今日は台風一過で蒸し暑いぐらいの気温になり、秋の空が広がる予報です。激務でヘロヘロだった私も、昨日の職場のイベントが無事終わってちょっと一息。
タイトルにある『ルネの家』と『青い鳥』と『モントリオール讃歌』は、過去ログで取り上げましたが、またいろいろと情報が入ってきてしまった(笑)ので、追記したいと思います。
♪ルネの家♪
紹介する画像は多分『中二時代』に掲載された記事だと思いますが、『ルネの家』と何の関係があるのだろうと疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。この記事の最後の方で、「いままででいちばんうれしかったことは、ママの故郷のモントリオールに新しい家を買ってあげられたこと。ことしの春、そこに引っ越したんだ」とあるのです。ますます『ルネの家』の謎が深まってしまいました(爆★)。ちなみに、現在のルネの家はモントリオール市にあります。明石家さんまの『明石家多国籍軍』で紹介されていましたが、カナダではプライベートな部分なので公開はされていないようです。
※『ルネの家①~⑥』については過去ログでどうぞ。
http://green.ap.teacup.com/applet/rene_simard/msgcate13/archive
♪東京音楽祭 グランプリ受賞に涙とほほえみが・・・
今年の東京音楽祭で、なみいる大人の参加者たちをおさえてグランプリに輝き、注目のシナトラ賞まで獲得したのは、カナダの小さなスーパースター、ルネ・シマール。「ミドリ色の屋根」を歌い上げる13歳のルネの姿が、大きな感動をよんだ。
構成・山中正光 写真 PMC・ユニフォトプレス
「歌うことが大好き」というルネは、ケベックし州のチクーティミ生まれ、ブラウンの美しい髪をした少年である。10歳のとき聖歌隊員だった彼は、オルガンの伴奏にあわせて讃美歌を歌っているところを、現在のマネージャーのクルティエにスカウトされた。そしてデビュー曲「鳥」が大ヒットし、ルネの美しい歌声がカナダじゅうの人々の心をとらえたのだった。
その後、数々のテレビ番組で活躍し、レコードもたて続けにヒットを重ねて、ルネの生活をとったドキュメンタリー映画も、のべ60万人という驚異的な動員数を獲得している。「いままででいちばんうれしかったことは、ママの故郷のモントリオールに新しい家を買ってあげられたこと。ことしの春、そこに引っ越したんだ」とほほえみかけるルネは、これから日本のファンにもステキな歌声をきかしてくれるだろう。
♪ミュージカル映画『青い鳥』♪
ルネの『青い鳥』出演は、エリザベス・テーラーがルネとの共演を強く望んだため即決で決まったことでした。しかし、チルチル役は、変声期が迫っていたルネからトッド・ルッキンランド(公開当時10歳、ルネは15歳)に配役が変更されてしまいました。
ルネは、「この映画に出演しなくて良かった」と、カナダのルネ・ファン、ローラさんに語ったことは過去ログでも紹介いたしました。それは、この映画が一年半という長い撮影期間を要し、当時冷戦中だった米ソ初の合作映画ということで、豪華な出演者で構成されながら、製作者が期待したほどヒットしなかったからでした。
この映画について、当ブログのゲスト様のmomoさんから、日本公開当時、映画雑誌『ロードショー』等で紹介され、宣伝もされていたという情報をいただきました。テレビでも放映され、「これがルネが出演するはずの映画だったのか」と感慨深くご覧になられたそうです。そして、原作に忠実に作られたとしたら、ルネでは年齢、身長等の条件が合わなかったんだなと納得されたということでした。
作品自体は普通のできばえだったそうですが、過去ログで紹介した画像も、『エリザベス・テーラー』で検索して出てくるのがやっとでした。「その画像を見ても全く記憶に無いから、相当不発だったんだね。」と、やんばるさんが語っていたことを考えると、日本でも大ヒットというわけにはいかなかったのでしょう。実際、私がスクラップしていた新聞記事以上の情報が書かれているサイトはありませんでした。
また、個人的な見解で言えば、大女優エリザベス・テーラーの一人四役にはちょっと無理が・・・・★ まず、化粧が濃いので(笑)母親役が意地悪な継母に見えてしまうし、髪が黒いから光の精っていう感じじゃない(光の精って明るい金髪のイメージじゃありませんか?)。
そして、ヒットしなかった一番の原因は、ファンタジー映画やミュージカル映画がうけない時代だったからだと思います。当時流行していたのは、空手やカンフー、派手なカーチェイスなど、迫力のあるアクション映画でした。今でこそ、高度なCGを使ったファンタジー映画がヒットしていますが、当時ファンタジーや童話は子ども向けという認識が主流でした。ミュージカル映画も、外すととっても悲惨です(カトリーヌ・ドヌーブの『シェルブールの雨傘』はいただけなかった★)。そして、画期的な企画だったとしても、米ソの冷戦中ということが少なからず影響していたのではないでしょうか。
ルネのチルチルはきっと魅力的だったと思います。でも、総合的に考えて、ルネがこの映画に出演しなくて良かったのだと私は思っています。
※過去ログ『ミュージカル映画”青い鳥”』
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/185.html
♪モントリオール讃歌♪
実は、前回の記事は熱が入りすぎて規定の字数を超えてしまい、内容を一部カットしました。その部分というのは、カナダの歴史に関係する部分でした。
現在のカナダは多民族国家になっていますが、建国の歴史では、現在のケベック州から最初に上陸し開拓したフランス人と、イギリス人の戦いの歴史があります。戦いに敗れたフランス人が居住を許されたケベック州には州旗があり、車のナンバー・プレートにも『我々は忘れない』という仏語の文字が入っています。この当時は特にケベコワ、ケベコワーズ(仏語で『ケベック人』の意)意識が高く、ケベックの独立運動が盛んな時代でした。現在では、若者はケベックにこだわらず、むしろケベックから出ることを望んでいる者も多いということをNHKの特集番組で観たことがあります。しかし、独立運動まっただ中に開催されたモントリオール・オリンピックで、『モントリオール』と『オリンピック』を強調した歌詞のテーマ曲『モントリオール讃歌』が、イギリス系住民に不評だったのは想像がつきます。『あまりにも商業主義でつまらない内容』と言われたのは、そんな背景があってのことだったのだと思います。
カナダのルネ・ファンのコミュニティ・サイトでも、仏系と英系の方たちが仲良く協力して活動しています。ルネ・ファンの世代にとって、フランスとイギリスが戦った歴史や、仏系と英系がいがみ合っていたということは過去のことです。もしかすると、カナダのファンの方たちは、ボイコットのことを知らないのではなく、語りたくないのかも知れないと感じてしまった私です。
※過去ログ『モントリオール讃歌①~⑦』
http://green.ap.teacup.com/applet/rene_simard/msgcate12/archive
♪最新情報♪
ダイアナ・シールズさんの情報から、mixiにルネのコミュニティが出来ていました。管理人さんはhanahanaさん(男性)で『ミドリ色の屋根のルネ・シマール』といいます。mixiにサイトをお持ちの方は是非のぞいてみてくださいね。
タイトルにある『ルネの家』と『青い鳥』と『モントリオール讃歌』は、過去ログで取り上げましたが、またいろいろと情報が入ってきてしまった(笑)ので、追記したいと思います。
♪ルネの家♪
紹介する画像は多分『中二時代』に掲載された記事だと思いますが、『ルネの家』と何の関係があるのだろうと疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。この記事の最後の方で、「いままででいちばんうれしかったことは、ママの故郷のモントリオールに新しい家を買ってあげられたこと。ことしの春、そこに引っ越したんだ」とあるのです。ますます『ルネの家』の謎が深まってしまいました(爆★)。ちなみに、現在のルネの家はモントリオール市にあります。明石家さんまの『明石家多国籍軍』で紹介されていましたが、カナダではプライベートな部分なので公開はされていないようです。
※『ルネの家①~⑥』については過去ログでどうぞ。
http://green.ap.teacup.com/applet/rene_simard/msgcate13/archive
♪東京音楽祭 グランプリ受賞に涙とほほえみが・・・
今年の東京音楽祭で、なみいる大人の参加者たちをおさえてグランプリに輝き、注目のシナトラ賞まで獲得したのは、カナダの小さなスーパースター、ルネ・シマール。「ミドリ色の屋根」を歌い上げる13歳のルネの姿が、大きな感動をよんだ。
構成・山中正光 写真 PMC・ユニフォトプレス
「歌うことが大好き」というルネは、ケベックし州のチクーティミ生まれ、ブラウンの美しい髪をした少年である。10歳のとき聖歌隊員だった彼は、オルガンの伴奏にあわせて讃美歌を歌っているところを、現在のマネージャーのクルティエにスカウトされた。そしてデビュー曲「鳥」が大ヒットし、ルネの美しい歌声がカナダじゅうの人々の心をとらえたのだった。
その後、数々のテレビ番組で活躍し、レコードもたて続けにヒットを重ねて、ルネの生活をとったドキュメンタリー映画も、のべ60万人という驚異的な動員数を獲得している。「いままででいちばんうれしかったことは、ママの故郷のモントリオールに新しい家を買ってあげられたこと。ことしの春、そこに引っ越したんだ」とほほえみかけるルネは、これから日本のファンにもステキな歌声をきかしてくれるだろう。
♪ミュージカル映画『青い鳥』♪
ルネの『青い鳥』出演は、エリザベス・テーラーがルネとの共演を強く望んだため即決で決まったことでした。しかし、チルチル役は、変声期が迫っていたルネからトッド・ルッキンランド(公開当時10歳、ルネは15歳)に配役が変更されてしまいました。
ルネは、「この映画に出演しなくて良かった」と、カナダのルネ・ファン、ローラさんに語ったことは過去ログでも紹介いたしました。それは、この映画が一年半という長い撮影期間を要し、当時冷戦中だった米ソ初の合作映画ということで、豪華な出演者で構成されながら、製作者が期待したほどヒットしなかったからでした。
この映画について、当ブログのゲスト様のmomoさんから、日本公開当時、映画雑誌『ロードショー』等で紹介され、宣伝もされていたという情報をいただきました。テレビでも放映され、「これがルネが出演するはずの映画だったのか」と感慨深くご覧になられたそうです。そして、原作に忠実に作られたとしたら、ルネでは年齢、身長等の条件が合わなかったんだなと納得されたということでした。
作品自体は普通のできばえだったそうですが、過去ログで紹介した画像も、『エリザベス・テーラー』で検索して出てくるのがやっとでした。「その画像を見ても全く記憶に無いから、相当不発だったんだね。」と、やんばるさんが語っていたことを考えると、日本でも大ヒットというわけにはいかなかったのでしょう。実際、私がスクラップしていた新聞記事以上の情報が書かれているサイトはありませんでした。
また、個人的な見解で言えば、大女優エリザベス・テーラーの一人四役にはちょっと無理が・・・・★ まず、化粧が濃いので(笑)母親役が意地悪な継母に見えてしまうし、髪が黒いから光の精っていう感じじゃない(光の精って明るい金髪のイメージじゃありませんか?)。
そして、ヒットしなかった一番の原因は、ファンタジー映画やミュージカル映画がうけない時代だったからだと思います。当時流行していたのは、空手やカンフー、派手なカーチェイスなど、迫力のあるアクション映画でした。今でこそ、高度なCGを使ったファンタジー映画がヒットしていますが、当時ファンタジーや童話は子ども向けという認識が主流でした。ミュージカル映画も、外すととっても悲惨です(カトリーヌ・ドヌーブの『シェルブールの雨傘』はいただけなかった★)。そして、画期的な企画だったとしても、米ソの冷戦中ということが少なからず影響していたのではないでしょうか。
ルネのチルチルはきっと魅力的だったと思います。でも、総合的に考えて、ルネがこの映画に出演しなくて良かったのだと私は思っています。
※過去ログ『ミュージカル映画”青い鳥”』
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/185.html
♪モントリオール讃歌♪
実は、前回の記事は熱が入りすぎて規定の字数を超えてしまい、内容を一部カットしました。その部分というのは、カナダの歴史に関係する部分でした。
現在のカナダは多民族国家になっていますが、建国の歴史では、現在のケベック州から最初に上陸し開拓したフランス人と、イギリス人の戦いの歴史があります。戦いに敗れたフランス人が居住を許されたケベック州には州旗があり、車のナンバー・プレートにも『我々は忘れない』という仏語の文字が入っています。この当時は特にケベコワ、ケベコワーズ(仏語で『ケベック人』の意)意識が高く、ケベックの独立運動が盛んな時代でした。現在では、若者はケベックにこだわらず、むしろケベックから出ることを望んでいる者も多いということをNHKの特集番組で観たことがあります。しかし、独立運動まっただ中に開催されたモントリオール・オリンピックで、『モントリオール』と『オリンピック』を強調した歌詞のテーマ曲『モントリオール讃歌』が、イギリス系住民に不評だったのは想像がつきます。『あまりにも商業主義でつまらない内容』と言われたのは、そんな背景があってのことだったのだと思います。
カナダのルネ・ファンのコミュニティ・サイトでも、仏系と英系の方たちが仲良く協力して活動しています。ルネ・ファンの世代にとって、フランスとイギリスが戦った歴史や、仏系と英系がいがみ合っていたということは過去のことです。もしかすると、カナダのファンの方たちは、ボイコットのことを知らないのではなく、語りたくないのかも知れないと感じてしまった私です。
※過去ログ『モントリオール讃歌①~⑦』
http://green.ap.teacup.com/applet/rene_simard/msgcate12/archive
♪最新情報♪
ダイアナ・シールズさんの情報から、mixiにルネのコミュニティが出来ていました。管理人さんはhanahanaさん(男性)で『ミドリ色の屋根のルネ・シマール』といいます。mixiにサイトをお持ちの方は是非のぞいてみてくださいね。
モントリオール賛歌についての情報、以前のブログを拝見したとき、びっくりしました。そんなことが起きていたとは・・・。開会式でルネを久々に観ることができると思っていたのにどこにも姿が現れなかったことへの失望はsimazakiさんと一緒だったと思います。ただ、この曲の英語バージョンが毎朝(NHKだったかな?)オリンピック情報の頭に流されていたので、久々にルネの声が公の電波にのることがうれしくて、毎朝ルネの声を聴いて学校に行ってたのを覚えています。私としては、ルネの声が伸びやかで、オリンピックにぴったりとマッチしたいい曲だと思いますが、人の評価はさまざまなのですね。というより、政治的背景により、いちゃもんをつけられたということでしょうか?
『青い鳥』の貴重な情報ありがとうございました!!momoさんの情報をもとに記事を書きかえさせていただきますね。
『モントリオール讃歌』については、私も言いがかり的な感じを受けずにおれません。でも、公式のオリンピック・テーマだったようなので、安心して7回続いた(爆)この話題に終止符を打つことが出来ます。
また何かルネ情報がございましたら、教えてくださいね!!よろしくお願いいたします。
私もやっとルネの事が最近良く分かってきました。
歌だけは暗譜で今でも歌えるけど。
当ブログへようこそ♪
実はちゃっかり貴コミュニティを宣伝しちゃいました~っ!! だぁって、もっとメンバー増えて欲しいんだもぉん・・・・って、おばあちゃまはぶりっこ(死語?!)してみる(笑)。
そうですね、私はルネが大好きです!クレイジーと言っても良いかも(爆★)どんどんマニアックになっていますが、ルネのことが知りたくなったら、また是非いらしてくださいね♪
小学生の頃、母親に連れられ【青い鳥】を見に行きました。妹役は子役時代のパッツィ・ケンジット。でもルネは出てなかったのを覚えてます。今、ルネがチルチル役に内定していた事を初めて知りました。確かに…映画の出来といい、チルチル役としてはルネは大きくなり過ぎてたので出演しなくて良かったかもしれません(^_^;
こちらにもお越しいただきありがとうございます♪
『青い鳥』をご覧になったのですね!実際にご覧になった方から、ルネが出演しなくて良かった作品と言っていただくと、とても安心できます。でも、是非一度観てみたいです。