つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

善業が導く・・・

2006-01-21 | Weblog
 生命はこの世限りではない。
いつの世にか、再生する。自分であるが、自分としてではなく。
再び生まれるところは、この世の行為によって決まっていくが、いつの世となるのかは定かでない。

善業を積めば良いところに、悪業を積めば悪いところに趣くという。
二者択一の世界である。 はっきりとしている。中間はない。
この世では、自分の行為によって選べる自由をもっている。
過ぎ去ったものを選ぶことはできないが、これから訪れることは選ぶことができる。
誰でも良いところを選びたいのは、わかるが、世の道理を知らないために、その思いと裏腹となっている。
その為に、何度も輪廻転生をする。輪廻は苦しみである。その為この世は苦しみとなっている。一切皆苦の世である。が、地獄ではないため
楽しみも喜びもあり、幸せと思えることもある。
相対している世界である為に、そこに選択の自由がある。

無知であることをなくし、道理を知り、わきまえていくことが、思いと裏腹にならないこととなる。
良いことをするのは良いところに趣くこととなる。道理である。
マラソンと同じように、かんたんなことであるが、あまりに難しいことでもある。
難しいことであるが、簡単なことである。この途中には苦しく思うことが多々あるが、快いと思える部分もある。
これを達成したときには、なんともいえない幸せを感じるものである。

輪廻することが、苦であるために、輪廻よりはなれ、二度と再生しないことである。
その為の行為が善業である。善業が修行となって、一切の煩悩を絶ち、輪廻の因を断つためである。
輪廻より解脱すれば、再び生まれることはなく、来世はない。
来世はないために、永遠の極楽のみ得られる。
変わることのない、未来永劫の涅槃である。
生命に、死は無いためである。

コメント
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