38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

終わらない、人参まびき。

2006年10月11日 | 農と暮らしの日記
人参のまびきに予想以上に手間取っている。
左が8月播き、右が7月播きのもので、左は「人参まびき菜」、右は葉を落として「まびき人参」として野菜セットにも入れている。出荷日の朝、その日のぶんをまびいてくるわけだけれど、土が硬くて人参が土の中に残ったまま葉が切れてしまうことが多く、それを掘り出すのに時間がかかる。去年の研修先では、ほくほくの土からスポッと抜けていたのに……。こんなところでも、土づくりの大切さを痛感させられる。



朝食前に収穫、朝食後に出荷を済ませて畑へ。
午前中はレタスの定植。春作に使った黒マルチを再利用して畝に敷き、約200株を植える。ついでに近くに「まんば」(三池高菜)とターツァイの苗が少しずつ残っていたのを植えてしまう。これで苗ものの定植は一段落。あとは11月に玉葱とキャベツ、レタス類(トンネル)を植えるくらいか。

さらについでに、各種の葉ものの中耕。
この畑に1~2列ずつ播いたり植えたりしている蕪、小松菜、大根、ほうれん草などの条間に三角ホーで軽く爪を立てるように滑らせる。生え始めている小さな草の根を浮かせ、また土中に空気(酸素?)を供給し、同時に野菜の株もとに土寄せをするのがねらい。

にんにくの芽が出始めた。
ひと足先に、「島にんにく」は葉も伸び始めていたのだけれど、一般的な大きなサイズのにんにくのほうは植え付け後まったく動きがなく、少し心配していたところだったので、ほっとする。

午後、白菜の草取り。
虫除けに寒冷紗をかけていたのを外してしまい、株間の草を手でむしり取る。数日前まで地面に張り付くようにしていた葉も少し立ち上がってきて、順調にいけば白菜らしく巻き始めるのだなということを予感させ、こちらもひと安心。

あと一週間は晴れが続く予報。
しかし、進路が不明な台風の影響はまだ考慮していない予報らしく、四国接近となれば週末にも天気は崩れるはず。秋祭り、稲刈りと大きな行事が続く時期なので、大きく逸れてくれることを願うばかりだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする