つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

対岸の火事のように

2009-05-24 | Weblog
近年、自然災害が多発している。
雨が降れば洪水となり、地はうねり、風は天に巻き上げ、火は野山を焼き尽くす。
暴れる威力は強大となって、時が経つごとに頻繁となる。
南では異常に暑く、北では季節外れの雪が降る。
植物は時節にあわず花が咲き、動物は集団発生し集団自決し、
居場所を失い狂い始める。
こんなところにとか、こんなところでとか、思いの遭わないことが起こりはじめて、
経験しなかった病がしのびより、こころ病むことしきり、
自分だけはと、そうでないふりをして自分を囲いこみ、
わが身の執着の浅ましさ、だれかれなく起こり、秩序乱れ初めて、
崩壊の傷、瞬く間に広がる。
世も末と嘆くことばかり。
人は自分が正しいと生きている。間違っているのは自分ではないとして生きている。そのために、他を悪として見、悪が絶対となって意識となり、
忘れられないものとなって、悪からはなれられない世界となっている。
そのための浄化となって、誤った浄化の行為となって、争いとなっていく。
この悪のエネルギーが滅亡となっている。
人類の誤った行為のエネルギーが、天災を生み人災を生み
破滅へと導いている。たとえて、
今日もおいしいお肉を食べようと思う自分がいるから、
牛を殺し、豚を殺し、鳥を殺し、魚を獲って商売が成り立つ。
私はそんな残酷なことはできない、していないと思うだろうが、買って食す自分が
そもそもの原因であることを、知っていて実は知らない。
人というのはそういうものだ。私は悪ではないと。

自分を省みて、自分をよく意識して、自分の浄化としていけば、
法に沿い、生命の浄化となって、よく道理に守られていくのだが・・。

人は、ただまっしぐら滅亡へと急速に進んでいるようだ。
あと百年満たないと、その頻度は兆しを示しはじめている。


コメント
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