38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

NHKラジオに、野口種苗さん。

2009年12月16日 | 農に関する情報
12/17(木)NHKラジオ第一放送「ラジオビタミン」午前10時台の「ときめきインタビュー」
野口勲さんは手塚治虫担当の元・漫画編集者で、「固定種」の野菜の種を扱う「野口種苗店」を営む。固定種とは、「その種からできた野菜から種をとれば、そこからまた同じ野菜がとれる」というもの。当たり前のようだけれど、市販の野菜のほとんどはこれではなく、そこから種をとっても同じ野菜ができない「一代交配」(F1、ハイブリッド)の品種。藤田家族のこの冬のセットにも「野口のタネ」から生まれた野菜が数多く入っています。
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冬の畑と、なんだろ菜。

2009年12月16日 | 農と暮らしの日記
ターツァイが収穫期に近づいてきた。
秋の間は葉を小松菜のように上に伸ばし、寒くなるに従ってその葉を地面に這わせるように広げる。この濃緑色は他の葉ものにはない冬の彩りであり、またカロテンの豊富なことも示しているそうだ。

画面左側の明るい黄緑色は半結球型の白菜。
まびき菜を「白さい菜」などとして野菜セットにも入れていたが、ぼちぼちこちらも出荷してよい段階かもしれない。ただ、ちょっと虫食いが目立つ。

このターツァイ&半結球白菜の周辺は、草も多いが「野らばえ」の菜っぱも多い。
昨年、近くで小松菜や蕪などアブラナ科の野菜を、菜の花が咲くまでおいてあったのが先祖返りして出てきたのか、あるいはその前年からつながっているかもしれない。この野らばえ菜からおいしそうな感じのを選び、「なんだろ菜(な)」と勝手に名前をつけてセットなどに入れている。



野菜セットのない水曜。いよいよ低気圧が近づいてきた。
朝:起きて外に出てみたら、かなり近くの山まで雪化粧している。道理で寒いわけだ。温度計の示す気温よりも体の心底から冷える感じ。6時過ぎから机しごと、朝ごはん。
午前:市街出荷から戻って、午前中は机しごと。真は今日も熱が少しあり休み。高熱でぐったりしてるなら寝かせておけばいいが、普通に元気なのであれこれうるさく、かえってたちが悪い。ま、軽症なのはありがたいことに違いないですが。

午後:13時頃から畑に出て、あちこちに追肥してから明朝出荷ぶんの収穫。途中、小雨が降り始める。16時前に戻り、大雑把な調製、その他、作業場の芋類の整理やなんやかやの片付けなど。ピアノの練習に行った渚が帰る時刻にちょうど大粒の雨が降り始めたので軽トラでお迎え。荷台に自転車を乗せて帰る。ハコバンも便利だけど、こんなときは軽トラがいい。

おやつと食後には、つきたてのお餅。
今日は小学校で餅つきがあり(「籾播きから、とうどまで」の稲作学習の一環)、学校を休んで参加できなかった真のぶんと、それから“出前授業”みたいなので畑の話をさせてもらったことから、僕と薫にも貴重な子どもたち手作りのお餅をいただいた。薫は手伝いに行くことになっていたのに真が寝ていて急遽不参加だったし、僕も自分の畑で精いっぱいで何もできなかったのに、ありがとうございました。とてもおいしかったです。



天気予報は相変わらず週末が荒れ模様とのこと。
金・土・日と最低気温が0℃前後で、月・火も2~3℃。12月にこれだけ寒気が居座るのは珍しいのではないだろうか。畑の野菜への影響が、ちょっと心配になり始めている。
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