38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

茄子・ピーマン畑、片付け。

2011年12月14日 | 農と暮らしの日記
夏の茄子とピーマンの畑を片付けた。
例年なら霜が降りて樹がすっかり枯れたようになってから片付け始めるのだけれど、今年はまだ霜が降りず、といっていつまでも待っていられないから、セット出荷のない今日の午後、一気にやっつけてしまった。

もちろん、僕ひとりでは一日では終わらない。
薫と二人で作業を始めたところに、この畑のご近所同級生K君ちの母娘(妻子)ペアが援農に来てくれた。支柱の紐を解き、支柱を抜いて集め、ピーマンと茄子の樹を根っこから引き抜いて集め、大きな枯れ草も抜いて集め、まず内側の2列をトラクタで耕耘してしまい、そこへ抜いた樹や草を集めて外の2列も耕耘。というところまで済んだ様子が上の写真。

この後作は春の葉ものを2月下旬か3月上旬に播いて5月に収穫。
そして、さつま芋の畑になる予定。

援農、助かりました、ありがとう。
またいつでもどうぞ。



水曜、久しぶりにほぼ終日の晴天。気温も高め。
午前:9時頃に市街に出て種屋さんの支払いとか買い物とか出荷用の空き箱もらってきたりとか。
戻って薫と二人で春キャベツと玉葱の定植少し。リーフレタスのとり終えたところ、小松菜のとり終えたところをささっと片付けて。

午後:上記の茄子・ピーマンの片付け。
16時過ぎから明日出荷ぶんのうち根菜類など一部収穫。



真たちは今日、小学校で「春の七草」の学習があったそうだ
西条市は春の七草の全国的な大産地で(就農前、神奈川の家の近くのスーパー元町ユニオンでも売っていた)、これを題材にした「食育」とのこと。市内・橘地区の七草農家Yさん(僕も青年農業者協議会やJA青壮年部でお世話になってます)がクイズなどしてくれ、真は「七草給食」もYさんと机並べて一緒に食べたとのこと。

この様子はNHK愛媛ローカルの夕方のニュースワイド番組でも紹介されたようだ。
うちにはテレビがないから見られなかったのだけれど、実家には電話で知らせておいたら「出とったよー」とまた電話くれた。家にテレビがないと、テレビに映っていたというだけでえらく盛り上がる。まるで昭和40年代。

来年のお正月明けには。
ご近所のお店で西条産の七草を見つけたら、ちょっと目にとめてみてください。



原発事故の処理水を海に放出する、しないというニュースで。
政府は地元漁業者の理解が得られなければ難しいというようなことを言っているようだが、そういうことじゃないだろうと思う。海は誰のものなのか。地元または全国の漁業者がよしといえばいいのか、まさかそういうつもりではないだろうけれど。同じことが愛媛で問われる事態になれば(伊方発電所)、内海であるだけに東電の状況以上の厳しさがあると思う。あるいは逆に、内海だから放出してもよいとなるか。

伊方発電所は差し止めを求める訴訟が起こされた
地域のエネルギーを担う電力会社の持続的な経営のためにも、こうした声を強くしていくことが大切だと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする