38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

春の嵐、東京は雪?

2007年04月04日 | 農と暮らしの日記
蕗(ふき)の炊いたん。
野菜の少ないこの季節に、貴重な野の味。これはいまお借りしている家の庭に生えていたものなので、厳密に言うと(厳密じゃなくても)、「藤田家族」の野菜ではないけれど、何せ野菜が少ないので、ありがたくいただいてセットにも入れている。じゃが芋の畑に次々出てくる蓬(よもぎ)もそういう意味ではうちの野菜ではないが、なぜか畑のものだと庭のものより「うちの」という気がする。



6時過ぎから収穫に出て、朝いちの出荷と納品。
戻って「里芋のビニルマルチを張ろう」と勢い込んで出かけたのだけれど、急に風が強くなってきて、とても無理。やむなく家に戻り、しばらく温室内で育苗の種をいくつか播く。

寒気のため、全国的に大荒れとのこと。
東京では19年ぶりだかの4月の雪となったそうだ。僕が学生だった頃らしいが、覚えていない。この季節のことで思い出すのは、大学を卒業して会社に入りたてのとき、いきなり春闘のストで明るいうちにみな机の上を片付け、その時間から開いている近くの飲み屋さんに”花見”に行ったこと。なんだか妙に「古い」会社で、いろいろとおもしろかった。僕が入るちょっと前までは昼休みに屋上でバレーボールしていたらしい。



午後、少し風がやんだ気がしたので再出動。
しかし……、やはり無理だった。しかも、ちょっとみぞれっぽい雨まで降ってきた。こういう日は焦っても仕方がない。隣の畑に移り、三角ホーでキャベツの中耕・除草、していたら普及所(正しくは県の地方局の農政普及課)の方々が4月のご挨拶に畑まで来てくださった。田んぼの米糠除草でお世話になった鬼スポンサーの大西さんも他地区に移られたそうで、つくづく「転勤」というのがある仕事は大変だと思う。ご苦労さまです。

夕方、明朝出荷ぶんの野菜の一部を収穫。
明日の天気はどうか。気温はしばらく低いようだ。
コメント
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