38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

やっと、やっとの野菜セット。

2007年04月10日 | 農と暮らしの日記
端境真っ最中、息絶え絶えの野菜セット。
中央の人参は昨日収穫が終わって畑を片付けた、最後の在庫。とり遅れて形がいびつなのがわかっていたので、長く収穫されずに残されていたものだ。

以下、右上から時計まわり。
キャベツ、冬の間に収穫が終わっているはずのもの。セットをつくるために、他には出さずに畑に少し残してある。
蕗(ふき)、家の裏に野良生えしていたので、同じく庭にあった山椒を添えて。
ほうれん草、春播きのものにうまくつながらず、ちょっと固くなりかけている冬のほうれん草を少しずつとっている。
左下の袋は蓬(よもぎ)、じゃが芋畑に生えてきたので、除草を兼ねて。
人参まびき菜、冬に播いてトンネルが飛んでしまったのをそのままにしたものだから、大きく育つ前にトウが立ってくる見込み。だから、正確にはまびき菜というより、「早どりミニミニ人参」かもしれない。
サニーレタス、これはいったん鎌で刈って収穫したあとの切り株からまた伸びてきた葉。5~6株ぶん集めて普通のサニーレタス1個くらいの量。
レタス、1個300gくらいと小さいけれど、この先あまり大きくなりそうじゃないので、早めにとっている。
ねぎ、播いてから1年になるのにこの大きさ。トウが立つ前に急いで出荷中。

……という野菜たち(これで約1,200円)。
集めて写真を撮れば、なんとなく立派なセットに見える気がするが(しないか)、こんな悪あがきもいつまで続けられるか。GW頃なんて、どうなっているんだろう。就農初年度の昨シーズンはセットを始めたのが6月に入ってからだったので、この時期の苦労は初体験。さてさて、どうなるやら。



今日も乾燥した晴天。
昨日に続いて、人参や葱苗の除草、あちこちの水やり、それから、夕方にはスナックエンドウの誘引など、ちょこちょこと歩きまわる。

朝のスーパー出荷時、「人参終了」のPOPを出してきた。
代わりに、昨秋からずっと掲げ続けていた「使いやすい大きさの人参」のPOPを持ち帰る。カラーコピーとフェルトペンの手書き文字が、ちょっと色褪せた感じ。お疲れさま。

予報はこのところずっと、「乾燥」と「霜」の注意報。
明日も晴天、「春に三日の晴れなし」はどこへ?
コメント
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