さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

過密の10月よりさらに先の話 ローマン・ゴンサレス、年末年始に来日?

2024-09-14 09:45:29 | 海外ボクシング



明日と来週は、週末に海外ボクシングのライブ配信がありますが、国内試合の配信はしばらく間が空きます。
来週のウェンブレーは、サウジの長官殿がPPVの低価格化を提唱したという話で、海外では大幅値下げ、19.99ドルになるそうですが、日本では今までどおり3千円。大まかに計算して、そのままの金額ですけど(笑)。

これに関しては、やっぱり「決勝戦」じゃないなあ、という気持ちがあって、PPVは買わないと思います。
時間的にも英国なんで夜中から早朝ですし、当然ながら実況解説もつかず、ただ流すだけのものに別料金か、というのが、どうしても納得がいかないんですね。
まあ、来月のベテルビエフ、ビボルのようなカードなら、否応なしですけどもね。5千円でも払いますが。そりゃ、安い方が良いけど(笑)。


さて、それも含めて10月は中旬を軸に、内外ともにあれやこれやと日程が立て込みます。
12日、13日、14日の三日間で世界戦八つ、那須川やカシメロ、京口の試合もあり。
17日には力石政法移籍初戦。18日は阿部麗也再起戦。これら以外にも、上旬下旬ともにコンスタントに試合があります。
大変な一ヶ月になりそうです。

そしてさらに、その先の話題、海外から聞こえてきました。
ローマン・ゴンサレスが12月か来年1月かに来日し、タイトルマッチを闘う話がある、とのこと。

どうやら帝拳のAmazonPrimeボクシングか、Leminoの井上尚弥世界戦興行か、いずれかに出る話が進んでいるみたいですね。
挑戦する相手としては、WBAバンタム級王者井上拓真、WBO同級王者武居由樹、WBOスーパーフライ級王者田中恒成、この三者のうち誰かだと。
WBCバンタム級王者中谷潤人は、候補に挙がらず。帝拳グループ内だから、ということでしょう。
ひょっとするとIBF同級王者、西田凌佑がこのカードで東京デビュー、とか。さすがにないですか(笑)。

何しろ、相手選びに関してはざっくりした話です。実際はもう、どこ行くかは決まっているんでしょうね。
どれもありそうだけど、なさそうな理由もある、という感じです。

井上拓真は10月半ばに強敵、堤聖也戦があり、日程的にきついか。しかし5月に1位石田匠を退けていて、次の指名試合まではまだ余裕あり?

武居由樹は比嘉大吾戦が激闘だったので、年内は試合はしないでしょう。今、ここでロマゴン当てるのもどうかなと。
ただ、大橋秀行会長がリスキーな試合に踏み切るタイミングは、正直読めないところもあり。

田中恒成は10月半ばにプメレレ・カフと闘いますが、あまりダメージ負わずに勝てたら、可能性はあるか。
変な話ですが、一番誼も柵もないというか。ロマゴンに勝てば、他団体王者との対戦へ大きな一歩となりましょう。
ただ、ロマゴンが再起戦で117ポンドだったことをどう見るか...バンタムへ踏み出すか、スーパーフライに留まるか?はてさて。

どのカードになっても楽しみだし、受ける側にとってもロマゴンというビッグネームとの対戦は、是非やりたいところでしょう。
出来ればもっと早いタイミングで、こういう話があってほしかったですけどね。


もうひとつ、さらにもう少し先に、日本勢にも関係する話かもしれません。ファン・フランシスコ・エストラーダの動向。

ジェシー・ロドリゲスとの再戦条項を行使せず、バンタム級に転じるとのことです。

バンタム級での展望はひとまずおいて、再戦しないというのは、妥当な判断かと思います。
あれだけ明確に決着して、単に契約だから人気があるからお金になるからという、試合内容から目を背けた話が横行するのは、良いことでは無いですから。

しかし、バンタムですから王者は全員日本人。来年以降、初来日(試合のための、ですね)があるかもしれませんね。
まあ、ベストだったフライ級の頃に、やって然るべき人がやっていれば、その時に実現していた話ではあるんですが。
ロマゴンには新井田や高山や八重樫がいて良かった。松本博志もいました。それに引き換え...まあ、言うのも気の毒ですかね。


コメント
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