つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

心にもとづくために・・・

2006-01-19 | Weblog
 行為によって世界はつくられる。
行為は意(こころ)にもとづく。
意は、外部の刺激を受けて、刺激に対処して創られていく。
刺激を受け入れて創られる為に、この世を「受」の世界として、「色」としている。
「色」の世界は相対している。相対している為にそのものの意味が分かる。

生まれてくるこの世は苦しみの世である。生まれては死に、死んでは生まれ、繰り返す。 その縁をたどれば、生むものがあるからで、生むものがなければ、生まれてくることはない。
生むための行為をしないことであり、
生むものを意識せず、現象としないことである。
輪廻より離れることのできる方法である。
その為の行為が善行である。煩悩におぼれることなく、努め励むことである。
「こうしなさい」と命令しているのではない。
「自浄其意」である。すべてがそうである。
仏はそう説いている。


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