ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

ルネのカセット・テープ

2016年08月28日 | ルネのCD
 ルネの曲が収録されたヒット曲集のLPレコードやCDはいくつかありますが、カセット・テープも発売されていました。そのタイトルは『フレッシュ・スター ヒット!&ヒット!』。発売元はCBS/SONYで定価は2,800円! シングル・レコードが500円、ルネのLPレコードが2,200円の時代に、カセット・テープでこの値段は高い気がします。  

 ルネの収録曲は「ミドリ色の屋根」と「小さな生命」で、ケースのルネの写真は、「中一時代」1974年11月号の記事と違うアングルの写真です。


SIDE A
①小さな生命      ルネ

②逃避行        麻生よう子
③白い冬        ふきのとう
④小さな抵抗      近藤久美子
⑤ミドリ色の屋根    ルネ
⑥異国の風       優雅
⑦悲しみの湖      麿こうじ
⑧早乙女勝元作 ”ベトナムのダーちゃん”より
 ダーちゃんどこへ行く 朝倉理恵

SIDE B
①午前零時の鐘    麻生よう子
②岬めぐり        山本コータローとウィーク・エンド
③愛のかけら      三浜鉄平
④くちづけの秋     牧美智子
⑤処女航海       優雅
⑥甘い暴走       石井まゆみ
⑦祈り          水沢あき
⑧葡萄園の伝説    フルーツ・ショップ



 ルネの曲以外で、『岬めぐり』は職場の飲み会のカラオケで何度も聞いたので歌えます。麻生よう子の『逃避行』とふきのとうの『白い冬』を部分的に覚えているだけで、他は初めて聴きました。麻生よう子はルネがインタビューで「かわいいね。」と言っていたので名前だけは知っていましたが…。
 Yahooで(シマ姉はググらない 笑)検索しましたら、YouTubeに結構映像が有りました。でも、麿こうじの『悲しみの湖』と水沢あきの『祈り』、優雅の『異国の風』は見つかりませんでした。麻生よう子の『午前零時の鐘』は映像は無く、歌詞だけです。
 それから、優雅というのは『処女航海』で1973年にデビューした台湾の歌手で、麿こうじは『スター誕生』からデビューした歌手だそうです。『葡萄園の伝説』のフルーツ・ショップは、男女のデュエットで、チェリッシュやダ・カーポに似ています。

「逃避行」 麻生よう子
http://www.uta-net.com/movie/3218/
「白い冬」 ふきのとう
https://www.youtube.com/watch?v=8ES79xmCTsE
「小さな抵抗」 近藤久美子
https://www.youtube.com/watch?v=0W8inZYZzzo
「ダーちゃんどこへ行く」 朝倉理恵
https://soundcloud.com/user933050400/hgcg2rhsk41h
「午前零時の鐘」(歌詞のみ)麻生よう子
http://j-lyric.net/artist/a04ad93/l0186a4.html
「岬めぐり」 山本コータローとウィーク・エンド
https://www.youtube.com/watch?v=0NGyoXy69EY
「愛のかけら」 三浜鉄平
https://www.youtube.com/watch?v=hqAboPTe4rg
「くちづけの秋」 牧美智子
https://www.youtube.com/watch?v=nxhmYj4mDgg
「処女航海」 優雅
https://www.youtube.com/watch?v=I47ZNAkXLpc
「甘い暴走」 石井まゆみ
https://www.youtube.com/watch?v=d_506vdHudc
「葡萄園の伝説」フルーツ・ショップ
https://www.youtube.com/watch?v=En7PdFttdI4

▲「中一時代」1974年11月号の記事 「ルネからのエア・メール」より

 ルネ友のみなさんは、何曲覚えていましたか? また、ご存知でしたか?



 
 さて、話は変わりますが、9月9日(金)から再開されるルネのコンサート・ツアーNouveau Rêveは、好評につき、4月に6会場が追加され、8月に3会場が追加されました。追加された3会場の内1つは、一度コンサートが行われたデジャルダン劇場ですので、前回のコンサートが如何に素晴らしかったかが伺えます。ちなみに、オデュッセ公会堂はルネの声の不調のため行われなかった5月28日(土)の延期分のようです。

・2016年11月25日(金)20:00~
     (※5月28日(土)の延期)
 salle Odysséeオデュッセ公会堂
・2017年2月5日(日)20:00~
 Salaberry-De-Valleyfield
   サラペリー・ドゥ・ヴァレイフィールド
・2017年5月6日(土)20:00~

     (※2016年5月7日(土)に開催)     
 Théâtre Desjardinsデジャルダン劇場

 ミュージカル『メリー・ポピンズが千秋楽を迎えてから1カ月弱のバカンスと準備期間。ルネには十分に休養を取って、来年春まで続くコンサート・ツアーに備えて欲しいです。そして、前回とはまた違ったステージを展開することを楽しみにしています。


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


           cat猫アスカ通信cat3

 実は、シマ姉家の愛猫アスカは慢性腎不全で闘病中です。
 鼻風邪が長引いて体重が減り、秘密基地にこもる様になったため、4月下旬に動物病院に連れて行ったらそのまま入院。連休前に退院してからは一日置きに皮下点滴に通っていましたが、アスカだけでなく、私の負担軽減も考え、今は自宅での点滴に切り替えて、私が行っています。幾度となく、もう駄目かも…と、腹をくくったこともありましたが、マックス時の半分の体重に減っても頑張ってくれています。
▲1年前の今日8月28日にfacebookに投稿したアスカの写真

 皮下点滴以外で効果的だったのは納豆菌ドリンク『NAOE 納豆菌カクメイキング。以前から私も飲んでいたもので、祈るような思いで飲ませたところ、持ち直してくれました。アスカが通院している動物病院でそのことを話したところ、その病院でも同じものを使っていたとのこと。私の友だちも、乳癌の愛猫に飲ませていました。
 納豆の効能に着目し、ナットウキナーゼを発見して飲む納豆菌として開発された『カクメイキング』はカプセルもあり、ドリンクはアスカ(1回2~5cc程度)、カプセルは私が毎日飲んでいます。今では『腸内フローラ』も『ナットウキナーゼ』も一般的に知られるようになりましたが、開発されたのは20年程前。時代を先取りしておりました。
※直江コーポレーション
http://naoe.shop-pro.jp/

 その『カクメイキング』が購入できるお店は、『Fancy Shop 猫の雑貨屋もくれんcat2 私の行きつけの猫グッズのお店ですsymbol1
 猫好きのオーナー夫妻が選りすぐった猫グッズの数々に、猫好きならもう、たまらないお店! 私はいつも目移りで目眩★ 主人が言うところの『くれくれタコラ』(知ってます?)状態に陥ってしまいます(笑)。

 もしも、お近くにお住まいの猫好きさんがいらしたら、是非一度足を運んだみてください! きっとお気に入りが見つかると思います。


 ホームページもございますので、是非覗いてくださいね♡


ファンシーショップ・ギャラリー もくれん
〒321-3531 栃木県芳賀郡茂木町茂木1320
Tel:0285-63-4175
営業時間:平日10:00~18:00
定休日:木曜日定休
MAIL:info@mokuren-cat.com
URL:http://mokuren-cat.com/

オーナーのブログ「猫の雑貨屋 もくれんのマスターとその5匹の猫たちの愉快な日々」
http://ameblo.jp/motegi-mokuren

▲左:お店の入り口 ドアを開けると「にゃ~お」と猫の鳴き声の呼び鈴cat2
 右:お店の看板猫ちびちゃん♡ 運が良ければ白黒猫のブラッキーにも会えます


▲猫好きならその品揃えに目眩! あれもこれもそれも欲しい~~っ!!

 オーナー(マスター)の入れてくださるコーヒー、紅茶をいただきながら、オーナー夫人と猫の話に花を咲かせたり、もくれんの猫の写真コンテストの写真に見入ったりしていると、素敵な猫グッズに囲まれて時間を忘れてしまいます。
 ちなみに、布製品からぬいぐるみ、アクセサリー、作家物の陶器や置物、ファイルやメモなど、ありとあらゆる猫モチーフのグッズが揃っていますよ~っ!! 私の写真では分かりにくいので、ホームページで、オーナーが撮影された写真をご覧くださいね。
コメント (2)
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ルネの意中の人は?

2016年08月21日 | 2回目の来日
 今日でリオデジャネイロ・オリンピックも終了(日本時間では明日22日)日本人選手のメダル・ラッシュに沸いた大会となりました。
 この期間中、日本中に衝撃が走った大きな話題と言えば『SMAPの解散』。今年1月の独立騒動が終結した後、ジャニー社長が「解散は無い」と言っていたようですが、今年の12月31日をもって解散。昨年11月に就任していた「パラリンピック応援サポーター」も、SMAPが解散を発表したことを受け、公式サイトを通じて応援活動の終了を発表。まだまだ混乱は続きそうです。
 私もSMAPは好きなグループ。特に「SMAP×SMAP」の「ビストロスマップ」が大好きで、CDは持っていないのに、レシピ本は揃えていたりします。25周年記念コンサートを楽しみにしていたファンも多いし、親子でコンサートに行ける国民的アイドルだっただけに、解散は残念でなりません。ネットで関連記事を読むと、ジャニーズ事務所に裏事情があるようですが、解散はしても独立はしないなら、またSMAPのメンバーで活動できることを、心から祈っています。



 さて、今から35年前の1974年8月22日は、ルネ・シマールの2回目の来日初日でした。
 第3回東京音楽祭世界大会でのグランプリとフランク・シナトラ賞受賞後、ファン待望の再来日であったためもあり、TVや雑誌でも大きく取り上げられました。

 今回紹介いたします記事は、ルネと一緒に旺文社の学習雑誌『中一時代の1975年のメイン・キャラクターになった、山口百恵さんとのことを報じたものです。
 すでにこの2回目の来日では、2人の共演は決定しており、広告用ツー・ショット写真や、その撮影の様子などが『中一時代』の記事になりました。また、『中二時代』、『中三時代』でもルネについて大きく取り上げられ、閉じ込みポスターが何度も付けられました。

 この記事で「ルネの意中の人は山口百恵」と報じていますが、共演に向けての話題作りだったのだろうと推測しています。もちろん、初来日で会っていたので、再会を楽しみにしていたのは確かですが、ルネは、「日本の女の子の印象は?」とか、「どんな女の子が好き?」という、外国人タレントやティーン・アイドルにする定番の質問の中で、「百恵ちゃん、かわいいね。」などと答えていましたから、カナダと日本のビッグ・アイドルの共演は、話題作りにはもってこいだったと思います。

▲『週刊明星』1974年9月5日号より

ルネ、再来日で400人のファンが熱狂

●なんと、彼の意中の女性は山口百恵、「早く会いたい…」

 “小さな王者”ルネ・シマール(13歳)は、いまやポップス界の“偉大な王者”になろうとしている。
8月22日午後7時10分、ルネの再来日を迎えた羽田空港は、上を下への大騒ぎ。


       ※           ※

 この日、空港のロビーに押しかけたファンの数は300~400人。ルネがゲートから姿を現わすや、たちまち大混乱におちいった。
 「ルネ、こっち向いてッ」
 「キャーッ」
 黄色い嬌声がロビー内に飛びかう。が、警備陣も万全のかまえ。約20人の空港警察官が、すばやくルネのまわりを取り囲んだ。
 そしてそのまま、裏口に待たせてあったハイヤーへ、あずき色のベンツは、ファンのうらみを残して、宿泊の東京プリンスホテルに向かった。
 翌日、同ホテルのゴールデンカップの間で、午後2時から1時間半にわたって、記者会見が行なわれた。
 愛敬たっぷりに受け答えするルネ。13歳の少年とは思えない落ち着きぶりだ。

 『東京音楽祭』で『ミドリ色の屋根』をうたって優勝した自信は、その後のルネを大きく成長させたようだ。
 いまや母国のカナダばかりではなく、アメリカでも“スーパー・アイドル”として人気を集めている。
 ルネを取り巻くはなやかな話題は多い。来年春、エリザベス・テーラーとミュージカル『ブルーバード』で共演する話もまとまっている。
 これはアメリカをはじめ、ソ連、パリでも公演される予定だ。
 レコード会社『MCA』と、2年間100万ドルの契約金で専属の話も進行中。郷里・カナダのケベック市では、家が観光バスのルートに組み込まれているほどの人気者なのである。
 そのルネにも、いま、ささやかな不満がある。『東京音楽祭』の賞品としてもらった時価248万円の高級腕時計が、まだ手元に渡っていないことだ。
 じつは、カナダの法律によると、未成年者が得た仕事上の報酬は、すべて18歳になるまで国家が保管することになっている。ルネが賞品の時計を、完全に自分のものにするには、あと5年は待たなければならないわけである。
 もっかのところルネは、月1回の“対面”を許されているだけ。「故障を事前に防止するため」という理由で、許可されたものらしい。
 ついでに紹介すれば、もっかカナダ政府が保管しているルネのギャラは約2億円。10歳で歌の世界にデビューしていらい、3年間で、なんと2億円もためた計算になるわけだ。

 さて、そのルネが、ふたたび日本で巻き起す旋風は、はたしてどういうことになるか。
 9月4日、大阪厚生年金会館で開かれる『ユニセフ・チャリティー・ショー』を皮切りに、9月14日、15日の両日、東京・渋谷公会堂で、本格的なコンサートを開く。
 そこでは新曲『小さな生命』が披露される。
 が、それよりも、やっぱり気になるのは、山口百恵との“仲”にちがいない。
 『東京音楽祭』で顔を合わせたふたりは、すっかり意気投合。今回の来日でルネがもっとも楽しみにしているのは、山口百恵との再会だ、ともいわれている。
 9月20日に離日するまでの30日間、ふたりの“仲”が、ファンをやきもきさせることになるかもしれない。


▲『中一時代』1975年のメインキャラクターに選ばれた2人 2回目の来日で、年間購読予約の広告や特別増刊号のための撮影が行われ、その様子は『中一時代』に掲載されました(左) 右は特別増刊号の折り込みポスター


 仏系カナダ人のルネにとって、ほっぺにキスはあいさつ。アグネス・チャンさんや桜田淳子さんなど、当時の女性アイドルにキスするルネの記事は過去ログでも紹介していますが、『中三トリオ』ではどちらかといえば森昌子派だった私は、『中一時代』特別増刊号のポスターがきっかけで、かなり長い間、私は山口百恵さんを好きになれませんでした(笑)。

 ちなみにその当時、仲良し4人組の1人は西城秀樹ファン。1人は郷ひろみファンで、もう1人は野口五郎ファン、そして私がルネ・シマール・ファンでした。好きなスターが重なっていなかったおかげで、私の当時のルネ記事コレクションは、芸能雑誌を買わなくても増えていったのでした。さらに、郷ひろみファンの彼女は後に長渕剛ファンで、私が志穂美悦子(本名:長渕悦子 元JAC所属のアクション女優)ファンだったりします。
 ルネの来日が無くなり、ルネ・ファン・クラブ「メープル・メイツが閉鎖し、カナダのファン・クラブも閉鎖になった後は、千葉真一氏が出演したTVドラマ『キーハンター』がきっかけで、もともと東映アクション映画が好きだった私は、JAC(ジャパン・アクション・クラブ 現JAE:ジャパン・アクション・エンタープライズ)にのめり込んでいったのでありました。


 話は変わりますが、先週8月13日(土)に大好評のうちに千秋楽を迎えたミュージカル『メリー・ポピンズですが、リハーサル中の舞台に、ルネの娘ロザリーが『メリー・ポピンズ』のボディー・ペインティングをして現れ、そのサプライズ映像と画像がfacebookで公開されました。

▲『メリー・ポピンズ』のボディー・ペインティングをしたルネの娘ロザリー
▲左:『メリー・ポピンズ』の出演者たちと一緒に
 右:左からルネ、妻マリー=ジョゼ、メリー・ポピンズ役のジョエル・ランクトー、娘ロザリー


 そして、Mr.バンクス役のために口髭をたくわえたルネと千葉真一氏(別名義 和千永 倫道)、20歳前後のルネと真田広之氏(1960年10月12日生まれ)が似て見えてしまうのは私だけ?

           ▲千葉真一氏とルネ  
   ▲20歳頃の真田広之氏とルネ

 ルネの来日が途絶えてからずっと後になって、20歳前後のルネの写真を初めて見た時、JACのメンバーで若手人気俳優だった真田広之氏と髪型がほぼ同じで、顔も鍛えられた体も似ていることに驚いたことを覚えています。過去ログで記事にしたマイケル・Jフォックス氏も同様に、好きな男性のタイプが一貫しているってことかしら?…なんて、思ってしまうシマ姉です(爆)。

 今回はとりとめもなく、まとまりのない話になってしまいました。

 朝晩はずいぶん過ごしやすくなってきましたが、まだまだ残暑厳しき折、ルネ友のみなさまも、オリンピック観戦で寝不足続きだと思いますので、体調には十分気を付けてくださいね!
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ルネの出演TV番組

2016年08月13日 | ルネの活動記録
 今日はお盆の入り。午前中の内に家族でお墓参りに行ってきます。
 ここ数年は新盆、三回忌、私の検査入院…と、慌ただしいお盆が続きましたが、今年は岡山にいる義弟も前倒しで里帰りを済ませているので、ちょっとのんびりできるお盆になりそうです。


 さて、今から42年前の1974年、第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を受賞したルネは、TV番組出演や雑誌の取材に引っ張り凧でした。
 そして今回は、「スーパー・アイドル ルネ」の「完全スケジュール同行記」に記されていた『歌謡ビッグマッチ』と『歌え!ヤンヤン!!』に出演したことを報じた記事を紹介いたします。

 ちなみに『歌謡ビッグマッチ』(下左)は、3ページの記事のルネの部分だけトリミングしました。この写真では、ルネには珍しい、白い半袖シャツの裾を結んだへそ出しルックです。でも、カナダで公開された映画「Rene Simard au Japon」では、きちんとシャツの裾をジーンズの中に入れて着ていました。いただいたコピーの画像があまり良くないので分かりにくいのですが、プール・サイドで「ミドリ色の屋根」を歌った時は、『歌え!ヤンヤン!!』の本番と同じジャンプスーツを着ていたようです。
 また、豊島園には、収録のあった7月9日(火)の前に、遊びを兼ねた取材で7月7日(日)にも行っており、その様子はカナダから同行したインター・ヴィデオが撮影して「Rene Simard au Japon」の中で紹介しました。「スーパー・アイドル ルネ」でも『ルネと遊園地』と題してカラー掲載されていましたので、そのページも紹介いたします。

 そして、『歌え!ヤンヤン!!』の記事(下右)は、『完全スケジュール同行記』と比較しますと、郷ひろみとの共演場面の写真は、スヌーピーのTシャツを着ているので、リハーサルの時のもののようです。また、2人の間に映っている女の子は、本番でルネの右腕につかまり、ルネが持っている花束は、本番ではその女の子が持っています。ルネが左手をつないでいる女の子と同じデザインのワンピースを着ているので、2人は姉妹?

 今回紹介しているのは、どちらも小さな記事ですが、同じ取材の別の写真と比較すると、雑誌によって取り上げる場面が違って面白いですね。

▲左:『歌謡ビッグマッチ』(TBS)7月9日(火)15:45~
東京・豊島園 リハーサル及び本番(『ヤングレディ 1974年8月1日・5日合併号』より)
 右:『歌え!ヤンヤン!!』(東京12チャンネル)7月11日(木)13:00~東京・渋谷公会堂 リハーサル及び本番



ヤングアイドル,真夏を楽しむ!(上左)
 長かった梅雨がやっと明けた7月9日、東京・豊島園で『歌謡ビッグマッチ』(TBS)の録画が行われた。
 出演の西城秀樹、にしきのあきら、桜田淳子、あべ静江、マギー・ミネンコらヤングアイドルたちは、プールで、遊園地で、一日中大はしゃぎ。
 東京音楽祭でグランプリに輝き、人気上昇中のルネ君も、ファンに大もての1日でした



ルネ君2つの話題ひろみと共演・帰国)(上右)
 カナダのかわいいアイドル、ルネ・シマールが、7月11日『歌え!ヤンヤン!!』(東京12ch)でひろみと共演。すっかり意気投合したふたりは話もはずみ、『しあわせなら手をたたこう』をデュエットするなどゴキゲンそのもの。
 そのルネくんは7月14日帰国。8月22日には再来日して、1か月ほど滞在し、コンサートもひらく予定だという。


▲「スーパー・アイドル ルネ」の「完全スケジュール同行記」より 1974年7月11日(木)『歌え!ヤンヤン!!』のリハーサル(左)と本番(右)

▲「スーパー・アイドル ルネ」より「ルネと遊園地」

<火曜歌謡ビッグマッチ>
 1973年3月27日から1974年9月24日までTBS系列局で放送された、バラエティ番組を兼ねた歌謡番組。放送時間は毎週火曜 20時00分 - 20時55分 (JST) 。
 歌謡界のライバル同士の対戦を軸に、2人の歌手たちへの応援合戦やデュエット・かくし芸などで2組が競いあっていた公開番組。合間には出演者による「今週の告白」「スターとデイト」のコーナーもあった[1]。それまでの歌謡番組よりもバラエティ性を強くした番組で、司会はそれまでの三木鮎郎や高橋圭三から、歌謡番組の司会は初の黒柳徹子と、当時フジテレビ系列局で放送の『ゴールデン歌謡速報』でも司会を務めていた井上順が担当。


<歌え!ヤンヤン!!>
 1972年4月6日から1975年3月27日まで東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送されていた歌謡バラエティ番組。放送時間は毎週木曜19:00~19:56。
 フォーリーブスがレギュラーを務めていた番組で、彼らが披露する歌とダンスを中心に進行。他にも、彼らが女学生やボクサーなどに変装して芸と腕を競う「フォーリーブスの変身コーナー」、たちまち足がスマートになるという触れ込みの「ヤンヤン体操」、新人タレントを発掘する「歌えヤンヤンコンテスト」などのコーナーを擁していた。



 さて、大好評につきロングランだったミュージカル『メリー・ポピンズも、いよいよ今日が千秋楽。モントリオールのサン・ドゥニ劇場は、13時30分から更なる熱気に包まれることでしょう!
 この舞台が終わるとルネの活動も一段落。でも、9月9日(金)から再開するコンサート・ツアーNouveau Rêveまでは1カ月もありません。気持ちを切り替え、以前にも増して素晴らしいステージになるよう、ルネには十分休養を取って欲しいと思います。



René Simard Live Bienvenue à Montréal

 そして、話は変わりますが、開催が危ぶまれていたリオデジャネイロ・オリンピックは、日本人選手のメダル・ラッシュで盛り上がっています。現在のメダル獲得数はアメリカ、中国に続いて3位! 私が好きな体操では、男子が団体と個人で金メダルを獲得し、『体操日本』の復活に日本中が沸きました。
 今から40年前の1976年、カナダ、モントリオール・オリンピックで、世界中の注目を集めたモントリオール大会の華といったら、何といっても女子体操の『ナディア・コマネチ』でしょう。開会式でルネが『モントリオール讃歌』を歌っておらず、がっかりしていた私は、コマネチにルネを重ね、彼女の美しい演技に夢中になって見入ったものでした。
 上のYouTube映像は何度も紹介しておりますが、ルネが「Bienvenue a Montréal モントリオール讃歌」を歌う様子と共に、コマネチの10.00の演技をお楽しみください。


 それでは、ルネ友のみなさまも酷暑と寝不足で体調を崩さないように気をつけて、お盆をお過ごしくださいね。
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グランプリ受賞後のカナダ②

2016年08月07日 | 1回目の来日
  暑中お見舞い申し上げます。


 …といっても、今日は立秋。明日からは残暑見舞いになるそうです。昨日、開催が危ぶまれたリオデジャネイロ・オリンピックが無事開幕いたしましたが、ルネ友のみなさまはいかがお過ごしですか?

 シマ姉家は、増築して20年経つ部屋のエアコンが寿命を迎え、買い換えました。1年以上前からちょくちょく不具合を起こしていたのですが、裏技(?)でだましだまし使っていたのに、主人のミスでその裏技も使えなくなり、動かなくなってから慌てて買いに行った次第★ その部屋は出窓にグリーンカーテンを設置して、夜中も出窓を網戸にしておけるようにしてはいますが、西日が当たって午後から室温が上がり、夜までその熱が残ってしまうため、適度にエアコンを使わないと熱中症が心配。しかし、今日買ってすぐ取り付けられる訳ではなく、取り付け工事までの約1週間は涼しい日もあって助かりました。今はフィルターの掃除も自動でやってくれるし、省エネになっているので快適に過ごしています。
 ちなみに、今年のグリーンカーテンはゴーヤです。年度初めの忙しさで出遅れ、苗を買いにホームセンターに行った時にはゴーヤしか残っておりませんでした★ 店員さんにも時期が遅いことを指摘されましたが、取りあえずつるを伸ばし、実も成り始めました。昨年種こぼれした朝顔も咲いています。ゴーヤは収穫したら、職場の同僚お勧めの漬物と佃煮に挑戦しようと思っています。


 そして明日、8月8日はルネと妻マリー=ジョゼの29回目の結婚記念日です。
 ロングランになっているミュージカル『メリー・ポピンズの公演も今日、明日はお休み。5公演を残すのみになりました。9月9日(金)から再開するコンサート・ツアーまであと1カ月。ハードなダンスは無いにせよ、ここ連日の公演に、ルネの体調を心配しています。プロとして自分の役柄を完璧に演じきるであろう55歳のルネ。「頑張って~っ!!」と、遠い日本から声援を送るのみのシマ姉ですが、ルネが結婚記念日はちょっとだけでも、マリー=ジョゼの美味しい手料理を食べながら、夫婦水入らずで、または家族だけでゆっくり過ごせることを願っています。

 さて今回は、前回の続き、ルネが第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を獲得し、1974年7月14日(火)に凱旋帰国したときの記事の後編を紹介いたします。


人気爆発
  ルネ坊やの帰国に
カナダ中が異常興奮


トロフィーは銀行の金庫に
ギャラは満18才まで管理


 ルネの自宅はケベック市から車で約1時間、セントローレンス河の中州、イルドルレアン島にある別荘地帯で、緑の美しい牧場などもある風光明媚なな田舎町だが、ルネ坊やが大邸宅に住んでいるわけではない。
 帰国と同時に、ティーンエイジャーのファンが車でワンサとつめかけ、プラカードを振りかざして「お帰りなさいルネ」「グランプリおめでとう!」と大騒ぎしたが、ルネ一家はごく普通のささやかな家に住んでいる。

 というのも、カナダでは18才未満のタレントには直接ギャラが支払われず、その年令に達するまで国が管理することになっているからだ。現在、ルネのためにプールされているギャラは、ざっと2億円!
 ますます貯まる一方で、5年後支払われるときまでには、この何倍になっているか見当もつかない。もしもルネが家を建てるなら、小さい家どころか、お城のような建物がそびえ立つだろう。
「ギャラの額なんて、ぼくは知らないよ。でも東京でグランプリとシナトラ賞をもらったときは、うれしくて涙が出ちゃったよ。あのときのトロフィーは、一生の記念だからね。いま銀行の金庫にあずけてあるんだ。」
 銀行さんも粋なもんだね。

 どこかの国のタレントとちがって、、ルネは学校へもせっせと通う。勉強は大好きだ、特に数学がお得意である。

 カナダに劣らず日本での人気もすさまじく、大手スポンサーがCMモデルに争奪戦を展開中。ロッテに旺文社、東レは「ルネのシンボルマークを商品に」と狙っている。
 8月22日には再来日し、”ルネ・シマール・ファーストコンサート”が、9月4日大阪厚生年金大ホール、14・15日東京渋谷公会堂で開かれる。レコードは9月10日CBSソニーから臨発の『小さな生命』がヒットパレードに殴り込みをかける。
 さらに東宝ではルネの主演映画を企画。某テレビ局は1クール連続の”ルネ・ワンマンショー”を交渉する構えだ。
 来年のことをいっても鬼は笑わないというほどの人気を見込んで、来年の春からは日本全国縦断リサイタルまで予定されている。

 こうなると日本のヤング・タレントは油断できない。台湾、香港のみならず、カナダのルネにもファンを食われるオソレがあるからだ。まして、「山口百恵ちゃんはカワユイね」「日本の女の子をガールフレンドにしたい」なんちゃってるルネ坊や。天使みたいな顔をして、何をやらかすかわからないゾ。


▲グランプリとフランク・シナトラ賞のトロフィーを前に、花束に囲まれたルネ

 ルネの1クール(13回)連続のワンマンショー、東レの『ルネのシンボルマーク商品化』は実現しなかったと思いますが、ロッテの『ロンドン』と『ハローレディ』、旺文社の学習雑誌『中一時代』、トンボ学生服はイメージキャラクターとしてTVコマーシャルに出演しました。また、東宝の主演映画企画は、『ルネ・オン・メロディ』(Un Enfant Comme Les Autresー普通の子供)のことですね。ルネのワンマンショーについては、1回でもいいから実現して欲しかったです!

※過去ログ「ルネのTVコマーシャル」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/397.html


 実は今日、久しぶりにやんばるQさんとお出かけします♪ 前回も行ったパワースポットで日頃の疲れを癒し、明日からの仕事を頑張れるように、美味しいものをいただいて、他愛のないおしゃべりを楽しんできたいと思います。

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