ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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第3回東京音楽祭世界大会のちらし

2009年07月26日 | 1回目の来日
 カナダの少年歌手ルネ・シマールが、13歳という若さでグランプリとフランク・シナトラ賞を獲得し、世界中の話題となった第3回東京音楽祭世界大会ファイナル(最終決勝)が行われたのは、1974年6月30日(日)。帝国劇場で午後7時から開演されました。
 
 その時、地元の神社の茅の輪くぐりに出かけていて、世紀の瞬間を見逃した私がどんなに悔やんだことか…。あれから35年経った今になって、そのちらしがオークションに出品されました。激しい入札合戦の末に落札したのは、偶然にも、ルネの妹ナタリー・シマールの誕生日である7月7日のこと。これも何かの縁なのでしょう。

 ちらしはB4版二つ折り。裏面には東京音楽祭特別講演として、スペシャル・ゲストのシャーリー・バッシー・ショー、金賞を受賞したザ・スリー・ディグリーズとフレダ・ペインのジョイント・ショー、マリー・トラヴァス・ショーの広告が入り、内側は二段抜きで世界大会の日程や出場者が紹介されていました。そして、世界大会の入場料は、S席6500円、A席4500円、B席3000円、C席2000円。帝国劇場の入場料ですからね。以前観に行った「レ・ミゼラブル」の、現在販売されているS席は13500円ですから、35年前だとこれ位なんでしょう。出場者も審査員も豪華でしたし、協賛を見ても、日本の音楽界が、全世界に向け、総力を挙げて開催した音楽祭であったことが判ります。

 …ということで、今回はこのちらしを紹介いたします。





●主催 東京ポピュラー音楽振興会
●協賛
音楽出版社協会
日本音楽事業者協会
日本音楽著作家協会
日本音楽著作家組合
日本作曲家協会
日本作詞家協会
日本レコード協会
●協力 日本航空
●後援 東京放送




あなたの心よ、音たちで染まれ!

海外27ヶ国から集まった301曲。
その中から厳しい審査でノミネートされた21曲に
日本からのゴールデンカナリー受賞3曲が加わった24曲は、この通り。回を重ねるごとに充実する内容も、今年は一段とグレードアップ。顔ぶれを見ても、激戦が予想されます。歌ごころを知った歌手の競演は、優しく激しい音たちで、あなたを酔わせてしまうはず。ご期待ください。


1 Est Ca Soir Tu Telephones(愛のテレフォン)
               ティファニー(フランス)
2 18-19-20 サイモン&ベッティーナ(西ドイツ)

3 Ce Ca Chanson(詩が終るまで)
          チャーリー・ジェイムズ(イギリス)
4 Sobre Et Viento ホアン・バウ(スペイン)
5 You'll See メルヴィン・リード(アメリカ)
6 Light of Day マリー・トラヴァス(アメリカ)
7 Midori-iro No Yane(ミドリ色の屋根)
            ルネ(ルネ・シマール)(カナダ)

8 Varsovie(ワルシャワの星空)
              クリスティーナ(ポーランド)
9 When Will I See You Again(天使のささやき)
          ザ・スリー・ディグリーズ(アメリカ)

10 Let Give Love Place to Flourish(翔ける愛)
           カレル・ゴット(チェコスロバキア)
11 Up Over My Head ゴールド&シルバー(イギリス)
12 Gifts アラン・オディ(アメリカ)
13 It's Yours To Have フレダ・ペイン(アメリカ)
14 Autour de Nous ジルベール・モンターニュ(フランス)
15 Round And 'Round スーザン・アントン(アメリカ)
16 Sabedoria ノエリータ(ブラジル)
17 All Together Now ザ・ギミックス(スウェーデン)
18 Got to Save the World(アレルヤ!世界救済)
            ザ・サーカス・バンド(フィリピン)
19 Forever My Love パティ・キム(韓国)
20 Chortva Kaleso(悪魔の車輪)
               ムスリム・マガマエフ(ソ連))

21 Je Suis Romantique(愛のロマンス)
                  パトリシア(フランス)
22 別れの鐘の音 五木ひろし(日本)
23 愛のゆくえ ザ・ピーナッツ(日本)
24 積み木の部屋 布施明(日本)


東京音楽祭スケジュール

●6月29日(セミ・ファイナル)
 ファイナル10曲選定
●6月30日(ファイナル)
 海外10曲、日本3曲の中からグランプリ決定
 金銀銅各賞決定

’74。世界のヒットは東京生まれ
 日本の音楽界前半をしめくくる、第3回東京音楽祭。
 国際音楽祭ならではの、そのスケールは、
 海を越え、国を超えて人の心を魅惑する
 音楽の広がり、そのものです。
 世界中で愛されるヒット曲に、東京生まれの曲が
 加わる日が、もうここまで来ています。

日本と世界の最新ヒット曲が
グランプリを競う、世界大会。

5月25日に行われた国内大会は、TBCテレビ・ラジオで放送もされ、ゴールデン・カナリー賞受賞3曲も決まりました。世界大会に出場する24曲が、これで出揃ったワケです。6月29日のセミ・ファイナルでは海外21曲の中からファイナル進出10曲が選ばれます。そして、いよいよ6月30日のファイナルで海外10曲、日本3曲とでグランプリを競うことになります。

F・シナトラも審査に加わり
’74のグランプリの行方が決まる!

ゴキゲンな曲が次々と飛び出す、このお祭り。雪村いづみ、ミッキー・ニューベリーに続いて、今年グランプリ(音楽祭大賞)に輝くのは誰なのか……ポピュラー音楽ファンの間で、いま、一番の話です。もうひとつの大きな話題を呼んでいるのは、あのフランク・シナトラが特別審査員として、グランプリ決定に一役買うこと。「シナトラ賞」も特別に設置。出場歌手の熱演にも一層力がこもるというものです。めくるめく興奮と感動の渦の中に、あなたも------。

スペシャルゲストに
シャーリー・バッシーも迎えて。

映画”009シリーズ”の主題歌「ゴールドフィンガー」「ダイヤモンドは永遠に」などの大ヒットで世界中に多くのファンをもつ、女性歌手。今は亡きJ.F.ケネディ大統領に招かれ、ホワイト・ハウスで歌ったという話を、ご存じの方も多いのでは?来日するのは今回が初めてです。世界大会をさらに盛りあげる見ごたえのあるステージに、ご期待ください。




 この大会の受賞曲は次のとおりです。ファイナル進出曲は太字で示した13曲です。審査員等につきましては、”wikipedia”及びWIKI☆さんのブログ「♪ウキウキ♪ハッピー☆」でご覧ください。また、東京音楽祭のリハーサル、世界大会ファイナルのグランプリ受賞前と受賞後に歌った「ミドリ色の屋根」のYouTube映像は、トップ・ページの方で紹介しています。

大賞 ミドリ色の屋根    ルネ・シマール(カナダ)
金賞 天使のささやき  ザ・スリー・ディグリーズ(アメリカ)
銀賞 積木の部屋      布施 明(日本)
銀賞 愛のゆくえ       ザ・ピーナッツ(日本)
銅賞 イッツ・ユアーズ・トゥ・ハヴ フレダ・ペイン(アメリカ)
銅賞 フォー・エバー・マイ・ラブ   パティ・キム(韓国)
銅賞 別れの鐘の音     五木ひろし(日本)
シナトラ賞 ミドリ色の屋根 ルネ・シマール(カナダ)
外国審査員団賞 別れの鐘の音 五木ひろし(日本)


※ wikipedia「第3回東京音楽祭」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC3%E5%9B%9E%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E7%A5%AD

※WIKI☆さんの「♪ウキウキ♪ハッピー☆」
第3回東京音楽祭世界大会☆ルネ・シマール&ザ・ピーナッツ☆ http://blogs.yahoo.co.jp/wukiwukihappy/31976539.html


        ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 息子が夏休みに入り、朝6時半からラジオ体操☆ そこにお弁当作りが重なって、ハードな毎日★ 昨日土曜は地元のお祭りと実家の祇園祭のハシゴ。夜は花火大会で歩行者天国が解除される夜10時過ぎに帰路につき、今朝は職員旅行に行く主人を集合場所に送ったので、疲れはなかなか取れません★ そして、ほとんど昼寝をしない息子が、今日は昼寝したまま夕食にも起きずに爆睡中★ さすがに疲れたのね…。
 記事の方も、最新情報など書きたいことがたくさんあって、どれを先に書いたらいいか迷っている内に、疲れて眠ってしまって後手後手に★ 次回は今月中にもう1記事…と考えているのですが、できるかな?

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ルネと7月14日

2009年07月18日 | ルネ依存症の日々
 35年前のルネ・シマールの初来日は、1974年6月26(水)日から7月14日(日)の19日間でした。今年は、今は無きケイブンシャ(勁文社)発刊のニュー・ソング・ブック臨時増刊号「スーパーアイドル ルネ」に掲載された「完全スケジュール同行記」で、当時のルネの活動に思いを馳せながら過ごすことができました♪

 日にちを合わせて記事をアップするはずが、仕事の山場と重なってズルズル…。仕事は一段落したものの、ヘロヘロです★ そんな私とは対照的に、息子は今日から夏休みで元気いっぱい。ずっと楽しみにしていた「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ」を親子3人で観に行きます。初日の上、人気シリーズのため混雑が予想されますが、ネットで指定席を確保してあるので安心。ああ、インターネットって便利~♪ 仕事疲れでせっかくの映画を睡眠学習しないように(笑)気合いを入れねば! …と思いながら、夜中起き出して記事を書いているので眠ってしまうかも…★

     

 記事タイトルの7月14日は、初来日の最終日。第3回東京音楽祭でグランプリとフランク・シナトラ賞を獲得し、一夜にして日本にルネ旋風を巻き起こしたルネ・シマールを、一目見ようと押しかけたファンで羽田空港はぎっしり。
 


 出発の朝まで「スーパーアイドル ルネ」のスタジオ撮影で、剣道着を着て大立ち回り(「ルネはサムライ」とマルベル堂のブロマイドになっています)をしていたというルネ。ルネをかかえて貴賓室に入るのがやっとなほど危険な状態だったという空港でも、ルネは、貴賓室のガラス窓の外で泣いているファンを、貴賓室内に入れるよう頼んだといいます。この、相手を思いやる優しさや気さくで飾らないところが、カナダのファンを魅了して止まないルネの魅力なのです。この時の様子と、帰国したルネを歓迎するカナダのファンやインタビューの様子は、カナダのCaseyさんがYouTubeで公開していらっしゃる、アメリカのTV番組でルネを紹介した”Million Dollar Baby”の Part 2でもご覧いただけます。

♪YouTube映像”Rene Simard - Million Dollar Baby Part 2” http://www.youtube.com/watch?v=V_VVZqGeGtw&NR=1

♪過去ログ「1974年7月14日(日)」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/232.html


 また、7月14日といったら、フランスの革命記念日です。


 それがルネやカナダとどんな関係があるのかって? こじつけと言えばこじつけですが、フランス革命で、日本のルネ・ファンの多い年齢層の人たちが思い出すことと言ったら『ベルサイユのばら』! ルネ・ブームの頃は、すでに池田理代子原作の「週刊マーガレット」連載の少女漫画は終了していましたが、長谷川一夫演出による宝塚歌劇団のミュージカル劇が空前の大ヒットとなっていました。劇中で歌われる「愛あればこそ」は私も歌えます(笑)。
 そして、「ヅカばら」のヒットを受けてTVアニメ化に至るのですが、アニばら」の主題歌「薔薇は美しく散る」と「愛の光と影」の作詞は山上路夫氏。編曲は馬飼野康二氏。山上路夫氏は、ルネの「愛の翼をひろげて」を作詞しており、馬飼野康二氏におかれましては、「ミドリ色の屋根」の編曲者であり、「君のすべてがほしい」の作曲と編曲、「サヨナラ少年時代」「青空のむこうへ」の編曲を手がけた方なのです! 私のカラオケのレパートリーの1つ「薔薇は美しく散る」が歌いやすいのはそのせい?(笑)

♪7月14日 革命記念日
http://www.ambafrance-jp.org/article.php3?id_article=464
 革命記念日は、フランスで7月14日に設けられている国民の休日(Fête Nationale)。1789年同日に発生しフランス革命の発端となったバスチーユ監獄襲撃および、この事件の一周年を記念して翌年1790年におこなわれた建国記念日(Fête de la Fédération)が起源となっている。

♪wikipedia「ベルサイユのばら」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%A6%E3%81%AE%E3%81%B0%E3%82%89

♪wikipedia「ベルサイユのばら (宝塚歌劇)」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%A6%E3%81%AE%E3%81%B0%E3%82%89_(%E5%AE%9D%E5%A1%9A%E6%AD%8C%E5%8A%87)


 さらに、7月14日はルネの愛娘ロザリーの誕生日♪ ちなみに7月9日はルネの息子オリビエの誕生日

 
▲デビュー25周年記念誌より オリビエとロザリー




▲成長したオリビエとロザリー

 今年でロザリーは18歳、オリビエは20歳。特にオリビエは、ファンの間でもその年の頃のルネによく似ていると評判の好青年に成長しています。2人ともそれぞれ自分の目指す夢に向かって進んでいます。これからの成長が楽しみですね。ちなみに、ロザリーというキャラクターが「ベルばら」にも出てきます。これはちょっと苦しいこじつけ?
コメント (2)
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Bonne fete,Nathalie!

2009年07月07日 | ルネの妹ナタリー
 今日は7月7日、七夕です。

 天気予報では曇り時々雨。昼間は青空も見られ、蒸し暑くなりましたが、夜にはまた曇り、残念ながら星1つ見ることができませんでした。七夕といっても、梅雨まだ明けぬ太陽暦の今日よりも、旧暦である太陰暦の7月7日の方が晴れる確率が高いようです。七夕祭りも、旧暦で行われる仙台の七夕祭りが有名ですね。今年は七夕花火祭が8月5日(水)、七夕まつりが8月6日(木)から8月8日(土)に行われるそうです。調べてみたら、公式サイトもあってびっくり。私も一度は行ってみたいと思っています。

 この日は織姫(織女星)と彦星(牽牛星)が年に一度会える日。たとえ雨でもカササギが天の川に橋を架け、2人は会うことができるというロマンチックな日。夢でもいいから、ルネに会いたいなぁ…。


▲「スーパー・アイドル ルネ」より

 35年前のこの日、ルネ・シマールは第3回東京音楽祭世界大会出場のために来日し、グランプリ受賞によって申込みが殺到したTV出演や雑誌の取材に大忙しでした。



 そして、ルネの妹ナタリー・シマールの5歳の誕生日でもありました。ナタリーからおねだりされた日本のお人形というのは、日本土産というよりも、誕生日のプレゼントだったのかもしれません。日本土産と一緒に撮したシマール一家の家族写真には、久月の日本人形が写っています。これは出演した番組から贈られたもののようですね(過去ログ「1974年7月11日(木)」参照)。



▲「中一時代」1974年11月号より ルネとナタリー

▲もっと小さい頃のルネとナタリー

♪過去ログ「1974年7月7日(日)」  
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/225.html

♪過去ログ「1974年7月11日(木)」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/229.html

 ルネの妹ナタリー・シマールについては、過去ログで何度か取り上げてきました。カテゴリ「ルネの妹ナタリー」でお読みいただけます。
 現在ナタリーは引退当時お付き合いしていた恋人と結婚し、ドミニカ共和国で娘イヴと一緒に住んでいるそうです。

          
    ▲”PASSION SIMARD”より 新しい家族と

▲”PASSION SIMARD”より ウェディング・ドレスのナタリーと娘イヴ

 今日はカナダでも、ファン・サイトではナタリーの誕生日を祝ってメッセージが寄せられていました。


 Bonne fete,Nathalie!
 ナタリー、お誕生日おめでとうございます♪
 今度こそ、本当の幸せをつかんでください!
 あなたのこれからのご健康とご多幸を、
 心よりお祈り申しあげます。


          ▲”PASSION SIMARD”より


     ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 話は変わりますが、息子の仕業で、私のYouTubeチャンネルのお気に入りに入ってしまっていた「星のカービィ」映像が、映像をアップしていたチャンネルごと無くなっていました。息子はショックを受けていましたが、削除できずに困っていた映像も消えていて、私はホッとしています。

 しかし、YouTubeはこれがあるから恐い★ 気に入っていた映像やサイトが、ある日突然消えているのは日常茶飯事。チャンネルの管理者が削除したのなら仕方ないのですが、いろいろの問題でチャンネルが閉鎖されてしまうこともしばしばあります。そのため、トップで書いているとおり、お気に入りの映像は、たっぷり楽しんでおかれることをお勧めいたします。

 また、最近では、YouTube映像をダウンロードできるソフトもあるそうですね。確実な方法でお気に入り映像をコレクションしておくのも、1つの方法だと思います。でも、YouTubeができたばかりの頃は、YouTube自体がいつ無くなってもおかしくないような論争を巻き起こしていましたが、世の中変われば変わるものですね。インターネットにしても、便利なものはきちんと理解した上で、上手に活用していきたいものです。

 ちなみに、息子がはまっている「星のカービィ」のアニメは、夕方には復活していたらしく、帰宅したら、すでに息子が楽しんでいました(笑)。何だったのでしょうね? 慌てて私のチャンネルを確認したら、こちらは削除されたままだったので良かったですが…。

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ルネ・コレクションの行く末

2009年07月04日 | ルネ依存症の日々
 今日は7月4日。
 35年前のルネ・シマールは、TV番組出演に雑誌の取材…と、第3回東京音楽祭世界大会でグランプリを獲得してから、申込みが殺到した仕事を精力的にこなしていました。
 そう、ルネを可愛らしい外見と13歳という年齢だけで判断してはいけません! 13歳の少年でも、ルネはどんなに過密なスケジュールも笑顔でこなすプロの歌手だったのですから!!
 また、7月1日はカナダの建国記念日でした。カナダのファン・サイトでも、掲示板にお祝いのメッセージが寄せられていました。35年前、ルネはカナダ大使館に招待され、グランプリ受賞曲「ミドリ色の屋根」や”La Mer”を歌いました。その時の映像はカナダのマリエルさんがYouTubeにアップしてくれていますので、ご覧ください。

7月1日、カナダ大使館の建国記念パーティーに招待されたルネが全員の前で”La Mer(ラ・メール)”を歌っています。
http://jp.youtube.com/watch?v=1bWJctgAPHg&feature=channel_page

♪過去ログ「1974年7月1日(月)」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/219.html

♪過去ログ「1974年7月4日(木)」  
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/222.html


▲「スーパー・アイドル ルネ」より


 私は、私のルネ・シマール・コレクションを、ブログ開設当初から資料として公開してきました。そして、私が死んだ後のことを心配し、誰か安心して託せる人を探そうか悩んだり、息子を洗脳し、ルネ・ファンにしてコレクションを継がせようと、「息子ルネ・ファン化計画」を考えたりしていました。それというのも、私が過去ログ「息子ルネ・ファン化計画」を書いた頃、私はまだ画像をアップすることができなかったので、嫁ぎ先まで持ってきた(爆★)ルネ・コレクションの行く末について真剣に考えていたのです。
 しかし、mixiのコミュニティー「ミドリ色の屋根のルネ・シマールのメンバーである、マイミクさんからいただいたメッセージの中に、コレクションを託すヒントを見つけました。それは「時々ROMらせていただいています」という言葉でした。最近になってそれを思い出し、そして気付いたのです。現在ブログで行っているルネの画像や記事の紹介こそが、より多くのファンの方々に、コレクションを託す最善の方法なのだと!
 そうなのです。既に私は、ルネ・ファン活動の一環として始めたブログによって、インターネットを通し、ルネ・シマール・ファンの方たちに、私のコレクションを少なからず託すことができていたのです。そう思ったら、肩の荷がすっと下りたような気がしました。

     ▲カナダのコミュニティー”PASSION SIMARD”より

 また、カナダのルネ・ファンの中でも、ルネ・グッズのコレクターとして有名な”MUSEE SIMARD”のシャンタルさんたちが、彼女らのコレクションを、ケベック・シティ郊外のオルレアン島に、ルネ・シマール・ミュージアムのような所(できればルネの「船長の家」のような縁の場所で)を作って展示したら、どんなに素晴らしいだろうという話をしていたことがあります。そうしたら、そこに寄贈するのも良いかもしれない…と思いましたが、それでは日本のルネ・シマールの資料がカナダに渡ってしまう★ それはちょっとさびしいかも…なんて、真面目に考えていたのです(笑)。
 私もカナダのファン・サイトでアップされた画像をPCに保存させていただいていますが、カナダのファン・サイトでも、当ブログでアップした画像を紹介してくださっています。それはそれで、カナダのファンの方たちに、ルネの日本での活躍を知っていただくことができ、さらに、いつもカナダのルネ情報をいただいている恩返しができて良かったと思っています。



 さて、ここで素朴な疑問。「画像にウォーターマークを入れるべきか、否か?」

 当プログで画像をアップしてから、私のコレクションを、サイトの「日本のルネ」のコーナーで紹介してくださっているカナダのコミュニティー”PASSION SIMARD”等から、「画像に『ウォーターマーク』を入れるべきだ」というアドバイスをいただきました。また、当ブログの画像を紹介する時は必ず”Kei's blog”というウォーターマークやコメントを入れてくださっています。確かにカナダのファン・サイトやブログで紹介されている画像や映像には、それが入っていることが多いです。きっと、ファンの多いカナダ本国では、いろいろな事情があるのでしょう。最初の頃、パソコン技術のない私は、トレーシングペーパーで作ったマークをスキャナーで取り込む際に入れたり、しゃむねこさんにご協力いただいてマーク入りの画像をアップしたりしていました。しかし、面倒くさがりの私は、すっかりさぼって(笑)マークを入れなくなってしまいました。
 私の本音はというと、「ルネはみんなのものだから、私のマークなんて必要ない」なのですが、甘いですか? 水害に遭いながらも無傷で残ったコレクションだからこそ、ファンの方たちと共有したいと考えている私は、お馬鹿な甘ちゃんで、画像アップはいけないことなのでしょうか?

 ルネの記事を書いてくださる方がいらっしゃったら、当ブログの画像で良いのなら、いくらでもご自由にお使いいただきたいと考えている、日本にもっとルネ・ファンを増やしたいシマ姉です。


            ♪最新情報♪

 私のルネ・ファン活動の1つと考えて登録した「Yahoo!知恵袋」。いつもルネについての質問に気付かず、解決済みになっていたのですが、今回は「ルネ記念日」に投稿された質問にお答えし、ベスト・アンサーに選んでいただきました(…といっても、投稿者は2名でしたが…)。

♪「ルネ・シマールさんとセリーヌディオンさんの出身地について」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1227784572

 質問された方は、文章から、ルネをリアルタイムでご覧になったことがないようです。YouTube映像で観て、関心を持たれたとか。ルネの魅力は時代や世代をも超えて、人々を魅了し続けているんですね!!

 そして、35年前、ルネの歌声に衝撃を受け、ルネの可愛らしさに癒された日本のルネ・ファンの方々が、インターネットでたくさんのルネ情報が得られることに気付き、ファン熱を再燃させてくださることを心から望んでいます。


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