つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

まこと

2012-08-21 | Weblog
サラリーマン坊主が多い中で、そんな坊主に講釈たれてもらい、
供養のための経を唱えてもらっても、仏様
成仏できるわけが無い。俗世間の人となんら変わりなく、
酒を飲み肉を食べ妻帯をして暮らしている。
経の意味もよく理解できていないままに、意味不明ながら経を唱えている。
ありきたりの説教、善いことを口にしてはいるものの、坊主自身はどうかと問うなら、」
煩悩にこそ塗れて金勘定。四苦八苦に付きまとわれて止むことを知らない。
得度なるも、ただ人の世の坊主たるや他人に認めさす免許に過ぎず、魂の修行となってない
意味の無いものとなっている。それこそ偽善者ともいえるもののなんと多いことか。
嘆かわしい、それこそ歎異である。
まことの者は免許に非ず、他人の認めにはない。
そのようにして、人の世のものにまことは認められず、彼の世の者にまことがある。
彼の世の者のまことであるための、この世のまことにして生きるものである。
誰を師とすることも無いのは、道理に学ぶためである。
道理に学べば智慧が付き、まことが知れる。
吾を見てあなたを知るもその一つ。
この世を見て彼の世を知るもその一つ。
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