さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

次の試合の目処はあるのか

2020-02-06 07:55:09 | 関東ボクシング
 


寺地拳四朗、具志堅の防衛記録更新に意欲、てな記事です。

しかし、まだ次の試合は未定。
前の試合は昨年の11月23日ですから、せめて5月くらいには次をやりたいところでしょうが、一度流れたアルバラードとの統一戦も、単独開催は難しいでしょうし、どうなるものか。
「例の試合」が実現するなら、当然のこと?そのセミでやってたんでしょうけども。

井上尚弥や村田諒太の試合が、もちろんそれぞれに趣は違えど、世界のボクシングシーンと言えるレベルで語られる一方、昨年の日本ボクシング界から、タイトル未経験者の新チャンピオンが出なかった事実が示すとおり「それ以外」との格差は、少しずつ広がっている感あり、です。

拳四朗の次のみならず、例えばムロジョン・アフマダリエフvs岩佐亮佑戦、或いは中谷潤人の世界挑戦試合も、単独となれば場所は後楽園ホールか、せいぜい2~3000人規模の会場でしょう。いっそ抱き合わせに、みたいな話もあり得るでしょうね。
先日ホールで挨拶に立った京口紘人の次も、まだ未定です。こちらに至っては直近の試合、昨年9月なんですけど。

今は、一つのタイトルを獲るだけでは「成功」とは言えない。あの井上尚弥でさえ、今の地位に就くまで、相当な年月と試合数を要しています。
タイトルホルダーになっても、さらに積極的に闘って、その内容と結果でステイタスを上げて行かねばならない。せめて、年3試合のペースで闘いたいところでしょう。
井上や村田級のスターなら、世界のトップボクサーのように、年2試合くらいのペースであってもまだ良いのかも知れませんが、これからさらに「上」を目指さねばならない段階の選手が、その機会をコンスタントに得られないのだとしたら、ボクシング界はまさしく苦境のただ中にある、と言わざるを得ないでしょう。


好選手の数自体は、さいわいにして多いと言えるでしょうから、彼らに活発な活動の機会を与えてほしいものです。
そのために、あれやこれやとある誼や柵、垣根はもう、取っ払ってほしいものです。
例えば寺地拳四朗と京口紘人。年末どうこうを待たずして組む、くらいのことをしないと、何も動かないなあ、と思うんですが...。



=========================



ということで、一曲。
佐野元春「愛のシステム」。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする