38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ひと雨きて、ひといき。

2006年10月29日 | 農と暮らしの日記
キャベツも巻き始めた。
7月に出荷した最初の作付けではアオムシとの壮絶な格闘があったのだけれど、今回はまあ標準的な格闘という程度か。主に薫だけが戦い、僕の出番はないまま、なんとかこの状態まで来たので、ひと安心というところ。



朝いちばんでスーパー出荷ぶんの収穫。
小松菜に加えて久しぶりに茄子もとり、昨夜のうちに用意したまびき大根とあわせて3種類を、すべて「100円」に値付けして持っていく。茄子はこのところ実がしきりについて、だけれど大きくはならず、15cmほどのときに「とりごろ」という感じの色艶になるので、それを主に野菜セットに入れていた。今朝は数が揃いそうだったので、「3本で200g」を目安に袋詰めし、うちの単価(500円/kg)どおりで値札シールを張った。

午前中、約3週間ぶりのしっかりした雨が降る。
まる一日畑しごとができると意気込んでいたので出鼻をくじかれた格好だけれど、ちょうど春キャベツ(4~5月どりくらい)の種播き(育苗)が遅れていたので、3品種あわせて700粒ほどを播く。

午後、玉葱苗の草むしり。
地面にしっかりと根をはるタイプの草が畝一面を覆っているが、苗のほうもすでに15~18cmほどの丈になっているので、作業はやりやすい。いまは太さ2~3mmしかないのが、11月中、「塗り箸」ていどになったら植えどきといわれている。研修先では11月中にその太さにならなかったものはそのまま冬を越えさせ、2月になってから植えればいいと教わった。さて、うちの初玉葱はどうなるやら……。

そろそろ日没という頃、脇で遊んでいた真がコンクリート畦畔から転落。
1mほど下がっている道路脇の用水に落ち込むかたちで姿が見えなくなったが、唇を少し切った程度で大事には至らず。日暮れは早くなるし、気温も下がってくるし、からだの動きも鈍くなってくる季節。真夏のような激しい作業はない代わりに、ふとしたことから怪我も招きやすい。僕も注意しなければ。

明日からはまた晴れが続く予報。
週末は3連休でイレギュラーの出荷も増える。手堅く段取りしていきたい。
コメント
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