ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

がんばるちびっ子パワー!

2014年11月29日 | ルネの日本語の歌
 今から40年前の1974年は、外人タレント(略して『外タレ』)ブームであるとともに、ちびっ子スターや、オーディション番組からデビューしたアイドル・ブーム全盛期でした。
 また、少女漫画界では、少女ではなく、美少年が主人公のストーリーが出始めた時期でもありました。

 ルネはその可愛らしい容姿と圧倒的な歌唱力、その上フランス系カナダ人。『金髪碧眼の美少年』にあこがれる日本の少女たちのアイドルになるのは、容易いことだったと思います。ルネの髪はブラウンですが、未だにルネのことを『金髪の美少年』と記憶している人がいることからも、お分かりいただけると思います。

 ルネは、同年代のダニー・オズモンドやその弟ジミー、フィンガー5のアキラ君、『小さな恋のメロディー』のマーク・レスターとよく比較されたものでした。『近代映画』1974年11月号の付録New Hits Songには、『ガンバルちびっ子パワー!』として、ルネとアキラとナルが紹介されていました。…といっても、当時ルネしか見えなくなっていた私は、ヒット曲を連発していたフィンガー5は知っていましたが、ナルについては全く分かりませんでした(当時のナル・ファンの方、ごめんなさい)。
 ルネの曲は『ミドリ色の屋根』の歌詞が掲載されていましたので、『小学六年生 11月号』に掲載された同曲の歌詞入りグラビアも紹介いたします。

 ▲『近代映画』1974年11月号付録New Hits Song掲載
ガンバルちびっ子パワー!
世界をまたにかけるルネ少年をはじめ、フィンガー5のアキラ君…と、世はまさにちびっ子パワーの大爆発!!

      ▲『近代映画』1974年11月号付録New Hits Song

         ▲『小学六年生』1974年11月号掲載


 これらの記事が掲載されてから早40年! ルネも円熟したおとなの歌手に成長し、ケベックでは、ルネのデビュー45周年に向けて新しいアルバムの製作が始まっているだけでなく、様々な番組に出演しています。
 前回紹介したICI Radio-Canada Téléの、様々なアーティストが祖先を捜すTV番組"Qui êtes-vous?(あなたは誰?)"の新シリーズが、ついに明後日12月1日(月)夜9時からTV放映されます。12回放送の初回を飾るのがルネなのです!
 facebookの”Passion Rene Nathalie et Regis Simardで、それについての記事が紹介されていましたのでご覧ください。左の写真のルネ、渋くて素敵でしょうsymbol1

 ▲Passion Rene Nathalie et Regis Simardより

あなたは誰ですか?
 そしてそこに、何人かのアーティストの祖先を探すこの放送の新しいシーズンがあります。今週、ルネ・シマールは、ケベック、シャルルヴワのサグネイに残るシマール家の歴史を意外な驚きと共に知り、同様にフランスのピュイモイエンを訪ねた。この場所において、彼は知名な人物と出会うだろう。
12月1日(月)21時 ICI Radio-Canada Télé


 
 そしてルネは、12月2日(火)17時45分から放送の子ども番組 "Les Enfants de la télé"にも出演します。現在、この番組のチケットを3枚持っているVippasssion Simardさんが、facebookでメンバーを募集しています。日本の私たちは行けないけれど、facebookでこれらの番組の報告や映像がアップされるのを待ちましょうsymbol1  
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映画"Rene Simard au Japon"公開初日

2014年11月23日 | ルネの活動記録
 今日は『勤労感謝の日』で3連休の中日ですね。ルネ友の皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。長野県を中心とした大地震の被害の様子が報道される度に、東日本大震災の時のことが思い起こされ、被災地のことが心配になります。

 シマ姉家では、息子が来週末に期末テストがあるため、今日は隣町に紅葉狩りを兼ねて、以前よく行っていたそば処にお蕎麦とナマズの天ぷらを食べに行って来ます。猫アスカはもちろんお留守番。明日は息子の友だちが遊びに来るので、計画的にテスト勉強するように頑張らせねば…★ 私も職場のお持ち帰り仕事と喪中はがきを終わさないと…。


 さて、以前過去ログで、ICI Radio-Canada TéléのTV番組"Qui êtes-vous?(あなたは誰?)"の取材のために、ルネが彼の祖先を探してヨーロッパを旅したことを報告しました。それがついに12月1日(月)夜9時からTV放映されることになりました!!
 facebookのページには"ICI Radio-Canada Télé"も"Qui êtes-vous?"もあるので、そこで改めて紹介されると思います。情報が入り次第それについては紹介いたします。


 そして今回は、ルネが1974年6月30日に第3回東京音楽祭世界大会において、並み居る大人の歌手を抑え、弱冠13歳でグランプリとフランク・シナトラ賞を獲得したことを受けてカナダで製作された、ドキュメンタリー映画"Rene Simard au Japon(日本のルネ・シマール)"の初公開日について報じた記事を紹介いたします。

 ▲Passion Rene Nathalie et Regis Simardより

ルネ・シマールの輝かしい勝利

 最初の世界的な映画"Rene Simard au Japon(日本のルネ・シマール)"が公開されるパピヌー劇場の前に、金曜日の晩、若者やもっと若い女の子たちが押し寄せた。
 秩序の力は、時としてヒステリックになったこれらの群衆を食い止めるために実力行使しなければならない。
 映画"Rene Simard au Japon"は、東京のフェスティバル(第3回東京音楽祭世界大会)の時に、若いケベックの歌手が賞を得た、輝かしい勝利についてのルポルタージュである。
 これは、カナル10に依頼されて以来、ローラン・ラルーシュ監督が手がけた彼の最初の映画である。

左上:ルネは、彼の母親の眼差しのもとで自筆のサインをした

右上:ローラン・ラルーシュにとって、これは最初の映画であり、初めての成功である。ラルーシュ夫人は、私たちに彼の成功は映画の中だけではないことを主張した

左下:アンドレ・ロベールは観衆の前でルネ・シマールを紹介した

右中央:秩序の力は、容易に群衆を取り締まることができない

右下:ギー・クルティエは彼のスターと一緒に到着した



 この映画は、過去ログでも紹介していますが、ルネが1974年6月26日に初来日し、第3回東京音楽祭世界大会に出場して、日本デビューを果たした時の様子を記録したドキュメンタリー映画です。

※過去ログ「Rene Simard au Japon」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/312.html

 一夜にしてルネ・ブームを巻き起こした東京音楽祭世界大会の最終決勝、『ミドリ色の屋根』の熱唱と感動の受賞シーン、日本のファンが知らない予選会や大会の舞台裏の様子、鎌倉やドリームランドで、普通の13歳の少年に戻って楽しむルネは、ルネ・シマール・ファンだけでなく、あの時、あの感動を共有した日本人全部にとっても、カナダのファンにとってもお宝映像だったと思います。 

 今さらですが、日本で公開されたルネのセミ・ドキュメンタリー映画「ルネ・オン・メロディ(Un Enfant Comme Les Autres-普通の子供-)」と一緒に公開していたら、『あの時の感動再び』と、ルネ・ブームが再燃したのではないかと思ったりしました。


 今年もあっという間に年末を迎えます。今年はデビュー45周年を前に、精力的に活動するルネを、facebookを通じで知ることができました。更に来年3月にはニュー・アルバムの発売!! これから益々ルネから目が離せませんねsymbol1
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ルネ/カナダ便り

2014年11月16日 | ルネの画像
 立冬を迎え、朝晩はめっきり冷え込むようになりましたが、ルネ友の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

 先週の記事でお伝えいたしましたとおり、6日から11日まで留守にしました。
 実は、出かける6日の朝、予約投稿する記事の『近況報告』の途中で、7時からteacup.comがサーバー・メンテナンスに突入!! 家を出る時間と決めていた10時復旧(予定)というトラブルが発生しました★ どこまでバックアップしていたのかさえも確認できないままだったため、『近況報告』を別のところで完成させ、復旧してすぐにコピペでアップしようと待機していました。しかし、時間はずれ込み10時半まで待っても復帰せず、泣く泣くパソコンの電源を切って出かけました。

 携帯で確認することもできたのですが、悲惨な状態だったら精神衛生上悪いので、帰宅するまではブログ記事のことを考えないように努めました。帰宅後もすぐに確認せず、荷物の整理を済ませてから開いてみると…。内容的には尻切れな感じではありましたが、文章の途中でブッツリ切れたままになっていなかったので、凹んだ胸をほっと撫で下ろした次第です。
 その後、完成させておいた文章に置き換えて再度アップ。未完成の文章をお読みになられた方は、大した内容ではありませんが、完成版を読み直していただければ幸いです。


 さて、シマ姉のドジ話はさておき、関東地方は本格的な紅葉シーズンを迎えました。山の方は見頃を過ぎたかも知れませんね。カナダのケベックは雪も降り始める頃。今から40年前の1974年11月は、ルネの2回目と3回目の来日にはさまれた、ファンにとって、ちょっと寂しい時期でした。

 1974年11月に発刊された『週刊セブンティーン№47 12月10日号』に掲載されたグラビア記事では、「ルネ/カナダ便り」と題して、ルネのカナダでの様子を紹介していました。


ルネ/カナダ便り
枯葉と少年のマーチ

 日本のみなさんお元気ですか。ルネです。おわかれしてからもう2か月。ケベックの毎日は通学と仕事と、長い冬にそなえてのアイス・ホッケーの練習です。
 そろそろ雪がふりそうな寒いケベック。日本はいかがですか。ぼくは12月になるとパリのオランピア劇場で、シルビー・バルタンとのコンサートがあり、ぼくもそれをとっても楽しみにしています。
 先日、12月21日に発売になる『愛の翼をひろげて』をレコーディングしました。あなたの期待にそうよう、ぼくは今、いろんな楽器のレッスンをしています。1月7日におあいする日まで、元気でね!



 ▲左:学校は1日も休みません
  右:のんびり小春日和をうとうとと


 ▲左:リズム感を養うためにきびしいレッスン
  右:ボンゴやマラカスで音感に強くなろうと勉強中


       ▲『週刊セブンティーン』№47 12月10日号

 この記事でルネが着ているコスチュームは、ルネの3枚目のシングル『愛の翼をひろげて』のレコード・ジャケットと同じ、黄色のタートルネック・セーターにブルー・ジーンズを合わせたものと、日本のルネ・ファン・クラブ『メープル・メイツ』会報№3の裏表紙と同じ、黄色のシャツとカラー・ジーンズにアイボリーのセーターを重ね着したものです。

 ▲左:ルネ・ファン・クラブ「メープル・メイツ」会報№3の裏表紙
  右:3枚目のシングル「愛の翼をひろげて」のレコード・ジャケット


 この2つのコーディネイトの写真は、日本の他の芸能雑誌や学習雑誌だけでなく、カナダのアルバムのジャケットや記事にも使われていました。ルネはカナダ政府から活動時間を厳しく決められていましたから、1度の撮影や取材で写真をまとめ撮りする傾向にありました。どこで使われていたのかを調べ尽くすのも、ルネ・ファンとしては面白いことかも知れませんね!
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中一時代広告・ルネの等身大ポスター

2014年11月07日 | ルネと中一時代
 私のコレクター気質は、昨年12月に亡くなった実家の父ゆずり。

 今回紹介いたしますポスターは、1975年(昭和50年)の「中一時代」定期購読予約の店頭掲示用宣伝ポスターで、状態は余り良くないことを承知の上でヤフオクで落札しました。

 このポスターは等身大の特大ポスターで、今まで見たことがありませんでした。私の遠い記憶では、年間購読予約特典でもらえる「ルネ手帳(中一手帳)」と「ルネシルバー」の店頭ディスプレイ用の見本も含めて、私の行きつけの本屋さんには飾られていなかったと思います。1974年に発売になった「中一時代 臨時増刊」の、ルネが編集部を訪問した特集記事にも、ルネの等身大パネルは写っていましたが、このポスターは写っていませんでした。ちなみにルネのパネルは写真ではありません(ちょっと違うかな…という肖像画 笑)。

 そして、この宣伝用ポスターで注目したいのはルネの髪型! ルネの当時の髪型は長めのボブ(いわゆる「おかっぱ頭」)。撮影の時は必ず、ルネの身の回りの世話をしていたバシャン姉妹が、ドライヤーできれいに内巻きにセットしていました。しかしこのポスターのルネは、前髪を少し流して動きをつけています。屋外での撮影でならこんなこともあるでしょうが、スタジオ撮影では、セットしなければ、絶対この様にはなりません。旺文社が依頼したスタイリストさんによるものかも知れませんね。

 ▲旺文社の中一時代をいま年間予約すると
  うわさのルネのプレゼント!!
   ルネのサイン入り万年筆(3年間保証) ルネシルバー
   百恵とルネのブロマイドつき 中一手帳

 たのしくためになる学習雑誌は 中一時代
  4月特別号 50年3月8日発売
   予価360円(年間購読予価5,000円)


 それから、このポスターは上下2枚に分かれているパーツを貼り合わせてあります。店頭に掲示されていたため、補修された破れや擦り傷が多数★ それでも処分せずに保管していてくださった本屋さんに感謝!感謝!! でも、向かって左下に「五月節句」という落書きがあるので、もしかすると、店頭に飾ってあったものをどなたかが譲り受けて、こどもの日にルネ・ファンの子どもか孫に贈ったものなのかも知れません。何はともあれ、私のルネ・コレクションに、また一つお宝が増えましたsymbol1

 ▲ルネの髪型 アップでご覧ください

 ルネと山口百恵さんをイメージ・キャラクターにした、1975年(昭和50年)の「中一時代」定期購読予約の広告については、過去ログで何度も取り上げていますので、カテゴリ「ルネと中一時代をクリックしてご覧ください。前出のルネ記事やディスプレイ用見本の画像もご覧いただけますよ♪


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


           cat3近況報告pencilset

 実は、昨日6日(木)から留守にしております。そのため、この記事は予約投稿。アップされた今頃は、たぶん就寝しています。
 帰宅は11(火)日予定。メールやコメントをくださった方には、帰宅後お返事させていただきますのでご容赦くださいませ。


    cat猫アスカ 元気になったにゃんcat3

 シマ姉家の愛猫アスカは、10月中旬から下旬にかけて2度の入院をしました。アスカがシマ姉家に来たとき、右後足の皮が全部むけるという大怪我を負っていただけでなく、風邪を引きこじらせていて、風邪が完治するまで1週間手術ができなかったということもあり、鼻炎を起こしやすい体質になってしまったようです。今回もいつもの鼻炎かと思っていたら食欲がなくなり、家の中の秘密基地に隠って出て来ないことが増えたため、通院して点滴。その上、義父と息子は、「猫は死ぬときは飼い主の目の届かないところで死ぬというから、死ぬんじゃないか。」と言い出す始末。悪いことに、職場のイベントの準備等で毎日点滴に連れて行くことが難しいため入院させました。食欲も出てきたというので5日で退院。しかし、また食欲がなくなったため3日後に再入院。ところが、猫って体調の悪いときは食べずにじっとして回復を待っているとか…(やんばるQさん談)。再入院のその晩から与えられるエサをガッツリ食べたそうで、イベントが終了した日に様子を見に行ったら先生が、「今日退院、決まりっ!!」そしてアスカの変容ぶりにはビックリさせられました。今まで猫の缶詰やドライフードを食べなかったのに、ドライフード大好きな猫になって退院してきました(笑)。当のアスカと言えば、今この文章を書いている間、私の膝で丸くなって爆睡中です。寒くなったこともあり、より甘ったれになったアスカにメロメロなシマ姉家です★

 そして、職場の鉢植えは、オリヅルランのジャングル化が加速★ シャコバサボテンは蕾をふくらませ、行燈作りに仕立てたパッションフルーツは現在4つの実がなっています。ゼラニウムは一年中花を絶やさず、マイナスイオンあふれる窓辺。台風のために引き込んだ時に一緒についてきたのか、今年の職場はアマガエルとカマキリがダブルで越冬? カマキリは多分今春鉢植えから巣立った個体で、ある意味里帰り? 夏に水槽の全洗いをした頃から、シャイでいつも隠れていたマーブルセイルフィンプレコ(熱帯のナマズ)が名前の由来の大きな背びれをピンと立てて姿を見せるようになり、警戒心が強いカージナルテトラもエサをねだるようになりました。

 息子の夏休みの理科研究のジグモはアンツルームの巣で、庭のワスレナグモ(準絶滅危惧種!!)はうちの車庫脇で冬ごもり(?)理科研究のため観察は今年も続く…。

 …と言うわけで、何かと忙しくしているシマ姉ですが、コレクター気質で収集したルネ記事を、今後も紹介していく予定ですので、ブログ共々よろしくお願いいたします。
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LP「ルネ/ヒット全曲集」

2014年11月01日 | ルネ依存症の日々
 10月28日に発売になった、ルネが”Pourquoi as-tu brisé mon coeur?(なぜ君は僕の心を傷付けたのか?)”を歌っているCD"ils chantent Louvain(彼らはルーヴェンを歌う)"が、30日に届きました! 予約注文された方の元には届きましたでしょうか?



 そしてルネは、12月2日(火)17時45分から放送の番組 "Les Enfants de la télé"に出演することになりました。子ども番組への出演というのは、どんな内容なのでしょう? カナダのファンの方からの情報が楽しみです。


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 今から39年前の1975年11月1日は、ルネの日本における最後のアルバムルネ/ヒット全曲集」の発売日でした。

 「ヒット全曲集」ですから仕方ないのですが、新曲は1曲も無くて、レコード・ジャケットの表紙はファースト・コンサートの写真。付属の大型ポスターも2度目の来日で京都旅行をした時の白のTシャツのルネでした。ファンとして、もうちょっと工夫して欲しかったかな~。

 今改めて考えてみると、カナダのスーパー・アイドル、ルネ・シマールに対して、日本人が求めていたのは、いつまでも天使の声のルネだったのでしょうか?
 この頃のルネは、すでに声変わりが始まっていました。それに合わせてカナダでは、ママのアイドル的な可愛いらしい男の子を卒業し、ティーンのアイドルに移行していくために、男っぽさを打ち出し始めた時期だったのに…。 髪を短くした、アメリカで活躍中のルネの写真は、日本の芸能誌に掲載されることはありませんでしたし、ルネ・ファン・クラブ「メープル・メイツの会報でのみ記事になっただけだったのですから…。

 私はといえばルネ一筋で、ファン・クラブの情報をいつもワクワクしながら待っていました。芸能雑誌を購読していなかったため、ルネの記事が激減していることも知らず、発売からずっと遅れて手元に届くルネ記事の切り抜きに囲まれ、ルネの歌を聴く毎日でした。
 ルネがアメリカやパリでの活動が増えたことで、来日が少なくなったことも原因し、このアルバムが発売になった頃は、日本のルネ人気に陰りが見えていたことも、ブログを始めてから知りました。もしかすると、ファン・クラブが閉鎖になったのも、ルネの来日が少なくなったからではなく、この頃すでに、ファン・クラブ会員数まで減っていたからなのかも知れませんね。 




みんなあなたに
去年の夏
君のすべてがほしい
愛の翼をひろげて
純白の花嫁
サヨナラ少年時代


ミドリ色の屋根
鳥 L'OISEU
美しい星 LAISSEZ-NOUS AU MOINS LE SOLEIL
普通の子供 UN ENFANT COMME LES AUTRES
君にあげる子守歌
小さな生命



 こちらは、ルネとアグネス・チャンが表紙になった「月刊明星 1974年10月号」の付録の歌本に掲載された「ミドリ色の屋根」と「小さな生命」の歌詞です。白のサロペットとチェックのシャツは、カナダ大使館の建国記念パーティーで着ていたもので、白の上着と合わせていました。更にこのサロペットは、「中一時代」に掲載された記事や広告で、赤いセーターと合わせて着ていたのと同じもののようです。手前の、左手に煙草を持った人物は誰なのでしょうね?
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