さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

判定とやかく商法、ですかね カテラル、テイラーに実質連勝

2024-05-27 08:47:33 | 海外ボクシング



日曜早朝DAZNのライブ配信、ジョシュ・テイラーvsジャック・カテラルの再戦は、カテラルが判定勝ちで雪辱成る、と形式上は書かねばならんのですが、内容的にはカテラルの連勝でした。
前回以上に揉める要素の無い、クリアな勝敗だったと思います。

確かに公式の数字はちょっと開いている印象でしたが、とはいえ見方一つでアリだろう、と思う範囲。
カテラルが先制して、テイラーが挽回を図り、しかし何度かカテラルが強く正確な右リードを駆使して流れを取り戻し、後続打に繋げる。
11回には実質ダウンではないかとも言えそうな場面もあり、カテラルの勝利は動かないものでした。


ところが試合後、ボブ・アラムが声高に何か言ったとか、テイラーもその意を受けて?三度目の対戦アピールとか。
何というか、判定とやかく商法、って感じですね。
個人的にはカテラル連勝なのに、三度目かぁ...と、どうしても思ってしまいます。

ただ、その反面、英国では想像以上に盛り上がるビッグマッチだったみたいで、場内の雰囲気は凄いものでした。
まあ、世界タイトルつかなくても、このくらいのカードをメインに置いて大箱が埋まり、盛り上がるというのはひとつの理想であり、羨ましく思ったりもします。
逆に日本じゃ、このカードに世界タイトルかけるんか、と思うことも多かったりしますから。



ところでジョシュ・テイラー、一時はもう140ポンド無理、とウェルター転向を盛んに言ってませんでしたっけ?
今回、計量失格などせず、きちんとパスしてフルラウンド健闘しましたが、やっぱり色々「目減り」してるなあ、と思って、その辺はちょっと残念でした。



コメント (2)
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