晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

9月20日 台風一過  

2008-09-20 18:43:30 | 読書

庭の向日葵もだいぶ背が高くなった。
しかし昨日の台風の一寸した強風で2本倒れてしまった。
慌てて支柱で支えたが根元から折れてしまっているので元気になりそうにない。
今日はカミサンは長岡天神の松下のホールへ歌を唄いにいった。
私は9時半から自治会の古紙配分の会議。

昼から昨日図書館で借りてきた「狂い咲き正宗」という本を読み始めた。
「正宗」酒ではない、刀にまつわる将軍家御腰物奉行の刀剣鑑定士を主人公にした短編小説だ。
正宗は徳川家康が愛用したが銘が無く贋物が多かったが贋物といえども全部見事な出来栄えだったそうだ。
逆に家康は名刀「村正」を嫌ったそうだ。
それは家康の祖父清康が村正で殺され、父広忠も村正の脇差で刺され、長男信康が信長から切腹を命ぜられその時の介錯に使われた脇差も村正だったそうだ。
短編の中には「村正」の話もある。
吉原の花魁が錆付いた名刀を肌身離さず持っていた、先祖代々の家宝らしい。
訊けば先祖は然る大名でルーツは長崎らしい。
長崎豊後二万石の城主竹中采女正重義がそのルーツらしい。
先週読んだ島原の乱を題材にした小説「出星前夜」にこの竹中重義が幕府討伐軍として出ていた。
一方は歴史に基づいた小説であり、正宗は全くの小説だがこんな所でうまく結びつけてくる作家というのはいろいろなところから題材を引っ張ってくるもんだと感心した。

そろそろ阪神ー読売戦のテレビが始まる。
阪神ファンではないが土地柄、心情的に消極的に阪神を応援している、どっちが勝っても接戦を期待するのみだ。
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