ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

Les Poppysの『美しい星』

2015年05月31日 | ルネの仏語の歌
 フランスの少年歌手グループLes Poppysが歌った「美しい星」の歌詞を、フランスのルネ・ファンPascaleさんから教えていただいたので、以前予告いたしましたとおり、和訳も加えて紹介いたします。Les Poppys版の「美しい星は、以前にも紹介したYouTube映像でお聴きください。

 「翼をください」や、ルネの「愛の翼をひろげて」等の作詞者でもある、山上路夫の歌詞も一緒に紹介いたします。ルネ・バージョンの仏語詞は、過去ログでご覧ください。

※過去ログ「ルネ・シマール物語⑧美しい星」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/49.html
※過去ログ「美しい星」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/19.html
※過去ログ「「美しい星」の平和を願って」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/64.html
※過去ログ「村井邦彦氏が語る”ミドリ色の屋根”」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/133.html
※過去ログ「もう一つの『美しい星』」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/492.html

 ここで興味深いのは、日本語詞は美しい地球への讃歌であるのに対し、仏語詞の方は2つとも、公害等による自然破壊が社会問題になり始めた地球において、太陽や青空など、豊かな自然を未来のために残すことを切望する歌になっていることです。

 また、この曲がルネに向いていると感じて、カナダに楽譜を持ち帰った音楽出版社キャロル・ミュージックのクリスチャン・ルフォール氏、またはカナダのノーベル・レコードのスタッフが、何故歌詞を新しく作り変えたのか、その経緯を知りたいです。著作権等の問題が絡んでいたであろうことは察しがつきますが…。

 そしてもう1つ、ルネとLes Poppysの歌い方が、ルネのカナダでのデビュー曲「L'oiseau―鳥―」同様、はっきりと違っていることにも注目したいですね。



Beautiful planet (ne nous prenez le soleil)

La mouette et l'albatros s'étaient posés sans se douter,
Que sur le sable
La vague noire les attendaient pour refermer leurs ailes
En les couvrant de sa nuit, un son humble,
Et c'est ainsi :

Que sont mort des milliers d'oiseaux,
De poissons dans la mer,
Dans les lacs et les rivières.
Que pour avoir été mal aimé
Les fleurs se sont fanées.

Le génie cache la lune, les étoiles et le soleil
dans un nuage
Mais des enfants voulant continués à vivre heureux,
Sous le ciel bleu qu'ils ont aimé, se mettent ensemble
à lui chanter:

Ne nous prenez pas le soleil,
Laissez-nous les oiseaux,
Les poissons, les fleurs des champs.
Rendez-nous la mer et les plages d'or
Que vous avez connues.
Ne nous prenez pas le soleil,
Laissez-nous les oiseaux,
Les poissons, les fleurs des champs.
Rendez-nous la mer et les plages d'or
Que vous avez connues.
Ne nous prenez pas le soleil,
Laissez-nous les oiseaux,
Les poissons, les fleurs des champs…



美しい惑星私たちから太陽を取り上げないでください

カモメとアホウドリは 疑うことなく止まっていた
砂の上に
黒い波は 彼らが翼を閉じるのを待っていた
夜を覆い隠し 目立たぬよう
そして同じように…

何千もの鳥
海や湖、川に住む魚が
死んでしまったことを
愛されなかった花が
色褪せてしまったことを

神様が 月と星と太陽を
雲の中に隠してしまった
でも 幸せに暮らし続けることを望む子供たちは
大好きだった青空の下で 一緒に 
神様に向かって歌い始める

私たちから 太陽を取り上げないでください
鳥や魚 野の花を
残しておいてください
私たちが知っている 海と金色の砂浜を
私たちに返してください
私たちから 太陽を取り上げないでください
鳥や魚 野の花を
残しておいてください
私たちが知っている 海と金色の砂浜を
私たちに返してください
私たちから 太陽を取り上げないでください
鳥や魚 野の花を
残しておいてください…



美しい星
              作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦

あなたと私は 生まれてきたよ
大きなこの宇宙のなか
地球に 地球に 生まれてきたよ
蒼く光る星へと
緑がもえて花が咲き 鳥はとびかい
いつの日も回るよ この星は

誰でも一つの命を持って
生きているのさ 星の上で
地球に 地球に 生まれて知った
生きることの楽しさ
夜と朝とをくりかえし 人々を乗せ
いつの日も回るよ この星は

愛と夢とをくりかえし 今日も明日も
いつの日も回るよ この星は



 もう1つの「美しい星」は如何でしたか? そしてどちらがお好きですか? …愚問でした。もちろんルネ友の皆さんはルネの「美しい星」ですね!!

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ルネ・コレクターの日々

2015年05月25日 | ルネ依存症の日々
 今日は私の誕生日。
 もちろん誰に聞かれたって「永遠の14歳」ですとも!!


 20日前の5月5日は息子の14歳の誕生日でした。昨年の記事にも書いていますが、ついに息子が実年齢で私と並ぶ日が来てしまいました★ ああ、複雑…。
 しかし、以前にも紹介した本にあった「今やっていることが未来の予告」のとおり、仕事と家事、パソコン等の当時無かった機器以外は、ものの好みなど、14歳当時とあまり変わらない気がします。それもあって「永遠の14歳」なのですが、ルネのインタビュー記事にも「頭の中は14歳」とあったので、これからもずっと「永遠の14歳」のままですね(爆★)。

 私のコレクター気質は亡き父譲り。断捨離が話題になってから久しいですが、「捨てられない女」の私。ルネ・コレクションは、ヤフオクやeBayを知ってしまってから増える一方。ルネ・コレクターとルネ・ブロガーはもうライフ・ワーク化しています。
 来月の6月10日には、ブログ開設10年目に突入する当ブログ。ブログ記事は私の覚え書きであり、ぼけ防止でもあります(爆★) 今は仕事と家事で忙しいため、なかなかゆっくり訳していられないカナダのルネ記事や仏語の歌詞を訳しながら、まだまだ頑張りたいです。あとの問題は体力と気力ですか…。


 こちらはeBayで入手したグラビア記事。ルネが2回目の来日からの帰国途中に寄った、アメリカのディズニーランドでの写真です。大輪の菊の花が写っているので、日本なのかと勘違いしそうです。入手するよりずっと前にこの写真を見た時は、ルネが着ている赤のストライプのTシャツが、「月刊平凡 1974年10月号」の表紙やLP「去年の夏」のジャケットのコスチュームと同じなので、日本で撮ったものかと思ったこともありました。でも、9月半ばでは、日本でも菊は季節的に早いですね。

 私にとって、ルネ記事収集は「自分にご褒美symbol1 『カナダ旅行 行ったつもりでネット買い』なんですよ。
 今年の誕生日は月曜日のため、土曜日の夕食にお寿司とケーキでお祝い。やんばるQさんから早々とバースデイカードと本をいただきましたgift 自分では、ピスタチオ・グリーンのカジュアルなパール・ネックレスとイヤリングを買ってしまったりして…(笑)。
 退職したら、ルネ巡りの旅~ケベックを中心にカナダ旅行したいと考えているので、健康維持に努めたいと思っています。

 ルネ友のみなさま、こんな私ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
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1974年5月18日の記事「ルネ・シマール 未来の日本のアイドル」

2015年05月17日 | ルネの活動記録
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 そして、今から41年前の1974年、5月18日発行のカナダの芸能新聞に、「ルネ・シマール:未来の日本のアイドル」というタイトルで、川添象郎氏がルネの「ミドリ色の屋根」のレコーディングのためにカナダを訪れたことを報じる記事が掲載されました。

 この記事は、facebookPassion Rene Nathalie et Regis Simardのコレクションから提供していただいたものです。川添氏が、『美しい星』をフランス語で歌ったルネの声に惚れ込んで、モントリオールまで直談判に行き、その承諾を取り、日本でカラオケを作り、それを持ってモントリオールへ行ってレコーディングし、それをソニーレコードから発売するに至ったことは、2009年12月23日に発売された、なかにし礼氏の「世界は俺が回してる」の同名の小説の中で語られています。しかし、それ以外では、「The Melody Maker~村井邦彦の世界~」のリーフレットに下記のようなエピソードが書かれていただけで、ほとんど記事として取り上げられていませんでした。

 ある日、ルネが歌った「美しい星」のレコードや写真やらがカナダから送られてきたんですが、僕は整理が苦手だからずっと机の上に置きっぱなしにしていたんです。ところが、それを川添が見つけて「この子は売れる!」って言うわけですよ(笑)。僕は忙しいから「象ちゃんモントリオールへ行ってよ」って頼んだら、翌週彼はさっそくモントリオールに出向いて契約の話をつけて帰ってきた。「色々忙しくしてるけど、たまには曲を書いたらどうだ」ってことを言われて、さらに「東京音楽祭にこの子を出そう!」と。でも、あまりに忙しくて、「僕がプロデュースする時間もないし」とためらったら、象ちゃんが、ロビー和田を連れてきたんですよ。そして僕は作曲家として雇われて、ロビーのディレクションで曲を書いたというわけ。そうやって作った曲でルネが東京音楽祭に出たところ、驚いたことに、この曲とスリー・ディグリーズが最後まで残ったんです。そして、どちらが優勝かってところで、最後の1票を審査員で来日していたフランク・シナトラが入れたんだよ、この少年に(笑)!(「The Melody Maker~村井邦彦の世界~」より)

※過去ログ「村井邦彦氏が語る”ミドリ色の屋根”」参照  
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/133.html


 川添氏がカナダに渡った時、すでにルネの元には、1974年3月の段階で、『ミドリ色の屋根』のデモ・テープに加え、楽譜と歌詞が届けられており、日本でのデビューに向けて、ルネと父ジャンロック・シマール氏、クルティエ氏とルネ・アンジェリル氏の4人は、大久保美弥子さんという先生に付いて日本語を学んでいました。
 そして、川添氏は『ミドリ色の屋根』のカラオケ・テープを携え、ルネに直接日本語の歌唱指導を行い、歌を録音するために、氏自らカナダに赴いたのでした。
 ちなみにこのデモ・テープは、『赤い鳥』のメンバーで、後の『ハイ・ファイ・セット』のリード・ヴォーカル山本潤子さんが歌っていました。それについては、デモ・テープの音楽を担当した宮住俊介氏のブログ記事をご覧ください。

♪「ルネ・シマール」
 宮住俊介 音楽プロデューサー・Shun Miyazumi のエッセイ! / (株)シュン・コーポレーション
http://blog.livedoor.jp/woodymiyazumi/archives/52230454.html

※過去ログ「ルネと”世界は俺が回してる”」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/406.html


 ルネ・シマール:未来の日本のアイドル
▲ルネ・シマールと彼の日本の責任者、川添象郎氏


 6月の末頃、ルネ・シマールは、日本の開催2回目を数える歌の祭典に参加する。彼にとって、それは確かに、大きな栄光を母国に持ち帰る、強大なチャンスを伴うが、日本で大スターになるために必要なのは、大会の最終結果によるCBSジャパンの評価である。
 音楽祭の翌日に、一連のレコードを発売するための取引契約が準備されており、その歌は、この日の終わりにモントリオールで録音された。
 そして、CBSジャパンはこの瞬間、大スターが生み出されることを、代表者の1人によって確信したのだった。
 川添象郎氏は、4日間、ルネ・シマールから離れなかった。スタジオでは、感じの良い日本人のプロデューサーが、ルネに日本語の歌を音声学的に教える姿が見られた。
 これは我々にとって、他国を代表する音楽会社、それと同様にルネの日本の代理人、そして何よりも日本のように遠い国を知る最初のことである。
 ルネ・シマールはそのために大旅行の準備をし、そして国際的な栄光を手にここに戻って来ても、我々は驚かない。
 ルネは何日かパリに行く予定なので、日本に行く前に呼び戻され、その歌のプロモーションを作る際、このスターはジョニー・ホリデイと一緒にTV放送に出演する。彼には今、国境を越えた経歴の予測が必要なのだ。

 
▲ルネはまだ、全く知らない言語で歌うように要求されたことを、とても驚いている

▲川添氏は、細心の気配りをする、根気強い、適任の、そして非常に感じの良い人物ということが知られている。彼はルネ・シマールの才能に熱狂するであろう日本に帰って行った。

▲独占 これがルネの日本語の歌の歌詞だ!!


 この記事では、CBSジャパンとなっていますが、当時のCBS・ソニーレコード株式会社(1968年設立 1991年に社名をソニー・ミュージックエンタテインメントとする)のことです。1968年3月1日に、ソニー・レコードとアメリカのColumbia Broadcasting System Inc.(現CBS Inc.)との合弁契約に基づき設立されたため、カナダの記事ではアメリカのCBSインターナショナルと区別するために、CBSJaponと書いたのだと思います。当時の社長は大賀 典雄氏。下の写真の時に、記事中の「一連のレコードを発売するための取引契約」が行われたのでしょうか?

▲<和訳>東京音楽祭世界大会のグランプリのトロフィーを持ち、CBSジャパンの大賀社長と自慢げにポーズを取るルネ(バシャン姉妹の本より)

 また、過去ログでも書いたとおり、私は、ルネがフランス経由で来日したと思っていましたが、フランスから一時帰国してプロモーション・ビデオを作成したり、TV番組に出演したりしていたのですね。そして注目すべきは、この記事が、ルネが東京音楽祭世界大会で何らかの賞を獲得し、日本を熱狂させて凱旋帰国するであろうことを、予測した書き方をしていることです。さすがにグランプリとフランク・シナトラ賞の2つの賞を獲得してしまうとは思わなかったでしょうが…。
 ルネの帰国の際、モントリオール空港では、ルネの帰りを待ちわびる母ガブリエルを筆頭に、トリュドゥ大統領までもがルネの凱旋帰国を出迎え、報道関係者やケベックのファンでひしめき合っていました。そしてルネは、仏系カナダ人、ケベコワの歌手の憧れである、フランス・デビューの夢も実現させていったのでした。この記事で紹介されているフランス訪問の次に渡仏した時は、フランスでの活動のためでした。

 ルネが日本でデビューするきっかけを作った、村井邦彦氏作曲によるユニセフのキャンペーン・ソング『美しい星』については、ルネ友のみなさまも周知のことですね。このことは様々な記事で取り上げられ、当ブログでは何度も紹介してきました。同曲のフランス版、Les Poppysバージョンの歌詞を入手しましたので、後日紹介いたします。

 最後になりましたが、Passion Rene Nathalie et Regis SimardとVippassion SimardのGiseleさん、Sophieさん、ありがとうございましたsymbol1

 …そして、次回は5月25日(月)アップ予定です。
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「ルネ・オン・メロディ」の画像

2015年05月10日 | ルネの画像

 今日は母の日。ルネ友の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
 ルネのニュー・アルバムがAmazon.co.jpから5月4日に無事届きましたので、お楽しみいただいていることでしょう。


 そして、ルネと妻マリー=ジョゼは両家の母と過ごしたりするのかしら? また、独立している2人の子どもたち、息子オリヴィエと娘ロザリーと過ごすのでしょうか?
 

 今回は、デビュー当時ケベックのママたちから「あんな息子が欲しいわsymbol1」と、ママのアイドルからスタートした可愛いルネ画像の中から、セミ・ドキュメンタリー映画「ルネ・オン・メロディ Un Enfant Comme Les Autres-普通の子供-」の画像を紹介いたします。

 「ルネ・オン・メロディ」の日本での公開当時、ご覧になった方はあの頃のことを思い出しながら、また、ご覧になったことがない方は、過去ログで紹介した映画についての記事とあらすじを参考に、映画の場面をお楽しみいただければ幸いです。


※過去ログ「”Un Enfant Comme Les Autres”のあらすじ」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/318.html

▲「普通の子供」の撮影風景 左から右へ 出版者ピエール・ナドー、ギー・クルティエ、ジャック・ブーシャールと広告業者マルセル・ルフェーブル 中央にルネとレジス(バシャン姉妹の本より)

左:父ジャン・ロックの式で歌うシマール一家
中央:ベッドの上で、ケベック・シティの酒場に歌いに行く相談をするルネとレジス
右:ケベックの街 酒場に向かうルネとレジス


左:「ジャン・ロジェの発見」で「アヴェ・マリア」を歌う前にインタヴューを受けるルネ
右:家族で「ジャン・ロジェの発見」に出演中のルネをTVで観るシマール一家


▲ローラ・スコールのテーマ曲を録音中のルネとレジス

▲ノーベル・レコードのルネとレジス

左:芸術劇場で「庭の千草」を歌うルネとレジス
右:楽屋のパオロ・ノエルとルネ 奥にはレジスとクローディーヌ・バシャンさん



 10歳当時のルネ、可愛いですねsymbol1 うちの息子は5月5日で14歳。身長あと少しで170㎝越えで、変声も済んで…。そして、「永遠の14歳」の私の精神年齢と同い年★ 複雑な心境の母、シマ姉です(爆)。


<追記>


 朗報です!!!
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 Miwaさん、貴重な情報をありがとうございましたsymbol1

※購入はこちらから
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「ルネ・オン・メロディ」のカナダの記事

2015年05月03日 | ルネの画像

 今日は憲法記念日。
 ゴールデン・ウィークの5月の5連休も2日目ですが、仕事やら息子の部活やらで、シマ姉家は遠出ができません。いつも行く那須のペンションも都合でお休みだったので、今年は近場で、こどもの日の5日、息子の誕生日にお食事会が精一杯★ 夏休みには一泊位したいな~。

 そして今回は、40年前の1975年、ルネの4回目の来日に合わせて公開されたセミ・ドキュメンタリー映画「ルネ・オン・メロディ Un Enfant CommeLes Autres-普通の子供-」について報じた新聞記事を紹介いたします。

 ちなみに、この新聞は1972年の1月に発行されたものです。そして、ちょうど2年前の2013年にも、4回シリーズで、この映画について書かれたカナダの記事を紹介しました。重複する写真もありますが、今回の記事は監督のドゥニ・エルーの様子を中心に報じたもので、過去ログの新聞記事を紹介した後に入手した、私のルネ・コレクションです。

 この映画の撮影は1971年12月から1972年1月にかけて、ルネのクリスマスのお休みに当てて行われてのですが、撮影の間、ルネが学校に通えなかったと非難する記事もありました(過去ログ②参照)。ルネが歌手としてデビューし、『芸術広場Place de Arts』でリサイタルを成功させるまでを、ルネをはじめとする出演者全員が、自分の役を演じて撮影されたこの映画について、デビュー45周年を迎えたルネが、当時のことをどう考えているのか知りたいと思ってしまいます。

▲「ルネ・オン・メロディ Un Enfant CommeLes Autres-普通の子供-」の撮影風景を伝える新聞記事「ドゥニ・エルーは『普通の子供』に向けて映画を製作する

▲映画の撮影現場のルネと映画監督のドゥニ・エルー 
左:ドゥニ・エルーは、けして若い俳優を容易に指導することができないだろう
右:ドゥニ・エルーはラジオ・カナダのリシャール・マルタンのごとく、次の演技プランについてルネに簡単に説明して知らせることに熱中している


▲ルネとドゥニ・エルーの間で即時に交わされる相互理解 その傍らでその方針に耳を傾ける彼の父親(右)とギー・クルティエ(左)

左:ルネとレジスは普段の生活の中でも一番の仲良し
右上:出版社「エコー・ヴェデット」によってルネ・シマールの初めての記事が書かれた。それによって出版者のピエール・ナドーとジャーナリストのピエール・トゥリュデルが出演した映画の一場面
右中央:ルネのポスターが一面に貼られたギー・クルティエの事務所で、ルネの売り出しのための計画を、ノーベル・レコードのスタッフたちが話し合っている映画の一場面 すべてのスターには、それを支える「裏方の仕事」が存在する
右下:「普通の子供」の撮影風景としてバシャン姉妹の本に掲載されたものと同じ写真
「普通の子供」の撮影風景 左から右へ 出版者ピエール・ナドー、ギー・クルティエ、ジャック・ブーシャールと広告業者マルセル・ルフェーブル 中央にルネとレジス


左:映画のワン・シーン 「芸術広場」でのリサイタル前 宿泊先の部屋のルネとレジス
右:「ローラ・スコール」の缶プリンのTVコマーシャル・ソングを歌うことが決まり、その契約書にサインする映画の一場面


※過去ログ「”普通の子供”の紹介記事①~④」参照  
”Un Enfant Comme Les Autres”のあらすじ
ルネ・オン・メロディのポスター①
ルネ・オン・メロディのポスター②
ルネ・オン・メロディのポスター③

 ルネとレジスが地下鉄でクルティエ氏を巻くという、いたずらっ子ぶりを描いた場面が映画の中にありますが、記事にもあるように、監督は本当にルネたちを指導するのに手こずっていたのでしょうか? 実際には、映画の撮影スタッフたちは、ルネたちの集中力を持続させ、負担が軽減するように、楽しくリラックスして撮影できる現場作りに努めていたようです。

 それから、過去ログで紹介していましたYouTube映像は、ChantalさんとMarielleさんが彼女たちのチャンネルを閉鎖してしまったため、ご覧いただけなくなっている映像があります。アップしていた画像について通報されたり、別の方が勝手に自分のもののように自分のチャンネルでアップしていたのが原因のようです。当ブログのトップ・ページでも書いているとおり、YouTube映像はいきなり無くなっていることが多々あります。現在はYouTube映像をダウンロードすることもできますので、お気に入りの映像は保存しておくと安心ですね。


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 日本のAmazon.co.jpでの発売予定日は過ぎましたが、ルネのニュー・アルバムについて、去る4月29日に次のようなメールが届きました。


入荷が遅れているため、やむを得ずお届け予定日を変更させていただきました。
当初予定していたお届け予定日までにご注文商品をお届けできないことをお詫びいたします。
現時点での最新のお届け予定日は以下の通りです。
お届け予定日: 2015-05-28 - 2015-06-14

現在、ご注文商品をできる限り早急に入荷できるよう手配しております。さらに入荷にお時間を要する場合や、入荷の見込みがないことが判明した場合は、その旨をEメールでご連絡させていただきます。
なお、Amazonマーケットプレイスの出品者が商品を販売している場合は、そちらからもご購入いただけます。



 カナダでのニューアルバムの売れ行きが好調で、日本への発送分が間に合わないのでしょうか? だとしたら、届くのが遅れても嬉しいことですよね。Amazonマーケットプレイスの出品者はアメリカからの発送で販売しています。また、Amazon.caAmazon.com以外ではeBayでも出品されています。ちなみに、カナダ(2,396円)とアメリカ(3点 2,514円~)、オーストラリア(4,025円)からの出品です。このことから、ルネの人気と、ニュー・アルバムへの期待と関心の高さが伺えますね!!

<追記>
 本日16時57分に、Amazon.co.jpから、商品を発送し、明日5月4日(月)お届け予定との連絡が入りました。ルネ友の皆さんの所にも明日届きますねsymbol1


 それから、ニュー・アルバムのリリースに際し、ルネについて紹介したJournal de Montrealの4月25日の記事を紹介いたします。各年代のルネの写真が大きく掲載されていますので、ご覧になってください。
※Journal de Montreal René Simard samedi 25 avril 2015
http://www.journaldemontreal.com/2015/04/24/renesimard

 それでは、ルネ友のみなさま、ルネのニュー・アルバムを聴きながら、楽しいゴールデン・ウィークをお過ごしください。

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