38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

恵みの雨に、金木犀。

2006年10月01日 | 農と暮らしの日記
「藤田家族の食卓から」に記事を追加しました。
今回は秋冬野菜の「まびき菜」を使った料理です。


夜明け前から、約2週間ぶりの雨。
6時前、明るくなるのを待って収穫に出て、野菜セットの材料を揃える。7時過ぎから小雨のなか、管理機で5~6本の畝を立てる。急いで戻り、8時前から、今日は町内のお社の一斉清掃。下草を刈ったり、用水路の藻や泥を上げたりの1時間。9時すぎに帰宅し、試し掘りのさつま芋入りパンで朝食をとる。

野菜セットを仕上げてから、再び畑へ。
乾ききった畑に待望の雨でほどよく湿ったところへ、トラクタを入れておく。続いて、先ほど立てた畝の整地を試みるが、やや雨が強くなったためにこれ以上やると泥をこねる感じになるので途中終了。

雨が降り続くので、午後は机仕事。
秋冬ものの仕上げの作付計画と、それに続く来春から夏にかけての畑の使い方を机上であれこれシミュレーションする。



今朝、雨のなか管理機を押して歩いていたら、金木犀の香り。
「ついに、来たか!」。西条では「金木犀、イコール秋祭り」、である。

折しも、今日は近所に「飯岡本郷太鼓台」の収納小屋が立った(写真)。
今月16-17日に行われる飯積神社の秋祭り。うちは「西大道(にしおおみち)」という自治会に所属するのだけれど、祭りでは「飯岡本郷」という、ひとまわり大きな地域に含まれることになる。太鼓台の運行は青年団の仕事なので、僕は新入りにしてすでに卒業生。しかし、他の”卒業”男性のみなさんと同様に担き夫(かきふ)としての登録はしてもらい、そろいの法被(はっぴ)も手に入れた。

ちなみに市内各地でこの時期、秋祭りが雪崩を打つ。
僕の生まれ育った地区は別の神社で、そちらは「だんじり」という山車(だし、屋台)と「御輿」(みこし、いわゆる”おみこし”とは違う)の祭り。そのほか、市内の西のほうから1日刻みという感じで秋の地方祭が行われる。地域によって異なるけれど、学校や企業、商店なども当日は休みになり、大規模な交通規制も行われる。

……そのため、出荷も休みます。
いまのところ、10月16日(月)、17日(火)は出荷を休む予定です。
振り替え日程については、個別にご相談します。ご了承ください。



明日は雨があがる予報。
週の後半にまた少し降るようなので、畑の乾き具合を見ながら、忙しく野菜の準備をしなければならない。
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大根まびき菜と厚揚げの炊いたん

2006年10月01日 | 藤田家族の食卓から

ほんのりした辛味がたまりません。

(レシピ未掲載)
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人参まびき菜のかき揚げ

2006年10月01日 | 藤田家族の食卓から

若い人参ならではの香りが引き立ちます。

(レシピ未掲載)
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人参まびき菜のチヂミ

2006年10月01日 | 藤田家族の食卓から

韓国風おこのみ焼きのチヂミ(レシピは未掲載)。
写真では、じゃがいものパンケーキを添えてあります。
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まびき菜入りミネストローネ

2006年10月01日 | 藤田家族の食卓から
 今日、雨の中、子どもたちと散歩に出かけたら、渚が「金木犀のにおいがする。」探してみたけれど、金木犀は、見あたらず。でも、さらに歩いていると、また金木犀の香り。そして今度は、金木犀の木が真上にあり、小さな花が咲いていました。何だか、得した気分の散歩でした。
 雨も降り、少し肌寒いので、今夜は、ミネストローネ。材料や作り方は、千差万別かもしれませんが、家にある材料で、そしてレンズ豆と金時豆を入れるのが、うちの基本。レンズ豆は、水にもどさずに使え、コンソメのような味がでて便利。今日は、残念ながら金時豆がなかったので、冷凍庫にあった茹でた黒豆を使いました。蕪(かぶ)と大根のまびき菜が、今日の季節感です。(薫)

●材料
玉ねぎ 1個
間引き人参 8本くらい
じゃがいも 3個
にんにく 1かけ
レンズ豆 大さじ2杯くらい
茹でた黒豆 カップ1/2
トマト水煮 1/2缶
蕪と大根のまびき菜 適宜
塩、オリーブオイル、イタリアンパセリ 適宜

●作り方
①玉ねぎ、じゃがいもは、1㎝の角切り、にんにくは、みじん切り。
 まびきの人参・蕪・大根は、たわしで洗って、皮をむかずに1㎝程度の輪切り。
 蕪と大根の葉は、みじん切りにする。
②なべにオリーブオイルをひき、にんにくを炒める。
③玉ねぎ、人参、じゃがいも、レンズ豆、黒豆の順に弱火で炒める。
 最後に、蕪と大根の葉を炒めて、トマトの水煮をいれる。
④水4カップを入れ、煮込む。(うちは、圧力鍋なので、10分くらい。
 さらに、ふたをとって、しばらく煮込みます。その後、ふたをして保温専用バスタオルにくるんでおきます。
 こうすると、じっくりと味がしみ込むし、暖め直しの時間も短縮でき、ガス代の節約になります。おみそ汁なども、少し火にかけてバスタオルでくるんでいます。)
⑤塩で味をつけて、イタリアンパセリをのせて、できあがり。
 パルメザンチーズがあれば、よかったなあ。

 今日はこのままいただいて、明日はショートパスタをいれます。明後日はパスタ入りをグラタンにします。こうして3日もたせます。
 以前、渚が学校から帰るなり、「今日の給食ねえ、1日目なのに、ミネストローネにパスタが入ってたよ!」と言ったことがあり、笑ったことを思い出します。
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