38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

山のまつり、野菜も販売。

2006年10月22日 | 農と暮らしの日記
市内の山間部、大保木で開かれた「山のまつり」に参加。
9月のはじめに「菊の節句」のいもたきにおじゃました「石鎚ふれあいの里」が会場で、市青年農業者協議会のブースで野菜とお菓子を販売した。野菜は「今朝どり」を”うり”にするため、まだ暗い6時前から畑に出て、調製が簡単な赤蕪、ちぢみ菜、チンゲン菜、パクチョイ、春菊を収穫、数袋ずつこしらえて7時半過ぎに出発する。

お菓子は薫が早朝から焼いたもの。
「にんじんクッキー」「さつまいものスコーン」「さつまいもクッキー」のうち、にんじんクッキーは一回目のまびき菜にくっついている小さな人参をさらに千切りにしたものが入っている。

「山のまつり」は大保木地区の運動会と文化祭との併催。
野菜や焼き芋、いちごとブルーベリーのジュース、農業高校生が作ったジャムやビスケット、あめごの塩焼き、うどん、いなりずしなどが並ぶバザーコーナーの隣にある運動場では、ラジオ体操に始まり、玉入れ、大玉ころがし、パン食い競争など、おなじみの競技が和やかに展開されている。昼休み前には郷土芸能が披露された(写真はそのうちの「道前太鼓」)。

昼過ぎ、お菓子が売り切れたので、早めに失礼する。
昨日刈り終えた稲のはざ掛けがまだ途中だったので、急いで山を下り、田んぼに直行すると、留守番舞台の3人ががんばって、作業はかなり進捗している。午後の部を引き受けて交替し、稲木を追加で架けたうえで残りの束を次々に掛けていく。

手刈りした畦際の株は束ねていないので後回し。
それを除いてほとんどを掛け終えたところで日没となり、撤収する。帰り道、畑で野菜を少しとってお礼とし、お借りしたバインダーを返しに行く。

明日からまた新しい一週間。
稲刈りがほぼ片づいたので、いよいよ冬野菜の種播きを仕上げていきたい。それから、春にとる豆類もそろそろ播かなければ。ひとつ終わればまた次の仕事が待っている。大崩れしない天候に感謝するばかり。
コメント
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