さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

「あちら」と取り合うのは分が悪そうで カシメロ、ネリー戦噂あり

2024-05-28 01:04:01 | 海外ボクシング


先日、伊藤雅雪プロモーターが、井上尚弥挑戦を目指すジョンリエル・カシメロに、再度評価を上げるキャンペーンたりうるマッチメイクを考えている、とYouTubeの動画で語っていましたが、海外での情報というか噂?も含め、その相手がルイス・ネリーではないか、という話題が出ています。






実現すれば、多くの興味を集めるカードだとは思います。
どちらも好悪抜きに言えば、話題性を持つキャラクターです。それ故に知名度も高いですしね。
これが日本で開催されるとなると、単独興行のメインになるのか、まさかの井上尚弥防衛戦アンダーに入るか、いずれにせよ一定以上の盛り上がりがあることでしょう。
まあ、あの初回ダウン奪取で、変にネリーの値打ちが上がってしもうたなあ、と嘆かわしい気持ちでもありますが。井上も罪なことをしたものです。



ただし、情報として語れば、錯綜しているなあ、としか言えません。

まず伊藤雅雪のYouTubeですが、ネリーと明言はもちろんしていません。
フィリピンの情報サイトも、他の情報やニュースも、話の出所がわからないものですし。
日本で噂になっているらしいぞ、という話が「情報」として国内外をぐるぐる回っている状況かな、という印象です。


そしてこの記事の中で一番信憑性があるのは、USAvsメキシコ対抗戦企画の話です。
サウジアラビアの娯楽庁長官殿、トルキ・アルシャイフ(様々な表記がされていますが、一番もっともらしい感じのコレで当分行きます)が企画した対抗戦(こういうの好きですね)、メインにカネロvsクロフォードを据えて5対5という構想があり、その中にスティーブン・フルトンとネリーの試合が上がっていました。

井上尚弥戦というビッグマッチで、心身の負荷は相当だったであろうネリーが、再起初戦でいきなり強敵フルトンと闘うのは難しそうな気もします。
さりとて、じゃあカシメロとなら楽なのか、というと、そういう話ではなくて、やはり井上尚弥と闘い終えたら、しばしの休息は必要でしょう。フルトンもまた、そうだったように。
まあ、マーロン・タパレスみたいに、ささっと再起した人もいますが。


いずれにせよ、米大陸のマーケットで知名度があり、需要がある選手を、あちらのプロモーターと取り合う、となると、伊藤雅雪、トレジャーボクシングにとっては、分が悪い勝負というか、荷が重い仕事だろうとは、容易に想像がつきます。
おそらく、残念ながら...という感じになる可能性の方が高いでしょうね。

それより、アジア地域で、カシメロの相手として成り立つような選手を探した方が良いのでは、と思います。
それこそタパレスとか(あのマネージャーが噛んでたら組めない?)。
或いはネリーより一段下のグループから、というと悪いですが、その辺の選手なら、米大陸の選手でもOKでしょう。

あと、国内で思いつく名前としては、再戦となる小國以載と決着戦を、と最初に出てきますが、カシメロ、やりたがりませんかね。
ウェイトが合うなら和氣慎吾も、知名度では負けていません。現状、勝負としては和氣にとり、厳しいかもしれませんが。
下町俊貴や中嶋一輝、村田昴らが、一気に国際的な知名度と評価アップを狙うチャレンジマッチ、というのも...やればいいのにと思わんでもないですが。はてさて。


コメント (2)
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