つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

まったりと

2014-01-27 | Weblog
浮き沈みながら前へ進んでいく。
前へ前へと進んでいくが、いつしか後ろにたどり着いていた。
それでも前へ前へとただ進んでいるように思えた。
前へ前へ進んではいるのだが、いつも同じ場所にあった。
それでも遠近はあり、はるか向こうに見える前と後ろであった。
浮き沈みながら進むのであるが、それはいつも同じ点で準えていて、
だから、波瀾万丈にして幻のようで不増不減である。

進むという変化の一過程の増減で、それは、相殺してなんら変わらないものなのである。
その時にあったものが出くわしているというものである悲喜交々。
それによって、
以前はこうであるが、今はこうであるという違いがあるのである。

「ある」というのは、変化に富んでいるものであるから感じられるものであり、
変化が無ければあっても無いに等しいが、まったりとしているのである。

常住にして諸行無常という常住に「ある」ものである。
それは、進化が本命である。
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