今から39年前の1974年10月1日にルネのファーストアルバム「ミドリ色の屋根 ルネ」が発売されました。
A面は日本でのデビュー曲「ミドリ色の屋根」をはじめとする日本語の曲6曲。B面はカナダのデビュー曲”L'oiseau-鳥-”、日本でデビューするきっかけになった「美しい星」を含めた仏語のヒット曲6曲から構成されており、日本のファン待望のアルバムでした。
B面は、デビュー当時の幼い声から、ボーイソプラノの最盛期の、来日前の声まであって、そのことを知らずに初めて聴いた時は、声の違いに少々戸惑ってしまいました。収録曲の中で、個人的には「ミドリ色の屋根」と同時期に録音された ”Les dimanches apres-midi-日曜の午後-”が一番好きでした。
▲東京音楽祭世界大会出場曲”Non ne pleure pas”と日本語で歌った「ミドリ色の屋根」を収録したことをジャケットに明記した来日前発売のアルバム(こちらの画像はデビュー25周年記念CD集の一枚)
そして、ファースト・アルバム収録の日本語の曲は全て、「スーパー・アイドル ルネ」に楽譜が掲載されており、当ブログで紹介していないものは、今回の「青空の向うへ」のみになりました。
この曲は、前出のアルバム ”Les dimanches apres-midi”に仏語版「青空の向うへMerci pour tout」が収録されていました。そして「青空の向うへ」は、ルネが第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を受賞した後にカナダで発売された、”Ma Petite Japonaise”にも収録されました。
歌詞の内容は少年の可愛い恋の歌。
日本の少年少女が歌う歌謡曲は恋愛の歌が多い傾向にあり、ヒット曲はたいてい恋愛の歌です。しかし、過去ログでも書きましたが、ルネはデビュー当時、ティーンよりもケベックのお母さんたちのアイドルだったせいか、母親や家族をテーマにした歌をたくさん歌っていました。大人っぽい曲はといえば、『サンタルチア』等のカンツォーネ、映画のテーマ曲などで、恋の歌は、カーペンターズの『遙かなる影』やアルバムにもなった”Pascale”など、ごく一部でした。もちろん年齢的に恋愛の歌を歌うには幼かったからなのでしょう。しかし、カナダではそうでも、日本ではオズモンズの末っ子で、当時7歳だったジミーに、『ちっちゃな恋人』なんて曲を歌わせたりしているので、国による感覚の相違なのでしょう。
なお、”Merci pour tout”の歌詞は、私が乏しい仏語の知識を総動員して訳したものを、次週紹介する予定です。
この曲は、仏語歌詞をつけて歌われた曲の中で、最も歌詞の内容が変わってしまった曲だと思います。また、訳すのが難しく、計画しながら何年も放置したままになっていた曲でもありました。
それでは、『青空の向うへ』の歌詞と楽譜をアップいたしますので、カナダのシャンタルさんの音楽サイトやルネのCDを一緒にお聴きください。楽譜をもとに、歌ったり演奏したりしていただければ幸いです。
▲「青空の向うへ」が収録されたカナダのアルバム”Ma Petite Japonaise”
♪「青空の向うへAozola No Moukoe」
http://discographiesimard.musicblog.fr/2861141/Rene-Simard-Aozola-No-Moukoe/
青空の向うへ
さいとう大三作詞/村井邦彦作曲/馬飼野康二編曲
小さな涙ををふいて 明るく笑ってごらん
この僕がこれから 君を守ってあげる
悲しい思いに君を させないつもりさ僕は
離さずにこれから 君を大事にするよ
いつでも君と僕 ふたりは恋人
いつでも君だけを 愛しているから
青空のむこうへ 二人で行こう
はてしなく夢がほら 二人に広がる
いつでも君と僕 二人は恋人
いつでも君だけを 愛しているから
これから二人は一緒 心配しなくていいよ
この僕がいつでも 君の近くにいるさ
きれいなお花のように かわいくほほえむ君と
どこまでも片寄せ 僕は歩いて行くよ
いつでも君と僕 二人は恋人
いつでも君だけを 愛しているから
青空のむこうへ 二人で行こう
はてしなく夢がほら 二人に広がる
いつでも君と僕 ふたりは恋人
いつでも君だけを 愛しているから
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
シマ姉のグリーンライフ
職場のパッションフルーツ(写真右上)は次々に花が咲き、既に13個実が大きくなっています。ところが、台風26号の暴風雨を乗り越えたと思ったら、出張中にグリーンカーテンのネットが外されていてショック★ グリーンカーテンの責任者は、しばらくパッションフルーツの所だけは外さないと言っていたのに、指示が行き渡ってなかったみたいです。実が取れたりはしていなかったのでよかった…。 昨日の台風27号の影響もなく、今日からお天気が続く予報♡ このまま熟すまで霜が降らないことを祈るばかりです。
今年の冬は寒いらしいのですが、夏咲き切ったはずの百合(写真左 支柱は台風26号対策で立てたもの 後ろにパッションフルーツ)が二度咲きしている職場の花壇。台風26号接近の際、パッションフルーツの棚でアマガエルを発見し、捕まえて寄せ植えと一緒に室内に取り込もうとして失敗★ 仕方がないので寄せ植えとオリズルランの大鉢をアマガエルのために犬走りに残し、他の鉢は全部部署に取り込みました。その内の2鉢で、昨年外に捨て置かれ、危うく霜で枯れるところだったシャコバサボテン(写真右下)は、すっかり元気になって花芽を付け始めました。まだまだ小さいですが、全ての葉先に付いているので、花が咲くのが楽しみです♪
そして先週、あるお肉屋さんの店の脇に、実が生っているパッションフルーツのグリーンカーテンを発見! 冬越しをどうするのか聞いてみようと思っています。店先で焼き鳥を焼いているお店なので、夕食のおかずを買いながら聞いてみようかな♪
猫アスカ通信
このところ朝晩は冷え込んで寒いくらいになりました。シマ姉家の愛猫アスカは、寒くなると私の布団の中に潜り込んで寝るようになり、早朝の狩りはすっかりご無沙汰(笑)。
某ホームセンターで見つけたキャットハウスが目に止まり、つい猫バカで買ってしまいました。息子のランドセルが大好きで、中の教科書・ノート類をかき出して無理矢理入るアスカは、フワフワで温かいので気に入ったらしく、その晩からその中で寝ています。
画像は、買ってきてまだタグが付いたままのキャットハウスでまどろむアスカです。最初は香箱座りしていましたが、中が温かくなったので身を乗り出しています。昨夜はいびき(ちょっと鼻風邪もひいてるけど…)をかいて爆睡だし(笑)! これで冬の備えは万全?!
A面は日本でのデビュー曲「ミドリ色の屋根」をはじめとする日本語の曲6曲。B面はカナダのデビュー曲”L'oiseau-鳥-”、日本でデビューするきっかけになった「美しい星」を含めた仏語のヒット曲6曲から構成されており、日本のファン待望のアルバムでした。
B面は、デビュー当時の幼い声から、ボーイソプラノの最盛期の、来日前の声まであって、そのことを知らずに初めて聴いた時は、声の違いに少々戸惑ってしまいました。収録曲の中で、個人的には「ミドリ色の屋根」と同時期に録音された ”Les dimanches apres-midi-日曜の午後-”が一番好きでした。
▲東京音楽祭世界大会出場曲”Non ne pleure pas”と日本語で歌った「ミドリ色の屋根」を収録したことをジャケットに明記した来日前発売のアルバム(こちらの画像はデビュー25周年記念CD集の一枚)
そして、ファースト・アルバム収録の日本語の曲は全て、「スーパー・アイドル ルネ」に楽譜が掲載されており、当ブログで紹介していないものは、今回の「青空の向うへ」のみになりました。
この曲は、前出のアルバム ”Les dimanches apres-midi”に仏語版「青空の向うへMerci pour tout」が収録されていました。そして「青空の向うへ」は、ルネが第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を受賞した後にカナダで発売された、”Ma Petite Japonaise”にも収録されました。
歌詞の内容は少年の可愛い恋の歌。
日本の少年少女が歌う歌謡曲は恋愛の歌が多い傾向にあり、ヒット曲はたいてい恋愛の歌です。しかし、過去ログでも書きましたが、ルネはデビュー当時、ティーンよりもケベックのお母さんたちのアイドルだったせいか、母親や家族をテーマにした歌をたくさん歌っていました。大人っぽい曲はといえば、『サンタルチア』等のカンツォーネ、映画のテーマ曲などで、恋の歌は、カーペンターズの『遙かなる影』やアルバムにもなった”Pascale”など、ごく一部でした。もちろん年齢的に恋愛の歌を歌うには幼かったからなのでしょう。しかし、カナダではそうでも、日本ではオズモンズの末っ子で、当時7歳だったジミーに、『ちっちゃな恋人』なんて曲を歌わせたりしているので、国による感覚の相違なのでしょう。
なお、”Merci pour tout”の歌詞は、私が乏しい仏語の知識を総動員して訳したものを、次週紹介する予定です。
この曲は、仏語歌詞をつけて歌われた曲の中で、最も歌詞の内容が変わってしまった曲だと思います。また、訳すのが難しく、計画しながら何年も放置したままになっていた曲でもありました。
それでは、『青空の向うへ』の歌詞と楽譜をアップいたしますので、カナダのシャンタルさんの音楽サイトやルネのCDを一緒にお聴きください。楽譜をもとに、歌ったり演奏したりしていただければ幸いです。
▲「青空の向うへ」が収録されたカナダのアルバム”Ma Petite Japonaise”
♪「青空の向うへAozola No Moukoe」
http://discographiesimard.musicblog.fr/2861141/Rene-Simard-Aozola-No-Moukoe/
青空の向うへ
さいとう大三作詞/村井邦彦作曲/馬飼野康二編曲
小さな涙ををふいて 明るく笑ってごらん
この僕がこれから 君を守ってあげる
悲しい思いに君を させないつもりさ僕は
離さずにこれから 君を大事にするよ
いつでも君と僕 ふたりは恋人
いつでも君だけを 愛しているから
青空のむこうへ 二人で行こう
はてしなく夢がほら 二人に広がる
いつでも君と僕 二人は恋人
いつでも君だけを 愛しているから
これから二人は一緒 心配しなくていいよ
この僕がいつでも 君の近くにいるさ
きれいなお花のように かわいくほほえむ君と
どこまでも片寄せ 僕は歩いて行くよ
いつでも君と僕 二人は恋人
いつでも君だけを 愛しているから
青空のむこうへ 二人で行こう
はてしなく夢がほら 二人に広がる
いつでも君と僕 ふたりは恋人
いつでも君だけを 愛しているから
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
シマ姉のグリーンライフ
職場のパッションフルーツ(写真右上)は次々に花が咲き、既に13個実が大きくなっています。ところが、台風26号の暴風雨を乗り越えたと思ったら、出張中にグリーンカーテンのネットが外されていてショック★ グリーンカーテンの責任者は、しばらくパッションフルーツの所だけは外さないと言っていたのに、指示が行き渡ってなかったみたいです。実が取れたりはしていなかったのでよかった…。 昨日の台風27号の影響もなく、今日からお天気が続く予報♡ このまま熟すまで霜が降らないことを祈るばかりです。
今年の冬は寒いらしいのですが、夏咲き切ったはずの百合(写真左 支柱は台風26号対策で立てたもの 後ろにパッションフルーツ)が二度咲きしている職場の花壇。台風26号接近の際、パッションフルーツの棚でアマガエルを発見し、捕まえて寄せ植えと一緒に室内に取り込もうとして失敗★ 仕方がないので寄せ植えとオリズルランの大鉢をアマガエルのために犬走りに残し、他の鉢は全部部署に取り込みました。その内の2鉢で、昨年外に捨て置かれ、危うく霜で枯れるところだったシャコバサボテン(写真右下)は、すっかり元気になって花芽を付け始めました。まだまだ小さいですが、全ての葉先に付いているので、花が咲くのが楽しみです♪
そして先週、あるお肉屋さんの店の脇に、実が生っているパッションフルーツのグリーンカーテンを発見! 冬越しをどうするのか聞いてみようと思っています。店先で焼き鳥を焼いているお店なので、夕食のおかずを買いながら聞いてみようかな♪
猫アスカ通信
このところ朝晩は冷え込んで寒いくらいになりました。シマ姉家の愛猫アスカは、寒くなると私の布団の中に潜り込んで寝るようになり、早朝の狩りはすっかりご無沙汰(笑)。
某ホームセンターで見つけたキャットハウスが目に止まり、つい猫バカで買ってしまいました。息子のランドセルが大好きで、中の教科書・ノート類をかき出して無理矢理入るアスカは、フワフワで温かいので気に入ったらしく、その晩からその中で寝ています。
画像は、買ってきてまだタグが付いたままのキャットハウスでまどろむアスカです。最初は香箱座りしていましたが、中が温かくなったので身を乗り出しています。昨夜はいびき(ちょっと鼻風邪もひいてるけど…)をかいて爆睡だし(笑)! これで冬の備えは万全?!