38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

長雨前に、ひと区切り。

2015年04月03日 | 農と暮らしの日記
トンネル栽培のレタスを草削りで中耕。
このトンネルは定植後ほとんど締め切った状態だから、畝の土に直接雨が当たることがなく、したがって土が定植時そのままの柔らかさが保たれている。この状態なら、草削りでなくても素手で軽くがしゃがしゃっとかき混ぜる程度で、ほとんど抵抗なく表面の草が土ごとほぐれてくれる。

すべての畑が常にこういう状態だとどんなに楽だろうか。
現実は逆で、雨に打たれると途端にがちがちに締まってしまい、草削りや三角ホーをでなでても土が塊になってえぐれるようになり、中耕・除草に手間と労力がかかる。そうならないための土づくりというのがあるのだとは思うけれど、なかなかそこまではたどり着けない。
とにかく、このトンネルは気持ちよく作業できてよかった。



金曜、曇りで、予報より早く9時過ぎ頃から小雨、昼前に本降り。
午後も降り続き、夕方から夜に大雨。

このあたりではきょう、最高気温が全国一の27度になるという予報だった。
晴れではなく、雨予報なのにそこまで上がるというので、これはとんでもないなと覚悟していたら、いつになっても肌寒い。
結局、どうやら最高気温は20度を下回っていたようだ。ごく自然な印象なのだけど、ではなぜ27度なんていう予報が出ていたのか、なぜ外れたのか。
webで探せばいろいろ出てるだろうけど、そこまでの時間はない。

朝ごはんは、トーストにチーズ、ソーセージ。
みんなより先に食べて、6時半ごろに畑へ。

午前:降り出す前に、とにかくできる限りの畑仕事を。
なにせこの先1週間ずっと雨、または一部曇りの予報なので。その先に晴れるとも限らない。

冒頭のトンネル栽培の中耕はレタス類と、春菊、ほうれん草。
強風や雷の注意報も出ているので、あちこちの寒冷紗や不織布に胡瓜支柱を重しに置いていく。先に雨がたくさん降ってくれれば、湿った重みでそれほど遠くに飛ぶこともないだろうけど。

さらに、あちこち片づけの耕耘。
コンクリート畦畔の際を鍬で起こして溝をつくり、排水をよくしておく。

11時頃から、本降りのなか収穫1時間半ほど。
正午前に帰宅。



昼ごはんは、昨晩の残り、鶏のイエローカレー。
ちょっと少なかったので豆乳を足したらまろやかになった。

午後:13時から、野菜セットの荷造り。
集荷時刻が迫る宅配便のを先に仕上げて伝票書き、箱詰め。16時に間に合ったので、今度は来訪のお客さんのと配達する分を荷造り。
17時前に市街配達、ひと段落つき、雨なので図書館に寄る。
18時半に帰宅。

晩ごはんは、鰤の照り焼き、豚とニラと新玉葱の炒めたの、温やっこ。



午前中はまだ小降りだったから、ひと仕事できて大助かり。
後回しにしてはらはらしていた出荷もなんとか夕方までに終わり、ひと安心。ほっとしたせいか、図書館では東海林さだおの『サンマの丸かじり』なんか借りてしまった。



桜はどうやらこのあたりでも満開に近い。
明日は昼間は曇りの予報だから、花見の宴の人たちはブルーシートなど敷けば何とかなるかもしれない。
いつ降ってくるかわからず、落ち着かないかもしれないけど。

<本日の野菜セット>例
里芋、大根、葉つき新玉葱、菜の花、レタス、小松菜、蕪まびき菜。
セットによってほかに、さつま芋、まんば、サンチュ株どり、小さいキャベツ、まびき人参から。
コメント
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