が好き

2007年10月25日 | ルネの画像
 ルネは模型の機関車が大好きです。東京音楽祭グランプリのごほうびにも、ルネは模型のセットをおねだりしました。
鎌倉での休日に漫画家横山隆一先生のスタジオを訪ねて、すばらしい模型のパノラマにビックリしました。前進させたり、バックさせたり、車庫に入れてみたり、とってもたのしい時間をすごしました。ルネはそんな13才の少年です。
(写真提供:TCJ)


ルネ・ファン・クラブ「メープル・メイツ」会誌№2より

 大好きな機関車模型を操縦している、真剣な、そして普通の少年に戻った素顔のルネが可愛いですねsymbol1


  ♪ローラさんのYouTube映像♪
 ルネの曲に乗せて贈るスライドショーです。カナダだけでなく、日本やアメリカの画像もご覧いただけます。

♪Rene Simard Boy Singer to Teen Idol
 曲は『君のすべてがほしい』の仏語バージョン”Attends-moi quelques annees
http://www.youtube.com/watch?v=TKkX3jqr_i4
 ※仏語詩と日本語訳は過去ログ「”君のすべてがほしい”仏語版紹介」でご覧ください。
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/137.html

♪Rene Simard Mother of Mine/Maman Cherie
Boy singer Rene Simard sings Mother of Mine in French (Maman Cherie)
 曲はニール・リードの『ママに捧げる詩(うた)』の仏語版”Maman Cherie
http://www.youtube.com/watch?v=dM-OSG-XkTY

♪Rene Simard - Awesome Boy Singer
Boy singer Rene Simard sings La sirene aux longs cheveux, a Belle et Sebastien sequel tv theme. Rene was like Canada's Donny Osmond, Neil Reid and Aled Jones in one. He is still popular today.
 曲は過去ログでも紹介した「ベルとセバスチャン」のテーマ曲”La sirene aux longs cheveux
http://www.youtube.com/watch?v=Ub-RICftR9o


 「ルネはカナダのダニー・オズモンド、ニール・リード、アレッド・ジョーンズを合わせたようようだった。」という、ローラさんのコメントがあったので、この3人を紹介します。でも、やっぱりルネが一番可愛いheart

♪ニール・リードの『ママに捧げる詩』です。私は初めて観ます。
Neil Reid - Mother of Mine (UK #2 Jan 1972)
http://www.youtube.com/watch?v=_tdo2sFjs2g

♪ダニー・オズモンドのスライドショーです。私はダニーの映像をリアルタイムで見たことがありません。日本では弟のジミーの方が人気がありましたが、私はダニーの方が好きですね。
Donny Osmond Sweet and Innocent
http://www.youtube.com/watch?v=W_nFBs1AWEc

♪アレッド・ジョーンズです。
Aled Jones - O Holy Night
Aled Jones performing O Holy Night, first as a young Aled, then Aled today. Old video, but still very good.
http://www.youtube.com/watch?v=5aP2FMuvwkk
大人になったアレッドが『アグリッパ』に見えるのは私だけ?!
http://www.youtube.com/watch?v=xwyNnHgKMkg

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージカル映画”青い鳥”

2007年10月21日 | ルネの活動記録
 私が『モントリオール讃歌』と同じくらい知りたかったこと、それは、ルネが出演するはずだったミュージカル映画『青い鳥』についてでした。


 ルネが2度目に来日したとき書かれたほとんどの記事には、ルネがミュージカル映画『青い鳥』でエリザベス・テーラーと共演するということが、必ずといっていいほど明記されていました。そして、私を初め、日本のファンも映画の公開を心待ちにしていました。しかし、日本公開時の紹介記事にルネの名前は無く、映画もあまり話題にならないまま終わってしまいました。

 私は、当時購読していた『毎日新聞』に掲載された、『青い鳥』の紹介記事を現在も保管しています。その記事が新聞に掲載され、ルネの名前がどこにも無いことに気づいたとき、私は、「ルネは主役のチルチル役だとずっと思っていたけれど、主題歌を歌っているのだろう。だから名前が載っていないのだ。」と思い込もうとしたのです。何故なら、ルネが変声していることを知っていたので、チルチル役は途中からできなくなってしまったのだと直感的に思ったからでした。でも、あれだけ話題になっていたのだから、主題歌を歌っているに違いないと。そして、役を降ろされてしまったかも知れないということから目をそらしたかったのでした。しかし、映画の情報を得ようとアンテナを高くしていたつもりでしたが、『青い鳥』にルネが出演していなかったためもあり、友人たちから情報や切り抜きをいただけなかったので、雑誌等で紹介、宣伝されていたかどうかも知りませんでした。そして、ルネが出演していないこの映画を、私は観ることはありませんでした。

 あれから30年以上の月日が流れ、ルネのブログ記事のために見ていた私のルネ・コレクションの中に『青い鳥』の新聞記事を見付けました。後で紹介しようと考えていましたが、カナダのルネ・ファン、ローラさんが私の記事に対して寄せてくださったコメントの中に、私がずっと探していた答えがあったのです


♪ローラさんからのメッセージより(しゃむねこさん訳)♪

 ルネが日本で活躍していた当時の素晴らしいたくさんの記事を私達にも見せてくれて どうもありがとう!ルネがどのようなことをしていたのか、keiさんのブログ記事で楽しませていただきます。
       ー中略ー
 私はルネに、エリザベス・テーラーとの映画 ブルーバード(青い鳥)について訊いた事があります。映画のプロデユーサーたちがルネの代わりに トッド・ルッキンランドという少年を使う事に決めたからです。でもこの映画に出なかったことで ルネは、テレビ出演やレコーデイングをする時間がより多くとれたそうです。 ルネはこの映画に出なかったことを良かったと言っていました。それは、この映画があまり成功に終らなかったからです。制作側が想像していたようには人気も出なかったし、 売れずに終った映画になったからです。

                   ローラ

 私が心配していたことは、ルネが『青い鳥』のチルチル役を降板させられたことで、ルネの心やキャリアに傷が付いてはいないかということでした。しかし、ローラさんのメッセージを読む限りでは、例えルネは傷付いていたとしても、そのことで落ち込むことなく前向きにとらえて活動を続けていたことが分かります。また、新聞の紹介記事の中には、『レニングラード(※現サンクトペテルブルク)郊外のスタジオで約一年半をかけて撮影された』とありますから、ローラさんのメッセージにあるルネが言っていたことは確かです。この映画の撮影の間、歌手活動が満足にできず、その上一年半もカナダを離れて撮影した映画がヒットしなかったとしたら、その方がずっとルネのキャリアに影響したと思います。このことが分かって、ずっと心に引っかかっていたことがまた一つ解消できました。この情報をくださったローラさんと、このような貴重なきっかけを作ってくださったしゃむねこさんに感謝!感謝!!です。

 なお、メッセージの中に、当ブログで紹介したルネが学校のバスケットボール・クラブに入ったという記事に対し、 その当時ルネはもう学校には行っておらず、家庭教師がついて勉強をしていたはずだということも書かれていました。『ルネの家』同様、日本の記事で書かれていることが、カナダのファンが知っている情報と違っていることが、もう一つ見つかりました。私の憶測でしかありませんが、きっと、マネージャーのクルティエ氏が日本の取材のために設定したことなのでしょう。


♪ミュージカル映画『青い鳥』♪

『毎日新聞』の記事より

『青い鳥』楽しいミュージカル映画 
        米ソ合作・おなじみおとぎの世界

 しあわせの青い鳥を求めて、イヌやネコ、水やパンや砂糖の精をおともに、過去や未来の国を旅するチルチルとミチルーメーテルリンクのおなじみの名作童話劇場だが、これほど空想をかきたてる物語も少なく、多くの人が大人になってからも、それぞれの”青い鳥”の世界を持っているようだ。
 この童話劇に基づいたミュージカル映画「青い鳥」が、初の米ソ合作映画として完成した。監督はジョージ・キューカー、ひかりと色彩のファンタジーにみちた、原作にかなり忠実な作品。子どもたちを夢と冒険の世界に誘い、希望と勇気を教え、親子で楽しめる。

 兄妹の夢の旅

 初の合作とあって、米ソ両国の力の入れようは大変だったようで、三十億円の制作費に豪華なキャスト、レニングラード郊外のスタジオで約一年半かけて撮影された。レニングラード・バレエ団による「夜の宮殿」や「歓喜の楽園」のバレエ・シーンなど、大人も魅せられる。ストーリーはーークリスマスの前夜、貧しいきこりの子どもチルチル(トッド・ルッキンランド、十歳、ロサンゼルス生まれ)と、ミチル(パッツィ・ケンシット、七歳、ロンドンっ子)は空腹のままベッドにはいる。突然、窓の外にクラッカーの音、花火の光ーー隣の金持ちの家で子どもたちの盛大なパーティーがたけなわなのだ。でもチルチルたちは夢の世界。
 そこへ見知らぬ老婆(エリザベス・テーラー、彼女は母親、光の精など一人四役)がやってきて、病気の娘のために青い鳥を探してほしいと頼み、魔法の帽子をチルチルに与える。チルチルが帽子についたダイヤを回すと光の精が現れ、ツエを振るとたなの上の砂糖やパンやミルクに暖炉の火までが踊りだし、犬もネコもしゃべりだす。
 こうして彼らをつれて青い鳥を求めるチルチル、ミチルの旅が始まり、「思い出の国」から「夜の宮殿」「歓喜の楽園」「森」「未来の国」と、楽しいこと、怖い悲しい経験を重ねながら冒険の旅を続ける。

 来月から公開

 二人は結局、青い鳥を見つけることはできなかった。朝になって母親から起こされた二人の目に映ったのは、青い色になった鳥かごの中のキジバトーー”幸福はすぐ近くにあるため気がつかない”という寓意(ぐうい)がいささかお説教調だが、一応楽しめるファンタジー映画だ。合作でなければ、もっと別の形になったかもーーと残念さも残る。
 キャストはほかにジェーン・フォンダ、エバ・ガードナー、「星の王子さま」のスチーブン・ウォーカーがちょっぴり大きくなって出演している。
 日本での公開は、七月三日から東京・日比谷スカラ座、大阪・梅田および南街スカラ座、七月下旬から福岡・東宝シネマ、八月中旬から札幌・帝国座、名古屋・毎日ホール大劇場。

♪「青い鳥」THE BLUE BIRD♪

1976年 99分 アメリカ・ソ連
監督:ジョージ・キューカー
原作:モーリス・メーテルリンク
脚本:ヒュー・ホワイトモア、アルフレッド・ヘイズ、アレクセイ
   ・カプレフレ
撮影:イオナス・グリツィスウ、フレディ・A・ヤング
音楽:アーウィン・コスタル、アンドレイ・ペトロフ
出演:エリザベス・テイラー、ジェーン・フォンダ、エヴァ
   ・ガードナー、トッド・ルッキンランド、パッツィ・
   ケンジット、ナジェジダ・パブロウ、ロバート・モーレイ、
   ハリー・アンドリュース、マルガリータ・テレホワ、
   シシリー・タイソン、モナ・ウォッシュボーン、他
 アメリカとソ連の初めての合作による作品で、有名なメーテルリンクの童話の映画化である。当時は冷戦のまっただ中であったことを考えると、これは画期的なことであった。また、パッツィ・ケンジットにも注目されたし。
 ミュージカル仕立ての作品である。幼い兄妹は幸せを呼ぶ青い鳥を捜しに、魔法の帽子で姿を変えた光、火、水、パンなどを伴って冒険の旅に出る。


※『青い鳥』の画像はこちらからどうぞ。
http://www.imdb.com/title/tt0074225/

http://us.imdb.com/gallery/mptv/1276/Mptv/1276/8682-0011.jpg.html?path=pgallery&path_key=Kensit,+Patsy

http://www.moviegoods.com/movie_product.asp?master_movie_id=5763

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルネの一日編集長

2007年10月19日 | ルネの画像

 『中一時代臨時増刊「こんにちは、中一時代」号』より、ルネが旺文社の中一時代編集部を訪問した記事を紹介いたします。

 どう考えても『危ない橋』な画像アップですので、クレームが来たら削除しなければならないと思います。ですから、今の内にご覧になっておいてください。













コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする