38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ヤーコン、試し掘り。

2006年10月13日 | 農と暮らしの日記
最近、食べ物の写真が多い。今日は朝食にうどん。
というのが珍しいこともあるけれど、さらにそこに玉子が落としてあって月見うどんになっているのが珍しい、ということで写真を撮った、のではなくて、「ヤーコン」が入ってます。

おととい試し掘りをしてみたのを、朝食のうどんで試食。
一般的には「健康食品」ということになっているけれど、普通に食べて、まあまあおいしい。あくがあるので水にさらしたり茹でこぼしたりする必要があるけれど、そう言われるほどにはクセはない気がする。牛蒡(ごぼう)の柔らかいの、という感じで、薫が一緒につくった「きんぴら」がなかなかおいしかった。

今年は試しに作ってみただけなので、たくさんはない。
でも、もし「わたし、ヤーコンには目がないの」というような方がいらっしゃいましたら(あまり、いそうにない)、セットに入れさせていただきますのでご連絡ください。600円/kgくらいの予定。



午前中、スーパーへの出荷と、野菜セット、単品の配達。
昨日のぶんは「長なす」が1袋だけ残っていて、今日は茄子とピーマンを少し出荷。結果は明朝の配達時にわかる。

秋祭り用の白いズボン(担き夫の統一装束)を買いに衣料品店へ。
市街地にあるこの店は僕の子ども時代、「お祭り」衣料といえばここ、という感だった。高校生のとき、晴れて正式登録の担き夫となり、三つ揃い(背広じゃなくて、ラメ入りの上下に腰巻き、そして兵児帯)を買ったのもこの店。

ちょうどいいのが2,500円であったので購入。
「もう20年以上前じゃけど、来たことあります。S町(この店のある町内)のだんじりも担かせてもろたんですよ」と言うと店のおじさんは喜んでくれ、「ほんなら、15日(宮出し)に寄らんかい。2時(深夜)に出発じゃけん。法被(はっぴ)も余っとらね」。まあ、さすがに二十何年ぶりにいきなり来てそういうわけにはいかないだろうから遠慮したけど、なんだかうれしい。

午後、トマトの支柱の片付け。
トマトはこの夏、いくつかの畑に分けて作り、今日片付けたのはそのうち「大玉」と「中玉」をしていたところ。もうとっくに収穫は終わっていたのだけれど、畑の端っこであまり邪魔にならなかったので、片付けが遅くなってしまった。

夕食後、2時間ほどレタスとキャベツの播種(育苗)。
晩冬から春に収穫する予定のもので、かっちりした播きどきがわからないけど、とりあえずこの数日間、時間を見つけては少しずつ播いている。

明日も晴れの予報。
あれこれ畑に播いた種のためには、ひと雨ほしいところだけれど、いま「雨」なんて口にすることは絶対にできない、祭り前夜である。
コメント (2)
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