ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

ルネ特別出演のミステリー小説(中編)

2009年04月25日 | ルネと中一時代
 旺文社の学習雑誌「中一時代」の1974年11月号に掲載されたミステリー小説「潮騒の中の少女は、ルネ・シマールを主人公に設定して書かれたものでした。作者は「せき らん」さん。このファト・ミステリーのために撮影された力丸恒美さんの写真は、「時代」シリーズの折り込みポスターにも使われていました。

 「前編」として紹介いたしました前回のあらすじは、来日公演でK市を訪れていたルネが殺人事件に巻き込まれてしまうという内容でした。



 季節は秋、この雑誌が発売された1974年の秋に来日はありませんでした。写真は2回目の来日時に撮影されたということがわかりました。また、ルネが来日中、1カ所で3日間も連続で公演するということは到底無理なことでしたが、ルネが3日間の公演を行う大都市で、第三埠頭まで備えた大きな港のあるという設定のK市とは、どこかモデルになる都市が存在するのでしょうか? 夕方の公演を行った翌日にカナダに出発できる場所にある都市…。成田空港は1978年5月20日開港ですから、1974年当時は羽田だけが、カナダに出港できる唯一の国際空港でした。完全なる創作でも、推理してみるのも楽しいですね。でも、お付きの運転手が殺されているのに事情聴取もなく、公演は中止にならないし、マネージャーもつかずに知らない異国の地で、ファンにかこまれずにお買い物できてしまうというのも不自然ですが、「名探偵コナン」ばりのルネの推理と行動力をお楽しみいただきたいと思います。

 さて、中編の今回は、どんな展開になるのでしょうか?!



ルネ・シマール 長谷直子が特別出演
                 フォト・ミステリー


 ほんとうに死ぬかもしれない……空いっぱいに星がちらばり、かすかに吹きぬける潮風が、ルネの心をここちよくとおりすぎた……
     潮騒の中の少女

 作/せき らん 写真/力丸恒美 構成/石垣好晴

 翌日、直美がむかえにきたのは、午後一時の時報がなってすぐのことだった。市の中心までタクシーを利用して、街中を歩き始めるころには、昨夜のショックも消え、ふたりの表情には明るさがもどっているかにみえた。ルネはカナダにいる兄弟たちへのおみやげ選びに夢中になり、一時間ほどがまたたくまにすぎていった。
 直美は、腕時計に目をやり、もうそろそろ会場へむかおうかと、ルネに声をかけようとして、ふと、そのことばをのみこんだ。ルネがある店の前に立ち、じっとその店内に視線をくぎづけにしている。その店はペット・ショップ、いわゆる小動物を売っている店であった。
「ルネ、いったいどうしたの?」
 そんな直美の声を背にして、ルネはゆっくりとペット・ショップに入っていった。
「いらっしゃいませ……」
 店の奥からかぼそい声がきこえ、人影がゆらいだ。
 ルネがみつめていたのは、その声の主、ひとりの少女だった。
「……ナオミ、あなたには、すでに三度ほどお会いしています、と通訳してください。」
 直美は、ルネの奇妙な態度とわけのわからないことばにとまどいながらも、そのとおりに日本語に訳して少女に伝えようとした。すると、少女はかすかな笑いをうかべながら、あざやかなフランス語を話しだした。
「私はフランス語がわかります。でもあなたとお会いするのははじめてですが……」
 ルネと直美は、驚いたように顔を見合わせた。少女のおもかげには、どこか日本人ばなれしたかげがあった。
「そうですか。それではぼくの思いちがいかもしれません。それにしてもあなたのフランス語はみごとです。」



 ルネはゆっくりと店内を歩きながら、なにか考えているようすだった。突然。
「ところで、ぼく、まもなく自分の国へ帰るのですが、できれば、日本にしかいない動物をつれて帰りたいのですが、相談にのっていただけませんか?」
 ルネのことばをききながら、少女は、左右にならべられたオリのなかの動物たちにいとおしげに手をさしのべていたが、
「もうしわけありませんが、それはできません……」
「日本の動物を、外国につれていって、ものめずらしさの対象とするために、かわいい動物たちをあなたにゆずるわけにはまいりません」
 少女は、ほとんど無表情にそういいきった。
「わかりました。あなたがそういうだろうということは予想していました。ぼくもカナダではずいぶん動物たちを殺したり傷つけたりしましたから。鹿をつかまえそこなったはらいせに、犬を棒でなぐって殺したり……。まあ、その意味ではその意味では動物をかう資格などないかもしれません。
 でも動物は人間のために生きているんだから、多少、ぎせいになってもかまわないと思いますがね」



 直美は、びっくりしてルネの顔をみた。いったい何をいいだすのか? すくなくとも直美が知っているルネは、動物を殺すことはおろか、いじめることすらできないやさしい心の持ち主のはずだ。それが平然とおそろしい告白をしている。
 ルネのことばをきいた少女の態度も不可思議だった。底光りする両眼を見開いて、心なしか唇をふるわせている。
「人間の楽しみのためには動物たちをぎせいにしてもいいとおっしゃるのでいか」
「ええ、だってしかたがないと思いますよ」
 その眼光だけがギラギラかがやいている少女の心の中をさぐるように、ルネはいいはなった。
「ルネ、そろそろ会場へいかないと……」
 直美は、まるで、一刻も早くこの場から逃げ出さなければ不吉なことでも起こりかねないといったようすで、すでに入り口のほうへあとずさりしていた。
「ああ、わかったよ、ナオミ……。それでは、きみ、かってなことばかりしゃべってしまったけど気にしないでください。さようなら」
 と、少女に別れをつげて入り口のほうへいきかけたが、ふと思い出したようにいった。
「そうだ、ナオミ、今夜ステージがおわったら、ぼく港へ散歩にいきます。日本最後の夜ですからね。このまえいった第三埠頭のところにもう一度いってみたい」
「なんですって! 今夜はステージがおわったらだいじな打ち合わせがあるはずでしょ。なにをへんなこといいだすの」
「まあいいから。とにかく会場にいそぎましょう」
 直美は、あきれたというようにルネをにらみ、口をつぐんだ。そしてふたりは、少女の視線を背にうけながら、ペット・ショップをでていった。(後編に続く)


 ルネの彼らしからぬ発言と、ミステリアスなペット・ショップの少女。ルネの活躍と殺人事件の意外な結末に乞うご期待!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルネ特別出演のミステリー小説(前編)

2009年04月19日 | ルネと中一時代
 旺文社の学習雑誌「時代」シリーズは、ルネ・シマールと山口百恵を1975年のイメージ・キャラクターに設定し、日本でルネ旋風が巻き起こった1974年から、ルネ・シマールの特集記事をたくさん掲載していました。

 その中でも「中一時代」の1974年11月号は、グラビア記事や新曲「小さな生命」の歌詞など、ルネ・ファンには嬉しい記事が満載されており、今回の記事タイトルになっているミステリー小説も掲載されていました。そして、「フォト・ミステリー」と銘打たれたその小説は、ルネと長谷直子の写真が、物語の場面に合わせて構成されたものでした。

 当ブログで紹介するに当たり、全編を載せるには少し長いこと、掲載された写真と同じコスチュームのピンナップが存在し、当ブログで未掲載なこともあるため、前中後編に分けてアップしていきます。早く結末が読みたいという方も、後編までお待ちください。




ルネ・シマール 長谷直子が特別出演
                  フォト・ミステリー


 ほんとうに死ぬかもしれない……空いっぱいに星がちらばり、かすかに吹きぬける潮風が、ルネの心をここちよくとおりすぎた……

      潮騒の中の少女

作/せき らん 写真/力丸恒美 構成/石垣好晴



「ちょっと、とめてください。」
 夕闇せまった第三埠頭に、車は静かに停止した。
 この港町、K市でのコンサートを最後に、まもなく帰国の途につく予定になっているルネ・シマールだったが、吹きあげてくる潮風に車窓をあけ、遠く故国を思いやるように、ぼんやりと夕暮れの風景にみいっていた。
 その埠頭の先端には少女がたたずんでいる。黒々とたゆとう海面に視線をおとし、ブロンズの像のように身じろぎもせず、ただスカートのすそだけが風にゆられている。少女の右肩には一羽の鳥がとまっていた。その鳥のするどいくちばしと、羽毛のかがやきまでもが、ルネにとって、異国での旅情をせつなくかきたてる風景のひとつだったかもしれない。
 ルネは、ホッとちいさなため息をつき、車をホテルにむかわせた。

「おはよう、ルネ。」
 翌朝、K市のホテルでめざめたルネは、さっそく直美の訪問をうけた。
「ルネ、みてこれ! あっ、ごめんなさい。ルネは日本の新聞は読めないのね。いい……」

 直美は持ってきた朝刊をひろげながら、いつものようになれたフランス語で読んできかせた。
    今未明、K港の第三埠頭近くに打ち上げられた
    男の水死体が発見された。K警察署の調べで、
    大垣重太郎(48歳)K市狩猟会会長、死因は
    溺死と判明したが、遺体の両眼がえぐられており、
    怨恨による他殺の線が強いとして捜査を開始し
    た。なお死亡推定時刻は昨夜七~十時のあい
    だとみられている……

「第三埠頭って、きのうわたしたちが行ったところなのよ。こわいわ……」
「ふうん、狩猟会の会長さん……」
 直美にはこたえず、べつのことをつぶやきながら、ルネはベッドからおりたった。
 K市での公演は三日間、きょうはその第二日めである。ホテルから自動車で会場へむかいながら、ルネは沿道にはられたポスターに目をやっていた。
”カナダからやってきたアイドル ルネ・シマール”
”魅惑のスター ルネ”
 道歩く人々は、”魅惑のスター ルネ”が、今自分たちの横を通りすぎようとしていることに気づかない。暖かい秋の日ざしの中で、車のスピードメーターはあがっていった。
「あぶない!」
 突然キキィというブレーキ音がひびき、車が急停止した。
「チェッ、やっちまったよ……」
 佐伯という運転手は、いまいましそうにつぶやいた。路上には、一匹の犬がピクリともせずに横たわっている。
「おまえがわるいんだぞ。急にとび出してくるんだから」
 ブツブツいいながら、すでに息絶えた犬を道路のはしにひきずっていった。
「とりあえずあそこにおいて、あとでかたずけにきますよ」
 車にもどった佐伯は、そういって遅れた時間をとりもどそうとでもするように、乱暴なスタートをきった。
「でも人間じゃなくてよかったですよ。犬じゃあせいぜい飼い主にどなられるくらいですみますからね」
 そんな佐伯の態度とは別に、かなしそうなルネの姿をバックミラーはうつしだしていた。



 ルネのステージは午後七時におわった。着がえをすませてマネージャーたちの笑いにつつまれながら楽屋を出ようとしていた、ちょうどそのとき、電話がけたたましく鳴った。
「……はい。……えっ、そんな……はい。……はい、わかりました。すぐいきます。…………………
 ルネ、佐伯さんが殺されたんですって、いま警察の方からの電話で、この劇場の裏手の雑草の中で発見されたんですって、すぐいきましょう」
 運転手の佐伯が殺された!!
 空き地の周辺には、すでに現場保存のため縄がはられ、やじ馬にかこまれた空き地の中央には、死体検死の係官たちが、もくもくと立ち動いている。
 そのやじ馬たちにまじって、ルネと直美はぼうぜんと立ちすくんでいた。
 ついさきほどまであんなに元気だった佐伯運転手が。今は冷たいむくろと化している。しかも全身に無数の傷をおい、血だるまになって倒れているのだ。
 ルネはこの日、自分の目の前で、ふたつの生命が消えていくのを目撃したのだ。
「ひどいわ……。なぜあんなことを!」
 直美の悲鳴ともとれることばが耳に入ったかどうか、ルネはさきほどのかなしげな表情とかわって、かるい驚きにもにたまなざしを、やじ馬たちのなかの一点にそそいでいた。         (中編に続く)



         flag11 最新情報 flag11

 ルネ・シマール映像については、現在YouTubeやカナダのファン・サイトでご覧いただく事が出来ます。最新の映像はファン・サイトの方が次々にアップしてくださっていますが、もっと早くご覧になりたいという方、また、カナダのTV番組に関心のある方は、是非こちらをご利用ください。同じチャンネルで、他の国の番組も検索する事が出来ますよ♪

「イカす!ブロードバンド天国 世界のネットTVガイド」
http://ikaten.squidtv.net/worldtv/americas/canada.html

 必ずルネが出演している番組やニュースに当たるとは限りませんが、CBCやRadio-Canadaを初め、カナダの仏語圏ケベックのTV局がご覧いただけますよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファン・クラブ会誌№3

2009年04月12日 | 4回目の来日
 ここ数日5月の暖かさが続き、我が町の空にもツバメが飛び交い始めました。先週開花した桜は満開で、春風に花びらを散らしています。桜を見に出かけたくても、花粉症の主人が今年最悪のコンディションのため、昨日は買い物等の行き帰りに車内から並木の桜を見るだけでした。今日こそは息子を連れて、桜の名所になっている城山公園に行ってみたいと思っています。

 34年前の今日、1975年4月12日はルネが4回目の来日からカナダへ帰国した日でした。すでに新学期が始まっており、34年前のこの日は土曜日。当時は土曜日も半日授業がありましたので、空港まで見送りに行けたファンはいらしたのでしょうか?
 そして気付きました。ルネのスプリングコンサートの東京コンサートが神田共立講堂で行われた4月7日は、始業式前日の、それも月曜日★ 何故忘れていたのでしょう。両親に反対される以前に、午後6時開演のコンサートに行ったら、終電には到底間に合わないところに住んでいた私が行けるはずもなかったのでした(泣)。


▲会誌№3の表紙 「ルネ・オン・メロディ」の特大ポスターの前で微笑むルネ。劇場あいさつ回りの時の写真でしょうか。


 1975年夏に発行された”maple mates no.3”(会誌№3)は、ルネ・シマールの4回目の来日における活動報告が中心でした。前回紹介した「メープルメイツの集い(※1)」を初め、過去ログで記事にした「ルネの休日(※2)」、「RENE A TOKYO(※3)(※4)」、「ルネの故郷(※5)」が掲載されていました。また、クリスマス・プレゼントとして送った私のイラストがカラーで載り、現在もお付き合いしているペンフレンドと知り合うきっかけとなった記念すべき会誌でした。ちなみに彼女のファン・レターも紹介されていました。
 しかし、この来日における活動の4本柱の1本とも言える「スプリング・コンサート」が、全く取り上げられていないことが不思議でなりません。私の拙いイラストや、もう一人のファンの方の4コマ漫画よりも、「スプリング・コンサート」についての記事を掲載して欲しかったっ!!

※1 「ファンの集い①」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/164.html
※2 「ルネの日本の休日」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/163.html
※3 「ミドリ色の屋根の頃~1975年(4)ヒット曲」http://green.ap.teacup.com/rene_simard/238.html
※4 「素顔のルネ・シマール①」  
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/244.html
※5 「ルネの故郷」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/158.html


 そして、ルネが4回目の来日から帰ってからの様子や、カナダの近況を知らせる手紙が2ページ目に掲載されていました。その内容については、まだ取り上げていなかったので今回紹介いたします。


▲P.1のグラビア


▲P.2の記事の写真
 メープルメイツのみなさん、お元気ですか?日本を四月に離れてからは、しばらく僕も寂しくて毎日ボンヤリしている時間が多くこまっていましたが、今はもうすっかり元気になって、毎日お友達と学校へ行ったり、家族のみんなとおしゃべりしたりで楽しい毎日をおくっています。
こちらは、草や木の緑もいっそう美しく、暖かいとても素晴らしい季節になりました。日本のみなさんのところはいかがですか?
学校ではみんなでサッカー、バスケットをしたり、休み時間には歌を唄ったり、にぎやかな毎日です。僕もこのあいだより少しまたまた大きくなったみたいですヨォ!!
このあいだの来日の時のスプリングコンサートでは、北は北海道、南は九州の全国のみなさんと逢うことが出来てとても嬉しかったです。又暖かいみなさんの応援はとても心に残り、忘れることは出来ません。
今回の新曲七月一日発売「去年の夏」のレコードキャンペーンで、来日することは予定されていないのが残念で、残念で。けれどもみなさんの事はいつも忘れません。そして、みなさんも、僕の事は忘れずに、この新曲を応援してくださる事を信じております。最後にみなさんのご健康とご活躍を祈ってペンを置きます。みなさんお元気で!!
                   サヨウナラ  ルネ



▲会誌№3の裏表紙


 しかし、ここで疑問が残るのは、ルネの手紙の内容です。カナダのファンの方からの情報では、この頃のルネは、すでに公立学校には通っておらず、専属の家庭教師がツアー先にも付いて来て勉強を教えていたはずです。その上、英語圏のカナダやアメリカでの活動が増え、ミュージカル映画「青い鳥や、英語とダンスのレッスン等のためにアメリカに渡り、ケベックの家族と離れて生活する時間が増えていた時期でもありました。もしかすると、メープル・メイツのスタッフによって多少書き変えられているところがあるのかもしれません。
 そして、4回目の来日以降、第12回東京音楽祭世界大会の特別ゲストとして招待されるまでの8年間、ルネの来日は途絶えてしまうのでした。

    

 最後に、カナダのコミュニティ”PASSION SIMARDの、「シルク、ド・ソレイユ」の記事で紹介された、最新のルネ・シマールの写真です。ちょっとふっくらして貫禄の出てきたルネ。デビュー当時は、ケベックのお母さんたちのアイドルだった天使の声を持つサラサラヘアの少年も、今ではステキなロマンスグレーで、立派な大人の歌手に成長し、世界的に有名な「シルク、ド・ソレイユ」の演出を手掛けるプロデューサーになりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メープル・メイツの集い

2009年04月05日 | 4回目の来日
 花冷えが続いた3月。4月に入り暖かくなると、私の住む町(市町村合併で一応「市」になったのですけれど…)も一気に桜が開花し始めました。ルネ・シマールの4回目の来日があった1975年頃は、5月のゴールデンウィークが桜の見頃だったのに…。地球温暖化の影響を桜の開花時期でも実感する今日この頃、肌寒い日が続くと何となくホッとする私がいます。
 あと少しで春休みも終わりです。学生にとって春休みは、新学期に向けて期待と不安が入り交じった長期休業。1975年当時の私にとって、その年の春休みは、ルネが来日する期待と、「スプリング・コンサート」にも「ファンの集い」にも行けない絶望とで、複雑な気持ちで過ごした春休みだったのです。ちなみに、34年前の今日1975年4月5日はスプリングコンサートが岡山市民会館で行われていました。

 大まかなスケジュールはルネ・シマール・ファン・クラブ「メープル・メイツの会報で情報を得ていましたが、その他にもTV番組に出演していたように思います。スケジュールについてはカテゴリ「4回目の来日」でご覧ください。
 そして、来日した3月19日から4月12日までの25日間は、新曲「君のすべてがほしい」の発売、全国縦断「スプリング・コンサート」、「ルネ・オン・メロディ」上映に向けての劇場あいさつ回りと「メープル・メイツの集い」が活動のメインでした。



 ♪本題に入る前に、Naokyさん演奏の「ミドリ色の屋根」を歌って下さいね♪
http://yellowstudio.net/m/midoriiro_no_yane_karaoke.mp3



 そして、ここで問題です。坊ちゃん刈りのこの子はだあれ?!(幼少のNaokyさんと髪型が同じ~boy 答えは記事の最後で)


▲「メープル・メイツの集い」の記事切り抜き
 (とっても小さな記事でした 実物よりかなり大きくアップされています。)


 「メープルメイツの集い」は1975年3月22日に行われ、過去ログ「ファンの集い①」で紹介いたしました。ファン・クラブ会報№3に掲載された記事の他に、福岡の私設ファン・クラブ「ボンジュール ルネの通信販売で購入した写真を載せましたが、アップしきれなかった写真と参加者募集のお知らせを今回の記事で紹介いたします。

※過去ログ「ファンの集い①」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/164.html



   お元気ですか? メープル・メイツです
     今日はステキなご案内です

   ーー第2回 メープル・メイツの集いーー
  ルネと共に楽しいお茶の”時”を持ちませんか?

 今年1月に企画されました集いは、ルネのスケジュール諸事情によって中止されましたが、今回は下記のようなスケジュールでメイプル・メイツの集いが開催される事になりました。今回はルネも楽しみにしておりますし、たくさんの方とお茶を飲んだり歌ったりして楽しい時間を持ちたいと思っています。
 是非お友達を誘っていらして下さい!!
 ルネもこの日を首を長くしてまっています。ルネとあなたと楽しい思い出を作ってみて下さい。

 日   時  3月22日(土) 1回目 12:30~2:00
                   2回目  3:00~4:30
 場   所  ハンガリアレストラン チャル六本木
 会   費  会員の方は 2,500円
         会員でない方は   4,000円
 申込方法  会費に申込み書をつけて、現金書留で
       お送り下さい。
 締 切 日  3月10日です。
        先着300名で打ち切りますのでお早く。

(当日ご来場の方はルネ・オン・メロディーの前売券を630円でお売り致します。普通は800円です。)

   ・・・・・・・・ルネ 日本語うまくなったかな?・・・・・・・・・





※皮革のジャケットのルネは、TV番組収録中の写真です

    ▲サングラスのルネ 集いの前?それとも後? 


 flag11問題の答えです。もちろん答えは「ルネ」ですよ。坊ちゃん刈りのルネはめずらしいでしょう?偶然とはいえ、Naokyさんが選んだお写真と、髪型や笑い方が似ているというのも面白いですね。不思議な偶然…というよりも、縁のようなものを感じるのは私だけでしょうか?
 それから、もしかすると、ルネの兄妹やルネがマッシュルーム・カットになった訳は、パパが喘息で仕事ができなくなったため、ママがヘア・カットするようになったからなのかと思ったりします。


 そして、3月26日には 「ドリフターズの8時だよ!全員集合(TBSTV)」に出演していました。mixiのコミュニティ「ミドリ色の屋根のルネ・シマールのメンバーatreyuさんは、ドリフのスペシャルにルネが出演した映像が流れないかと毎回テレビにかじりついて観ているそうです。素晴らしいっ! ちなみに前回は出なかったとのこと。でも、うう~むっ! そうか、ドリフも要チェックですねっ!!
 ルネが出演した時、合唱団の白いベレー帽とスモックはしっかり着て出てましたね♪ ああっ、しかし★ その時のコスチュームや歌った曲名はすっかり忘れてしまいました★ 不覚っ!
 覚えていらっしゃる方、是非教えて下さい! 情報をお待ちしておりますsymbol1

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする