昨日はU-NEXTのダイナミックグローブを見ておりました。
全部で5試合、数で言えば有明と同じですが、コンパクト興行という感じ。
メインの李健太は、山本ライアンジョシュアに判定勝ちで日本スーパーライト級王座初防衛。
前戦で負けている下位のランカーを選ぶ理由がよくわからん、ダイナミックグローブ、こういう感じ多いなあ...と冷めた目で見始めましたが、KOは少ないもののシャープなサウスポー、李の好打を浴びても山本が闘志を失わず、中盤以降反撃。
最後は疲れとダメージで失速、若干ラフな感じも出ましたが、判定に持ち込む。山本の健闘。
厳しく言えば、李がそれを許したところに課題あり、ではあるのでしょうが。
強打のサウスポー中野幹士は、スピードのあるサウスポー、ブリックス・ピアラをボディ攻撃で止めて、3回終了時に倒し、4回早々詰めてKO。
何しろ、力んで打っているように見えないのに、パンチが強くてえらく効く。地味な動作で打ったパンチで相手が止まる。
派手では無いが怖い、というタイプの強打者。インタビューで落涙するキャラクターとの落差も見どころ(笑)。今後の成長と活躍に期待です。
と、昨日はこの興行だけで無く、海外でもいろいろあったみたいです。
井上尚弥との
どこの地域を指しているのかよくわかりませんが、とにかく地域タイトルを獲りました。
それにしても4団体全部合わせたら、アジアの地域タイトルっていくつあるのやろう...。
🇵🇭Marlon Tapales continues the comeback trail after his loss to Naoya Inoue as he successfully defends his WBC Asian Continental Super Bantamweight Title with a dominant UD-10 against Saurabh KumarTapales is ranked #2 in the WBC at 122lbs pic.twitter.com/GhRRb8fFbF
— Tokkerū (@ATokkers5) September 7, 2024
タパレス、WBCでは2位だそうです。井上との再戦、実現性は低いでしょうが、ホンマのホンマに狙うなら、TJドヘニーみたいに日本に来て、日本の上位陣や外国人のホープと、低い報酬でも構わず闘う、ということをやれば、可能性は僅かでも、多少は高まるかもしれません。
一番良い?のはジョンリエル・カシメロと対戦する、という手でしょうが、当人同士が何も無くても、周囲が...なので、実現しません。残念。
日本に関係ないかもしれませんが(今後はあるかも?)WBAミニマム級タイトルマッチがオーストラリアで行われました。
🇹🇭Knockout CP Freshmart drops Alex Winwood twice and secures a very close 114-112x2, 113-113 MD-12 win to successfully defend his WBA Minimumweight Championship in Perth, Western Australia pic.twitter.com/gChI9ukT0K
— Tokkerū (@ATokkers5) September 7, 2024
王者ノックアウト・CPフレッシュマートが、キャリア5戦の地元、アレックス・ウィンウッドを二度ダウンさせて判定勝ち。
映像はダウンを奪った7回と9回の抜粋ですが、これだけ見たら2-0というのは意外に思えます。
まあ全部見ないとわかりませんが。しかし日本から行ったレフェリー、なんか微妙なレフェリングしてますね...。
勝てば再浮上の決定打になるタパレスと商品価値の挽回になるアフマダリエフの双方にメリットがあると思いますが。まあアフマダリエフは順番待ちするだけで戦える立場ですし戦わないでしょうね...そういう試合をしない対戦相手が何か吠えているのを目にするのはうんざりします(記事になることでライト層には変に相手の言い分を信じる層も出てきますし)
そういう意味ではスタイル的に視聴者の期待は上がっていないものの、最近のSバンタムのトップランカーではグッドマンとピカソは頑張っていますね
長い距離、右ジャブ、ボディワークは確かに上手いですが、少なからず接近許して被弾したのは頂けない。
藤田前チャンピオンに勝った試合と比べてこの試合は六割くらいの出来、内容かなと
アフマダリエフはまず、挑戦者決定戦に勝っているんだから、他の試合などせず、次に井上とやれて当然だ、という前提でコメントしていますね。それ自体はわかる話なんですが、サウジやマッチルームの利害まで背負ってしまっていて、日本側としたら、一介の挑戦者として扱えないんじゃないでしょうか。おそらく来年、トップランクも関与した形での挑戦になるでしょう。もし先日アラムの放談にあったようなベガスでの興行になるなら、そこでサウジマネーの投入があり、井上にもアメリカに出かけるに足る好条件が出るのかもしれませんが...正直そこまで良いお金が出るのかなあ、と思います。もし出るとしたら先日のクロフォード戦と同じく、赤字でしょう。サウジが「スポーツウォッシング」のために出すのだから、先方の勝手や、関係ないがな、という話でしょうが、そんなのが「好条件」と呼べるのか、と...。
グッドマンは四の五の言わねば次でしょうね。もしここでまた何か言ったら、これはもう井上とやるつもりがないということになりますね。ピカソは先日の試合まだチェック出来てませんが、ホバニシアンに勝つとは頑張りましたね。ただ、こちらは井上と絡むことはなさそうに思えます。
>R45ファンさん
山本の健闘は、それはそれとして、ですね。前戦負けている下位ランカー相手に、というのは、例えば本田会長ならば、厳しく「評定」するかもしれません。
良い選手なんですけどね。伊達にアマチュア連勝記録なんか作れるものでもないでしょう。スーパーライト級だし、貴重な人材だと思います。
平岡が世界の上位に進みましたが、、是非、李健太には続いて欲しいところです。強くなりさえすれば、ジムがジムですし、後は大丈夫ですんでね。