38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

至福の、完全休暇。

2008年10月26日 | 農と暮らしの日記
落花生、である。
でも藤田家族のではなく、おなじみ援農Sさんからの差し入れ。今年の春、Sさんが落花生をつくってみたいというので、僕は家庭菜園時代に一度やったことがあり、それならうちでも久しぶりに……と思って種を1袋だけ買い、そこから数粒を分けてあげたのだった。

が、結局うちでは種を播けず仕舞い……。
「気持ちだけオーナー」さんになってくださった方もいたのに申し訳ありません…。来年また再挑戦ということで。それで、そのいただいた落花生は早速、晩ごはんに茹でて、おいしくいただきました。その茹であがりが上の写真。ごちそうさま!



野菜セットのない日曜。未明から小雨。
午前中に小学校のリサイクル活動が予定されていたのだが中止となり、また、午後には野菜セットのお客さんが援農に来てくださる予定だったのが、やはり雨では畑に入れないので延期にさせていただく。

となれば、なんやかんやの仕事を片付けるチャンス!
……なのだが、不覚にも風邪をひいてしまったらしい。咳が止まらず悪寒もする。なんとなく熱っぽい(わざわざ計ったりはしないけど)。というわけで……。

本日完休!
ついこのあいだ、年末年始の3日と秋祭りの1日だけが完休日、とかなんとか書いたばかりなのに、その祭りから1週間ほどでまたまたの休み。しかも、この休みは太鼓台を担いて疲労困憊する祭りの休みとも、また妻の実家、大阪で食い倒れる暮れ正月とも違い、本当に「休み」、布団に入っておやすみなさい、なのである。こんなこと、就農以来初めて。この夏に海水浴で完休したのも休みといえば休みだが、筋肉も内臓も大いに使う休みだったし。そもそも風邪で一日寝込むのも何年ぶりだろう。



が、しかし、である。
布団に入っても落ち着かない。高熱でうなっているわけじゃないから、昼間から横になっていると、もうとんでもなくもったいない気持ち。といって、納屋やハウスの掃除でもしようかというほどの気力はない(ま、たぶんしないほうがいい)。渚も真もバレーでいない、薫は机しごとで大忙し。

そこで、小雨降る静かな日曜、贅沢の限りを尽くしてみた。
文庫本を3~4冊選んで枕元に置き、携帯ラジオのイヤホンを耳にさし……。あー、たまらない。至福のとき……。

でもまた、しかし、である。
どうもこれでは病人らしくない。ということは病人ではないのかもしれない。といことで3時のおやつの頃になると起きあがり、たまっていたブログの最後の仕上げをやってしまう。やっと現実に追いついた。追いついて、最後に書くのがこの病人日記、いや至福の完休日記であるとは微妙な心境だが。
コメント (5)
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