智慧をもって知る

太陽が東より昇り西に沈む。この巡りが
絶対であり正義である。
何ものにも妨げられることのない動きであるために、永遠である。
変わることのない動きとなっているために、変わることなく明日がやってくる。
地上に何があろうとも、変わらず明日はやってくる。
これが法則となって、すべての存在となっている。
この日の動き(巡り)が正しいために、これを是という。
是が法則である。この道理をよく見て、
何事も繰り返すことで絶対となり正しいとなっていく。
そこに善悪というのは無い。
出発は出発に戻ることであるために、何事もゼロに帰す。
ゼロからゼロへと、何も変わらない。
減りもしないし増えもしない。
始まりは終わりでもあるために、また、終わりは始まりでもあるために、
すべてが浄化となっている。始まりから混沌となり整っていく。
秩序となっている。
あらゆるものが秩序正しく整っていく。
浄化された姿、それが宇宙である。ゼロの容となっている。
ゆえに、生きとし生けるものは、浄化の行為となっている。
人生、その行為は浄化である。誤りの無い浄化となっていれば理に適い、
幸せとなる。苦の無い世界、生命というエネルギーの終着点である。
それこそ、永遠の変わらない世界である。