さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

PBC+Amazonの試合、またもWOWOW生中継 デービスvsマーティン、6月16日に

2024-05-21 12:00:28 | 海外ボクシング



そんなわけでDAZNのPPV「ほぼ」夜通し観賞を終えたところですが、全部で10試合あったんですかね。
一部寝てしまって見落としましたが、見た限りだけでも、これだけ色々盛り沢山だと、見る方もある意味闘いというか。大変でした。


王座転落となったジョー・コルディナはブレイク後?に打たれた左フックの影響もあったが、そもそも、元はライト級の選手で、身体付きも上手く回復出来ていない感じに見えました。
とはいえ、挑戦者アンソニー・カカーチもかなり強くて、これなら王座交代も納得か。
ウェールズとアイルランドのカードがサウジで、というのもなかなかですが、試合内容は熱のあるものでしたね。

ちなみにこのカカーチ、力石政法に敗れたイタリアのマイケル・マグネッシにはスプリットの判定勝ちを収めています。
この選手への、力石の挑戦は将来的にあるのでしょうか。
力石が130ポンドで、いつまで良いコンディションを作れるものか、ちょっと不安ですが、彼ならば、という気持ちもあります。


ヘビー級WBC2位と3位の対決で、フランク・サンチェスをボディ攻撃で沈めたアギット・カバエルには驚きました。
それまでのボディ攻撃も見事、そしてフィニッシュが左ボディジャブというのも、なかなか見ない。ある意味ヘビー級ならではでしょうか。

アンダーに出ていた若手選手、ダニエル・ラパン、デビッド・ニッカ(オプティマス・プライムのお面被って出てきた「ナイスガイ」)、マーク・チェンバレン、モーゼス・イタウマもそれぞれに特徴が出ていて、見ていて面白かったです。
最初に出てきた中東の選手は、やはり一人くらい入れておきたかった、というところかもしれませんが、ちょっと他とはレベルが違いましたかね。



確かにメインも凄かったし、長丁場もそれなりに楽しめはしましたが、やっぱり素材そのまんまをただ流すだけ、本当に何の手もかけていないDAZN日本の姿勢には、ちょっと不満というか、うーむ、と思うところ。別料金取ってこれかあ、という。

そこ行くと手間暇かけて、まあそれが邪魔に思える部分も僅かにありはしますが、やっぱり有り難いなあと思うWOWOWの生中継が、来月も決まりました。





これでPBCが米Amazonで試合を配信するようになって以降、3つの興行が全部、WOWOWでは生中継されることになります。
PBCが小規模な興行をこれからどうしていくのか、不勉強なもので何も知らないんですが、少なくともこういう大きな興行は、これからもWOWOWで見られるし、おそらく高い頻度で生中継、或いはオンデマンドでのライブ配信があると見て良さそうですね。

サウジマネーがバックにあるDAZNの猛威は凄いものがありますが、日本においてはトップランクとPBCの試合を安定供給してくれるWOWOWにも、負けずに頑張ってもらいたいものです。
上記の通り、番組作りの姿勢自体、比較するのも馬鹿らしいほど差がありますしね。
コメント (3)
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